『漢語大詞典』索引研究
現状 | 研究終了 |
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詳細 | 『漢語大詞典』(全12巻)は、我が国の『諸橋大漢和辞典』(大修館書店)を上回る規模を目標に編纂された、中国国家重点科学研究事業による大辞書です。禅学研究を行なう上で、非常に有効な辞書の一つであるため、本辞典の見出し語彙をデータベース化することを開始し、結果として、その索引作成に発展した研究です。 索引作成のテキスト処理においては、テキストエディタ「秀丸」のマクロ言語を利用したプログラムで処理しました。ただ、版下作成において苦労がありました。当時はユニコードが利用できなかった上、膨大な字母を要するため、「北大方正」という中国のDTPソフトを利用し、中国製のプリンターで版下を作成しました。 平成5年度より、漢語大詞典出版社との共同編集により、全40万項目にも及ぶ語彙索引作業を行ない、平成9年8月、「多功能漢語大詞典索引」を刊行しました。 |
班長 班員 |
芳澤勝弘・西村惠学・高橋真由美 |