公益財団法人 禅文化研究所

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2015年春 特別展「-吉良家ゆかりの寺- 花岳寺と良哉元明」

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日付 2015/5/8
場所 花園大学歴史博物館
詳細 2015-05-08.jpg会期 平成27年5月18日(月)~7月11日(土)
開館時間=10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
休館日=日曜・花園大学休講日 ※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。
主催=公益財団法人 禅文化研究所・花園大学歴史博物館
協力=花岳寺(愛知県)
入館料=無料


山花岳寺(愛知県西尾市)は、もと山号を金星山と称し、真言寺院であったと伝えられます。貞和3年(1347)に実相寺(西尾市)の明一禅師)が入山して廃寺を復興し、臨済宗に転じて以降、東条吉良氏の外護を受けて栄えました。

戦国期、吉良氏の没落とともに当寺も衰退しましたが、永禄7年(1564)に徳川家康が従来の寺領を安堵、朱印地を寄進したことや、徳川政権のもと再興した吉良氏による復興により再び栄えました。寛文年間には吉良16411703)が華蔵寺三世の絶岩祖境を請じて中興開山としました。以後今日に至ります。

中興後、花岳寺の第五世住持となった哉元17061786)は、白隠慧鶴と古月禅材という近世臨済宗における二大傑僧の両者から印可を受けた人物です。師白隠に「文殊再来」と言わしめたとされるほどの頭脳を持ち、白隠禅師下五傑の一人とされています。
花岳寺には、吉良氏に関係する史料や、良哉をはじめとする歴代住持の墨蹟や美術資料が数多く蔵されています。しかし花岳寺の文化財がまとまって展観されたことはありません。本展では、花岳寺所蔵の文化財のうち、吉良氏関連の資料と良哉元明関連の資料を中心に展観し、近世三河の地における禅文化をご紹介します。
 

  • お問い合わせは、花園大学歴史博物館または花園大学入試課広報担当(TEL 075-811-5181・075-811-5181 )まで。

 

禅文化研究所創立50周年記念所蔵作品展不立文字【背面】
南華玄材墨蹟 「如何是祖師一句」[部分]  室町~江戸時代(16~17世紀) 〈期間:5月6日~6月7日〉
【右上】
蕪図[部分]  景初周随賛・雪村周継筆 室町時代(16世紀) 〈期間:4月2日~5月3日〉
花園大学歴史博物館開館時間=10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
休館日=日曜、5月5日(月・祝) ※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。
主催=花園大学歴史博物館・公益財団法人 禅文化研究所
入館料=無料
お問い合わせ=花園大学歴史博物館・花園大学企画広報室
〒604-8456 京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1
TEL (075)811-5181(075)811-5181㈹   FAX (075)811-9664
http://www.hanazono.ac.jp/
▼4.2            Wed.
6.7         Sat.2014三月 墨蹟