禅の文化・美術
禅の文化や美術、高僧の墨跡集などをご紹介します。
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一休の代表作でありその破天荒な生き様を表す『狂雲集』より三百首ほど選出し現代語訳と語注を施す。新たな一休像を示す画期的大作。春秋社 (2023/4/21) -
「頂相」は、禅僧の肖像画であり、〔師資相承〕を重んじる禅宗において、祖師の姿があらわされた頂相が最も重要なものとして位置づけられます。
本書は、臨済宗妙心寺派乾徳山恵林寺(山梨県甲州市)に遺されている歴代住職の頂相について、写真図版とともに、その賛文に釈文と注解を付したものです。
一ヶ寺の歴代頂相すべてを紹介する点でも珍しく、未だ本格的になされていない「頂相研究」に焦点を当てた貴重な一書です。 -
平成31年4月11日発行
遠諱を記念して円覚寺より発刊された禅師の遺墨集を、制作編集した禅文化研究所から特別頒布(直販のみ)。
B4判/帙入上製本/262頁 -
江戸時代に数多くの禅画と墨蹟を遺し、いまもなお多くの人々を魅了し続ける二人の禅僧、駿河(静岡)の白隠さんと博多(福岡)の仙厓さん。筆と墨を用いてそれぞれが描き表そうとした、禅のこころとかたちをご紹介。
平成30年1月1日〜2月12日にかけて、九州国立博物館にて開催された展観の図録です。
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踊る骸骨・抱き合う骸骨・さまざまな姿態の骸骨がくりひろげる現世の絵巻。写本「柿崎本」の完全復刻版。 -
禅文化研究所創立50周年を記念して刊行。 -
旅の中の夢、夢の中の旅。時を歩む禅僧、無夢一清の残した墨跡。
平成26年5月27日(火)〜7月6日(日)にかけて、九州国立博物館にて開催された展観の図録です。 -
龍澤寺(静岡県)・齢仙寺(滋賀県)・瓦屋寺(滋賀県)・石馬寺(滋賀県)・長勝寺(滋賀県)に蔵される東嶺圓慈の禅画と墨蹟61点を紹介
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丈山文庫および永明寺が蔵する、遂翁元盧の禅画・墨蹟62点を紹介 -
大圓寶鑑國師の350年遠諱を記念して刊行。 -
大圓寶鑑國師の350年遠諱を記念して刊行。 -
雲居希膺禅師350年遠諱を記念し、全国の関係寺院・機関・個人の協力を得て、昭和60年発行の『雲居和尚墨跡集』に掲載されなかった墨跡など130余点を収録。
特別頒布のため数量限定。
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禅と茶に精通した著者ならではの一冊。茶道の稽古、歴史等に加え、さらに深いところまで学びたい方に読んでいただきたい本。多くの茶書からの引用を用い簡潔に説明された文章で、手に取りやすい大きさの本でありながら、ずっしりとした茶道辞典のような内容を持つ名著である。 -
禅無くして茶の道は無し。利休居士も、茶の湯は、第一仏法を以て修行得道する事なり。と言われたように、茶を学ぶものは、その根本にある精神を知ろうとすべきである。また、茶の道を学ぶうちに、おのずと禅を知ろうという気になるものだ。そんな方の為にこの一冊をお薦めしたい。 -
口ずさみながら生活の中にいかす仏のこころ。
小倉百人一首になぞらえた仏教版百人一首。聖徳太子から白隠禅師に至る、各宗開山など高僧一百人の代表的和歌を集成。風合いのある和装本で、平安時代の雅びな和歌の世界とはまた違った、禅の趣を感じていただきたいです。 -
一休禅師の作とされる江戸期の開板本を現代仮名遣いに改めて復刻。
- 禅文化研究所の最新出版物のDMパンフ(2022年秋号)はこちら(PDFファイル)からご覧いただけます。