公益財団法人 禅文化研究所

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刊行普及

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季刊 禅文化 248号
2018年春号 4月25日発刊

定価:1,320円(税込)
発行日:2018/4/25
戦国時代、大名の多くが禅僧に帰依していた。その理由としては、常に生死と向き合っている武将の心境は、禅の己事究明の教えに深く通じるところがあったからであろうし、禅僧が漢学に学んだ交渉学・兵学の教養や、優れた漢文制作能力を持ち合わせていたことも挙げられよう。果たして武将たちは、帰依した禅僧からどのような影響を受けたのか。

ー特集 戦国武将と禅僧ー

太原雪斎と今川義元/小和田哲男
柳生宗矩と沢庵宗彭/船岡誠
快川紹喜と武田信玄/横山住雄
伊達政宗と虎哉宗乙/堀野宗俊
追悼 大井際断老師
恩師大井令碩先生を悼む/西村惠信
深謝す大隠窟老漢/横江令澄
わが師大井際断老大師を偲んで/保子令謙
現代に活きる禅僧/向令孝
*グラビア 圓福寺 ―京都八幡達磨堂 寺宝展― より
グラビア「圓福寺 ―京都八幡達磨堂 寺宝展― より」釈文
睡猫庵歌話(二十)羅漢軽妙尊者の歌 ―岩田正『背後の川』を読む―/大下一真
神会と敦煌本壇経の祖統説/古賀英彦
趙州云く、大宜は東北の角、小宜は僧堂の後/衣川賢次
禅の見方、考え方 (十二)私とは何者か ― 己事究明(九)/古川周賢
仏教界の覚醒と禅 (下之上)―要説・中国禅思想史53/伊吹敦
部分から全体へ 寺院建築入門 (十四)/佐々木日嘉里
禅における心身について (二十)腰を据え、気を充たす(八)/佐々木奘堂
― 病いはそのまま法の声 ―「からだ様」は神様です 第十回 卵子返りと兀座のすすめ/樺島勝徳
善財童子の求道ものがたり (四十二)ボサツ太子の降誕を見守る妙徳円満愛敬というルンビニー園林の女神 ―菩薩道五十三次 マカダ国ルンビニーの森 池鯉鮒(知立)の宿駅―/小林圓照
表紙解説/小和田哲男
いっぷく拝見
編集後記《すずろごと》
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カット 平川功

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