公益財団法人 禅文化研究所

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陽春の南都 バスツアー【終了】

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日付 2003/4/12
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実施記録

今回は古都奈良の寺院の中で、まず鑑真和上で知られる“唐招提寺”、次に平山郁夫画伯の“大唐西域大壁画”が特別開扉されている“薬師寺”、そして奈良ではめずらしい禅の寺“慈光院”を訪ねます。
昼食は、創作献立で知られる“萬京(ばんきょう)”にて、焼きあげた陶箱を割って食す“たまてばこ(名物驚きの松花堂)”をご賞味いただく趣向です。
日時 平成15年4月12日(土)9:00~
*日帰り
集合場所 JR京都駅八条口(南側)1階 観光バスプール脇コンコース(通路)
集合時間 午前8時45分(同時に受付をはじめます)
参加費 お一人様 18,000円(税込)
募集人員 両日とも先着45名様まで
*最少催行30名、定員に満たない場合、中止とさせていただくことがあります。
申込方法 こちらの申し込みフォームより3月31日(月)までお申し込みください。ただし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。悪しからずご了承ください。
コース 京都駅(9:00)===(10:50)唐招提寺(拝観)(12:00)===(12:10)萬京(昼食)(13:10)………(13:15)薬師寺(玄奘三蔵院・絵殿、拝観)(14:40)===(15:00)慈光院(お抹茶・法話・拝観)(16:30頃)===(18:40頃)京都駅八条口
みどころ 唐招提寺(とうしょうだいじ)
聖武天皇の招きで、苦難の末に来朝した唐の高僧鑑真和上により、天平宝字3年(759)に創建された学問寺。招提には、「みほとけのもとに修行する人たちの場」という意味がある。現在、金堂は改修中だが、講堂・経堂・宝蔵をはじめとする天平建築、また盧遮那仏・千手観音などの国宝の他、東山魁夷画伯の障壁画、鑑真和上像が祀られている。
薬師寺(やくしじ)
薬師寺は白雉31年(680)に、天武天皇が持統天皇の病気平癒を祈願し建立された法相宗の本山である。その後1300年の歳月を経て現存する。百万巻写経勧進を発願した高田好胤前管長は、金堂・西塔など白鳳伽藍復興に尽くされた。平成3年に落慶した玄奘三蔵院は、三蔵法師玄奘のご頂骨をお祀りし、あわせて平山郁夫画伯が、30年間非公開で制作した長さ49メートルの「大唐西域大壁画」を納める。今回は「玄奘三蔵院特別開扉」の好期であり、当ツアーのみ特に「大壁画の特別説明」をしていただける。
慈光院(じこういん)
奈良盆地を借景に建つ慈光院は、臨済宗大徳寺派に属す。寛文3年(1663)、石州流茶道の祖として知られる片桐石州が、父(慈光院殿)の菩提寺として、大徳寺の玉舟和尚を開山に迎え建立した。寺としてよりも境内全体が一つの茶席として造られ、門から建物までの道、座敷、庭園、そして露地を通って小間の席という、茶の湯に必要な全てを眼にすることができる。お抹茶を服し、ご法話を拝聴する。
萬京(ばんきょう)
薬師寺の両塔を眼前に、若草山・高円山を遠望する萬京は、書院造りの料亭。創作料理、懐石料理など献立は多彩。今回はテーブル席を用意、名物驚きの松花堂「たまてばこ」をゆっくりお楽しみいただく。