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研究所の花 2019/3

花粉きついですね。 私を含め杉花粉アレルギーの方には、辛い日々が始まってしまいました。今年は1月末くらいから、「あ、きたな」と感じており、市販薬を飲み始めましたが、先般の方広寺晋山式の日から完全にヒットしまして、ちょっと外に出ただけで、目は...
禅の寺

安永祖堂老師の方広寺晋山式

去る平成31年3月2日(土)、浜松市の大本山方広寺にて、第十一代管長となられた薔薇軒安永祖堂老師の晋山式があり、禅文化研究所からとして参列して参りました。幸いにしてお天気にも言うことなし、かえって暑いくらいの好天でした。 この大きな本堂に、...
本の刊行

「禅文化研究所紀要」34号発刊のお知らせ

禅文化研究所の「紀要」34号を発刊いたしました。32号よりホームページ上にて公開し、どなたさまにも自由にご覧いただけるようになっております。1988年より始まった景徳伝灯録研究会は、その会読成果としてこれまで3巻(巻第7・8・9、10・11...
本の刊行

誠拙周樗禅師の遺墨集 責了

もう2月もおしまいですね。あっという間に今年も六分の一が終わり。なんとも早いものです。さて、この4月11日に、鎌倉の円覚寺を中興された誠拙周樗禅師(大用国師)の200年遠諱が、大本山円覚寺に於いて勤修されます。それにあわせて禅師の遺墨集制作...
講演会など

京都書道連盟 文化講演会のお知らせ

来たる2019年3月31日(日)午後6時から、ハートピア京都において、前禅文化研究所所長の西村惠信師による講演「私の歩んだ禅の道」が開催されます。 聴講は無料で、先着200名(事前申込制)となっております。 お申込の方は 京都書道連盟事務局...
講演会など

第9回駿河白隠塾フォーラムのお知らせ

伊豆ではそろそろ河津桜が咲く頃ですね。来たる2019年3月10日(日)に、静岡県沼津駅前のプラザヴェルディにて、駿河白隠塾主催の第9回白隠塾フォーラム「白隠と健康」が開催されます。 第1部は「白隠あれこれ」と題して、白隠塾塾長の芳澤勝弘氏に...
デジタルアーカイブス

中津・自性寺へ

宇佐神宮をあとにして、デジタルアーカイブスの調査出張先である中津市の自性寺様へ向かいました。 予定通り10時着。積んできた調査機材を下ろして新幹線組のスタッフを待ちます。 この自性寺は奥平家の菩提寺でありますが、12代目の住職に提州禅恕(1...
3.その他の寺社

大分県の宇佐神宮参拝

しばらくブログ更新が途絶えましたが、白隠禅師の「富士大名図」を所蔵されていることでご存知の方も多いかと思います大分県中津市の自性寺様に、このたび、デジタルアーカイブ事業での調査に伺っていました。大概のところは車を運転していくことが多いのです...
自坊つれづれ

教区部内の花園会員研修会

自坊は滋賀県にある妙心寺派の末寺なのですが、昨年より、所属する教区部内の檀家会である「花園会」の研修会というものが開催されるようになり、今年も去る2019年2月12日に東近江市の会場にて開催されました。 兼務寺院もいれて27ヶ寺ある部内寺院...
講演会など

第14回臨黄教化研究会「SNS社会におけるコミュニケーションを考える」

去る2019年2月7~8日と、花園大学教堂ならびに花園会館をお借りして、臨済宗黄檗宗連合各派合議所主催の「第14回 臨黄教化研究会」を開催しました。 今回のテーマは「SNS社会におけるコミュニケーションを考える」ということで、50名強の僧侶...
美術館・博物館

百年の光跡 写真展京大吉田寮

京都大学吉田寮。名前は知られていても、内部までは知らない人が多いのではないでしょうか。耐震性にかけるとのことから、昨年9月末をもって住人である学生に退去命令が出ています。これによって学生自治で成り立ってきた長い歴史にも終止符が打たれるのです...
禅の寺

雪の永源寺

先般来の永源寺派管長・道前慈明老師のビデオ撮影の関係で、先日の朝、雪の永源寺を訪ねてきました。 旧八日市のあたりには雪がないのに、永源寺の門前あたりは、上記のような雪景色。やはり少し山の奥へ入ってきているために、平地とはだいぶ様子が違います...
自坊つれづれ

現代版:牛に曳かれて善光寺

まもなく旧正月。中国ではこれからお正月休みといったところで、京都にはまた多くの中国人観光客が訪れることに違いないでしょう。 それはさておき、自坊の檀家さんの中で一軒だけ、毎年旧暦のお正月に祈祷のためにお宅に出向いて、理趣分(「大般若波羅蜜多...
自坊つれづれ

黒板の入れ替え

自坊のことで恐縮です。一般の方は、いまや学校や大学にでも通っていない限り、あまり黒板というものにお目にかからないかとおもいますが、お寺では意外に必需品です。 どういう時に使うかというと、おもに布教師がお説教に見えたときに使われるものなのです...
本の刊行

季刊『禅文化』251号 発刊しました

本年最初の季刊「禅文化」を発行いたしました。お坊様がたにとっては年始の大般若祈祷会が記憶に新しいところかと思いますが、今季の「禅文化」では、禅宗と祈祷の関係について特集させていただきました。己事究明を主旨とするのが禅宗。有為の功徳を願うこと...