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瓔珞筒アナナス

我が実家で咲いた瓔珞(ようらく)筒アナナス。 ブラジルからアルゼンチンにかけて分布するというパイナップル科のこの花、非常に強く、ほったらかしにされていても必ず花をつけてくれ、株分けしなくてはならないほどに増えている。 名前がわからず私が調べ...
美術館・博物館

没後400年特別展覧会 長谷川等伯 -京都国立博物館-

京都国立博物館で開催中の、長谷川等伯展へ。 特に好きだというわけでもなく、とにかく「これだけの作品が集まるのだから行っておこう」と、金曜日の夜を狙って訪れてみた(金曜日は夜8時まで開館)。遠方からの人は少ないだろうし、金曜日の夜に何も好き好...

続・ソメイヨシノ

昨日アップした「ソメイヨシノ」に、お叱り?のコメントを頂きました。 もしもお気にさわったのでしたら申し訳ないことで、決して本意ではございません。皮肉を込めた挑発的な文章にしたまでのことですが、いささか「反体制」がすぎたのかもしれません。ひね...

ソメイヨシノ

どこもかしこもソメイヨシノ。 確かに花は美しい。しかし花以外はこれといってとりえのない木。開花時期の数日間に全てを賭け、夏・秋・冬は無残な姿を晒し続ける。 病気や害虫に弱く古木はほとんどない。若木なのにそこかしこが朽ちて穴が開いている。樹皮...
本の刊行

眠る

昨秋からよく眠る。 いまだかつて不眠症になったことは一度もないが、たまには寝付きの悪い夜や、夜中に目が覚めることはあった。それが昨秋から夜中に一度たりと目が覚めない。理由はこうだ。昨春だったか、季刊『禅文化』に「和尚さんの身体講座」をお書き...
京都

京都市北区の桜

所用で、京都市営地下鉄烏丸線の最終駅、京都国際会館駅まで。 駅から地上へ上がると、比叡山の近い事! 「山笑う」の時期をまさに迎えんとする新緑がキラキラと眩しく、終わりに近づいたソメイヨシノは花びらの絨毯を作り、そして今が盛りの八重桜に迎えら...
京都

-丁寧ということ-色と布と語りあう日々 清水繭子氏(染色家)

前々から一度訪れてみたかった、総合地球環境学研究所の環境思想セミナー。 今回は染色家、清水繭子氏(略歴やおおまかな今回のセミナー内容などはHPをご覧下さい)。 さて、「丁寧」とは、皆さんはどのような事だと思われますか? 自分で言うのもなんで...
豆知識

リサイクル・リユース「あげくだ」

ヤフーオークションだとか、モバオクなど、ネット上で多くのオークションサイトがある。 かくいう私も、今までにネットオークションで物品の売買をした経験があり、恩恵をうけていることも確かである。 そんななか、ちょっと風変わりなのは、「あげくだ」と...
禅のことば

歴史秘話ヒストリア ”みんな好き好き一休さん”

NHK総合テレビの歴史秘話ヒストリア(毎週水曜22:00~22:43)に、弊所所長・西村惠信先生が登場します。 平成22年4月21日放送分の、 「第37回放送予定 みんな好き好き一休さん ~禅の心で自由に生きろ~」 において、一休禅師の奇行...
美術館・博物館

奈良 富本憲吉記念館

大正・昭和を代表する陶芸家、富本憲吉。 かねてより気になっていた富本憲吉記念館を訪れた。 古いお宅の並ぶ静かな住宅街の中にそこはあり、昔とそうは変わらぬであろう邸宅跡に感慨深いものがあった。 家人より、始めて富本憲吉の作品写真を見せられた時...
1.禅文化研究所の仕事

白隠禅師仮名法語の板木

禅文化研究所で、平成7年から7年間にわたり行なっていた、「特別事業 『白隠禅師自筆刻本集成』」。 白隠禅師みずからの筆跡を梓に刻んだ仮名法語本は、残された原版本も少なく、散逸の危機に瀕していたため、現存する最良の版本を元に、旧来の伝統的な木...
禅と文化の旅

第9回 西村惠信所長と行く“禅と文化”の旅 ご案内

島原 角屋 年に2回開催しております、禅文化研究所バス旅行のご案内です。 弊所の所長・西村惠信と共に名刹や美術館などを訪れ、学びや気付きの多い旅になればと考えて企画しております。 ご参加、お待ち申し上げております。 5月18日(火) 9:3...
2.禅の文化

花祭り -お釈迦様の誕生日-

本日は花祭り。お釈迦様の誕生日です。 仏教寺院では、“仏誕生会”といってお釈迦様のご誕生を祝う法要が執り行なわれます。 お釈迦様は、ルンビニ(現在のネパール)にて約2500年前にお生まれになりました。私も大学の卒業旅行でネパールを旅した際に...

山村御流 奉花会 -奈良・円照寺-

大和三門跡寺院の一つ、現在は臨済宗妙心寺派の禅寺である円照寺。 普段公開はされていないこのお寺にて、こちらの住職を家元とする華道・山村御流が年に1度、4月の第一日曜に、法要・奉花会と免状授与式を行います。 道の世界に精進する者が集う晴れやか...
美術館・博物館

堀文子 -いつくしむ命-  -香雪美術館-

瀟洒な住宅街の中にあり、美しいお庭には四季の花々が溢れるこじんまりとした大好きな美術館、-香雪美術館-。茶道具の展示などが多い事から、昔から好きでよく訪れていた。 いつも私を豊かな気持ちにさせてくれていたこの美術館にて、大好きな堀文子さんの...