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京都

きらめく朝鮮の技 -高麗美術館-

日本も大きな影響を受けた韓国文化への親しみ、尊敬の念を、いつも再確認させてくれる美術館。京都市北区にある高麗美術館を訪れました。 現在、“きらめく朝鮮の技”と題して、螺鈿漆器と象嵌青磁を中心とした展覧が開催中です(6/28まで)。 今回一緒...
3.その他の寺社

京都春季非公開文化財特別公開のお知らせ

毎回とても楽しみな、「平成21年 京都春季非公開文化財特別公開」のお知らせです。 5月1日~10日にかけて、普段非公開の寺院や神社などが特別に公開されます。 ゴールデンウィーク中、京都の旅をご計画の方は是非ご参考までに下記HPをご覧になって...
3.その他の寺社

清涼寺 嵯峨大念仏狂言

京都三大念仏狂言(壬生狂言・嵯峨狂言・閻魔堂狂言)の1つ、嵯峨清涼寺の“嵯峨大念仏狂言”を観にでかけました(4月11日)。 京都に住んでいながらも初めての鑑賞となる無声狂言で、開演のどのくらい前に行けば座れるのか、チケットは必要なのか、いま...
禅のことば

-初発心時、便成正覚- えしん先生の禅語教室 その5

-初発心時、便成正覚 しょほっしんじ、べんじょうしょうがく- 「発心」というのは「発菩提心」(ほつぼだいしん)の略で、仏道を修行して悟りの彼岸へ渡りたいという願心を持つことです。今日の禅語「初め心を発する時、便ち正覚を成ず」は、『華厳経』に...
4.スタッフ便り

「おくりびと」に危機感?

4/5の日曜日の朝日新聞の朝刊を読んでいたら、"「おくりびと」に危機感"と題して、全日本仏教会長の松長有慶師(高野山真言宗管長)の記事があった。 僧侶の立場から「おくりびと」をどう見ましたかという質問に対し、 ――葬儀はこれまで仏教の専売特...
京都

京都御苑の桜と、京都御所春季一般公開のおしらせ

先日(4月12日)訪れました京都御苑の桜です。 早咲きの枝垂れ桜は、現在満開の桜に目を奪われていると、もう誰も桜と気がつかない程に緑のみずみずしい葉を勢いよく身にまとっていますが、八重の桜や紅枝垂れが満開の見頃を迎えていました。 約1ヶ月に...
滋賀

織田信長の寺 安土 摠見寺(そうけんじ)

滋賀県安土町にある安土城の大手門階段である。桜がみごろ(4月5日)。 ここにある織田信長の創建による摠見寺(そうけんじ)は今まで非公開とされてきたが、去る4月5日から日曜祝日のみ特別公開されることになった。 住職と懇意にさせていただいている...
京都

桜 借景の山にまた桜 -天龍寺-

先週、4月7日に仕事で訪れました嵐山・天龍寺です。 嵐山・亀山を借景として取り入れた曹源池庭園が有名ですが、山内どこにいても山に咲く桜が見られ、すぐ近くに咲く桜と共に何倍もの楽しみを与えてくれます。 「なんて贅沢なんだろう…」。と、しばし仕...
本の刊行

おしらせ -日曜美術館「妙心寺」・白隠禅画墨蹟集-

何度かこちらでもおしらせしましたが、5月10日まで、京都国立博物館において、“特別展 妙心寺”が開催されています。関連して、私も大好きな番組、4月12日のNHK教育テレビ『日曜美術館』で下記のとおり放送があります。 4月12日(日) NHK...
京都

不審花開今日春 -京都・霊鑑寺の椿-

今年もありがたい事に、3月28日~4月5日まで、別称“鹿ケ谷比丘尼御所”・“谷御所”とも呼ばれる門跡寺院・霊鑑寺(臨済宗南禅寺派)が公開されていました。 ブログでも何度かご紹介しておりますが、春と秋・椿と紅葉の美しい時期に限り1週間ほど特別...
1.禅文化研究所の仕事

図書の寄贈を受けました

去る3月上旬に、妙心寺山内天祥院閑栖、釈浩堂師より図書の寄贈を受けました。主に和装本で25点131冊、内容は四書五経などの古典類が多数を占めています。また、今回ご寄贈いただいた図書には、釈師の学問の師である加藤恭道師(1881~1940)の...
3.その他の寺社

一言主神社 -奈良県御所市-

一言主神社の御神木 イチョウ 九品寺から、まほろばの里の風景を楽しみつつ葛城古道を進むと、一言主(ひとことぬし)神社へと辿り着きます。 不思議な名前の神社だな…と思われませんか? こちらは、全国の一言主神社の総本社で、祭神の一言主神は「悪事...
3.その他の寺社

九品寺 -奈良県御所市-

聖武天皇による詔にて行基が開基、また、空海が中興と伝わる九品寺を訪れました。 奈良にあるお寺は何気なく人々の生活と信仰にとけこんでいますが、驚くほど古く由緒あるお寺であったりします。 1558年より浄土宗の寺院となり、本尊は重文の阿弥陀如来...
京都

嵯峨 桜守・佐野藤右衛門邸の夜桜

創業天保年間、代々御室御所に仕えた植木職人。現当主で16代目を数える嵯峨の桜守、佐野藤右衛門氏のご自邸へ、夜桜を見にでかけました。 ちょうど桜の花の良い時期、たくさんの種類の見事な桜の木が植わっているご自邸のお庭を、一般に無料で開放され、夜...
各派管長・老師のことば

妙心寺開山650年大遠諱へ その2

遠諱団参の続きである。 退蔵院を出た後、仏殿と法堂の間で集合写真をにこやかに撮っていただいて、檀家さんたちは法堂へ案内され、私たち住職は大方丈の隣の寝堂で出頭用の法衣に着替え待機。