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【南群 ドゥラデーオ寺院】 カジュラホその3 -インド-

素朴な風景の中、散歩がてら徒歩にて(暑いですが…)一番はじめに訪れたのが、南郡にあるシヴァ神を祀る寺院、ドゥラデーオ寺院(Duladeo Temple)です。 カジュラホでも最後期、12世紀初めに建てられたそうです。 側壁には、美しい天女(...
4.スタッフ便り

映画 “おくりびと”

このブログでは、今のところ「映画 "禅ZEN"」への記事のアクセス数が多いので……、というわけでもないが、またまた映画のお話。 タイトルにある「映画 "おくりびと"」を、今頃になって観にいった。封切り当初からちょっと気になっていたのであるが...
美術館・博物館

花のかんばせ -樂美術館-

京都市上京区にある、樂美術館を訪れました。 現在、-樂歴代 花のかんばせ-と題して、花にゆかりのある樂家のお茶碗がお目見えしています。 >3月29日(日)まで。 花の形をしたもの、花の文様が描かれたり彫られたりしているもの、ご銘に花の名がつ...
4.スタッフ便り

今年もこの日が来た St. Valentine’s Day

昨年もバレンタインデーにはこのような記事があがっていたが、また今年もこの“バレンタインデー”について一考察。 この不況にベルギー産の高いチョコなんて買っていられない!  あの人へも買うのならこの人へも…ときりがなく、意外にすごい出費…。えび...
4.スタッフ便り

映画『禅ZEN』を観て -「あるがまま」って?-

さて、先ごろ掲載しました職員の酷評に続き私めも……。 おりんという女性の立場に立って観てみたい!と、おそろしく期待して楽しみに観にでかけたのですが、感想はというと、ほぼ前回、他の職員が書いたものと同じようなものでした。 一番残念だったのは、...
自坊つれづれ

霜を知らない子供達へ -田舎の禅寺の朝-

もう立春を過ぎた。つまり暦の上では春なのだ。 ただ、朝夕はまだまだ冷え込む日もあり、文字通り三寒四温といったところか。 そんななか、先日も、自坊の裏の田畑は、まっしろに朝霜で覆われた。 朝霜に覆われた田んぼにカメラを向けていると、翼の黒白茶...
禅の寺

冬の庭

落葉樹の葉がすっかり落ちてしまったこの季節、我が寺の庭は寂しい佇まいを見せている。昨年は雪で覆われる日も何日かあったのだが、今年は全くといっていいほど積雪がなく庭の変化も楽しめない。 中央にある紅葉の木は樹齢も古くかなり弱ってきており、昔の...
4.スタッフ便り

セイタカアワダチソウ -青木新門『納棺夫日記』より-

「ススキが全滅しそうで、セイタカアワダチソウは好きじゃない!」と長い間思っていたのだが、何年か前、こんな文章に出会った。 「こちらへ来る途中見かけたのですが、セイタカアワダチソウ、すごいですね?」 「ああ、あの草ね」 「日本中、まっ黄色にな...
4.スタッフ便り

ニトクリス

ヘロドトスは「歴史の父」と言われる古代ギリシアの歴史家であるが、その著書『歴史』の中に、アッシリアの女王ニトクリスについての記述がある。首都バビロンに堤防を築くなど、彼女の行なった様々な功績を記した後、ヘロドトスは次のような逸話を伝えている...
4.スタッフ便り

映画 ”禅 ZEN”を見て その2

1月20日のブログ記事では、映画 "禅 ZEN"を見たというご報告だけをさせていただいた。 今回は、私なりの正直な感想を書きたいと思う。 結論からいうと酷評である。残念ながら全く以て駄作だと思うからだ。御覧になった皆さんはどうであったであろ...
美術館・博物館

上野伊三郎+リチ コレクション展 -京都国立近代美術館-

町でみかけたポスターの、色鮮やかな独特の表現に惹かれ、京都国立近代美術館へでかけました。 自分の好きな分野の美術館ばかりにでかけていると、偏りが出てきてしまい、なかなか他の世界に出会うきっかけを無くしかけますが、こちらの美術館での展観はいつ...
禅の寺

甲斐の国のたからもの -山梨県立博物館-

“甲斐の国”と聞けば、まず皆さんは何を思い浮かべられますか?! やはり武田信玄公!!! でしょうか。もうそれしかないというほどに歴史上印象強い武将ですね。 そこまで思われたのなら、是非、我らが臨済宗としては、禅に深く帰依し学ばれた信玄公(そ...

お国は違えど十人十色 カジュラホその2 -インド-

カジュラホの寺院群は、大きく西群、東群、南群に分かれます。 ホテルにチェックインした後、ぶらぶらと歩いて、まずは東群・南群の寺院を目指す事にしてみました。 ホテルの敷地を出た瞬間から、日本語を巧に操る少年達がついてきて、話しかけてきます。 ...
禅の寺

妙心寺展 開催中! -東京国立博物館-

既に、このブログでも紹介した(2008/12/25)が、現在、東京国立博物館で、「妙心寺展」が開かれている。 今年、大本山妙心寺の開山無相大師の650年遠諱の年に因んでの特別展観である。 大本山妙心寺の宝物はもちろんのこと、妙心寺派の各寺院...
美術館・博物館

ノリタケデザイン100年の歴史 -京都文化博物館-

日本の多くの家庭で昔から愛用されてきた“ノリタケ ボーンチャイナ”。 西洋の高級食器メーカーの物よりも手が届きやすく、普段使いしやすい事からも各家庭においてもとても馴染み深いものだと思います。 この、日本を代表する食器メーカーの100年の歴...