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第4回 西村惠信所長といく“禅と文化”の旅 その1

11/3(金)、第4回西村惠信所長といく“禅と文化”の旅のご報告です。 行程はこちら 奈良の町は思った以上に木々の紅葉も美しく、時にバスの中から歓声があがりました。 まず目指すのは大和三門跡寺院の一つ、妙心寺派の円照寺です。普段公開されてい...
美術館・博物館

相国寺の禅林文化 -承天閣美術館-

相国寺承天閣美術館にて、-相国寺の禅林文化-と題して、室町から近世にいたるまでの名品が展示中ですので訪れてみました。 さすがは足利家とのゆかり深い相国寺。金閣寺・銀閣寺も相国寺派に属しますので、その所蔵品の筋の良い事、そして格調の高さ、どれ...
京都

紅葉情報 -高山寺-

私の好きな寺の1つ。明恵上人の庵として知られる高山寺です。11/4(日)に訪れましたが、なかなか美しい紅葉が見られました。紅葉を楽しみに京都を訪れる方は、どうぞ目安にして下さい。ちなみに、3日に鞍馬を訪れた知り合いは、栂尾ほどに紅葉はしてい...

石見銀山2 -出雲-

大森地区を散策するうちに気づいたこと。 さほど大きな町並みではないのだが、意外にもお寺が多いのである。 臨済宗はないようだったが、浄土真宗を主として、5~6カ寺はあったのではないかと思う。 採掘によって亡くなった方を弔うということも少なくな...
京都

狩野永徳 -京都国立博物館-

京都国立博物館では、11/18(日)まで、狩野永徳展が開催されています。 少し前の話ですが、研究所メンバーで、有難くも内覧会に行かせていただきました。 戦国時代、天下統一を目指すほどの武将が出たこの時期、やはり、彼らを納得させるだけの人物が...

インドの鉄道

インドに行くなら必ず一度は体験してみたい列車の旅。 アグラからオーランガバードまでを寝台列車にて移動です。 皆さん乗車時間を聞くとびっくりするかと思います。約17時間です、17時間。 夕方5時頃出発して、昼の11時前に到着。 おかげで、旅の...
京都

金戒光明寺山門 -非公開文化財特別拝観-

前回の“禅と文化”の旅のコースにも入れさせていただき、皆様をお連れした黒谷さん(金戒光明寺)の山門や庭園が、11/11(日)まで特別拝観となっています。 私は光明寺が好きでよく訪れるのですが、今回も山門に登らせていただいて参りました。 幕末...
美術館・博物館

第59回 正倉院展 -奈良国立博物館-

奈良が一年のうちに一番賑わうのではないでしょうか。今年も、「正倉院展」が始まっています(11/12まで)。 約1200年も前に異国の地からやってきた、あるいは日本にて作られた美しきもの達。それが今もなお素晴らしい保存状態で受け継がれ、目に触...
美術館・博物館

乾山の芸術と光琳 -出光美術館(東京)-

丸の内の出光美術館にて、11/3~12/16まで、-乾山の芸術と光琳-展が開催されます。 ご存知のとおり、この尾形光琳(1658-1716)・乾山(1663-1743)の兄弟は、京都の呉服商雁金屋の生まれで、兄弟共に非凡な才能を発揮した、当...
1.禅文化研究所の仕事

教育とは 季刊『禅文化』より

社会や家庭における様々な事件が連日報道され、人々の心の荒廃が浮き彫りになっている昨今。 「教育とは」という事を議論し、子供達のためにと考えぬいて「ゆとり教育」というものが実践されてまだ数年。しかしそれももう立ち返って見直される必要性に迫られ...

石見銀山1 -出雲-

日本で一番長い名前の郵便局である「石見銀山大森郵便局」。 今回の出雲行の最後の目玉が、ここ岩見銀山遺跡である。 今年から、世界文化遺産の一つに「石見銀山遺跡とその文化的景観」が登録され、関西の駅や電車などでも広告が目立つようになった。 鎌倉...
京都

「開館30周年記念展 暦年の茶」-北村美術館-

河原町今出川にある北村美術館を訪れました。 2007年9月9日(日)~12月9日(日)まで、「暦年の茶」と題して、開館30周年と宗旦居士350回忌の節目の年を記念するに相応しい道具が展示されています。 こちらでの展示が楽しいのは、待合や、小...

出雲の窯元 -出雲-

しばらく間があいてしまったが、出雲行きのつづきにおつき合いいただきたい。 出雲にも名の知れた窯元があり、そのなかの二ケ所に旅のついでに立ち寄ってみた。 一つは温泉として日本最古の歴史を持つ玉造温泉の程近くにある、布志名焼きの窯元「湯町窯」。...

アグラの町にて その2 -インド-

その1に続いて、アグラの町の色々をご紹介。今回は市場なども…。 いつから変えていないのだろう・・・と思ってしまう真っ黒な油に、器用に何やらホットケーキの生地のようなものをしぼり出し、お花のような形に。次々と揚げられていきます。 京都の着倒れ...
4.スタッフ便り

「鍛える」ということ

日々、黙々と坐禅をする友人の研究者が、「規律やしごきで人が悟れるなら、どうしてアウシュヴィッツの囚人たちは悟らなかったのだろう」と言ったことがある。 相撲部屋のしごき騒動が云々されている。激しいぶつかり合いの稽古が禁止されれば力士たちの教育...