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美術館・博物館

岡山 林原美術館 -うるしの華-

主に茶道史の研究で知られる、熊倉功夫先生が館長になられたという事で知ったこの美術館。 岡山を訪れた際にお邪魔してみた。 美術館の名称からも察する事ができるように、このような私設の美術館が私は好きだ。 創設者の審美眼に耐えうる物のみが集められ...
京都

花は野にあるように -高島屋 山村御流華展-

いつも(年に2回)楽しみにしている、京都高島屋での山村御流の華展にお邪魔した。 華道の流派は数えきれないほどあり、自分が習っている流派はもちろん好きで習っているのだが、この「山村御流」の花というのはまた格別な存在なのだ。 誰にも何にもこびず...

伊吹山 6 山裾の関ケ原

涼しい伊吹山を後にしてドライブウェイを下り、関ケ原インターへ向かう国道365号線から、ほんの200mも入ると、そこに笹尾山がある。 ここはあの天下分け目の戦いである関ケ原の古戦場、西側の大将、石田三成の陣があったところである。イメージからす...
1.禅文化研究所の仕事

研究所の蔵書

当研究所には、寄贈を受けたり購入したりした蔵書が相当数ある。近代以降の洋装本が主であるが、江戸時代を中心とする和装本もかなりの量にのぼる。 江戸時代の出版物は、当時の物価から考えても、かなり高価なものだったようだ。それにもかかわらず、さまざ...

伊吹山 5 夏の雲

「雲はわき 光あふれてー♪」 大会歌にある全国高校野球大会は今年も終わった。 わきおこる雲をみて、この歌を思い出して、思わず口ずさんでしまった。 伊吹山のお花畑もさることながら、私は雲をみていてもしばらく飽きなかった。 雲はいつも天空にある...
滋賀

柳田聖山先生の生まれ、そして、眠る地

昨年11月8日、あの著名な禅宗史研究者である柳田聖山先生は逝かれた。 読者諸氏は、先生の生まれ故郷が滋賀県彦根市にある荒神山にある延寿寺という、臨済宗永源寺派の小さなお寺であることを御存知であろうか。
美術館・博物館

フィラデルフィア美術館展 -京都市美術館-

9/24(月)まで、フィラデルフィア美術館より、数々の名画が岡崎の京都市美術館に来ている。 西洋絵画には全くと言ってもいいほど無知な私だが、教科書で習った通りの西洋絵画史の変遷を実際に楽しめた。 19世紀の写実主義、ミレーやコロー、クールベ...

伊吹山 4 山野草Part3

通常のトラノオとはうってかわって、ごくごくかわいらしいイブキトラノオ。 こちらはルリトラノオ。瑠璃色が美しいです。こちらも茶花としてよく用いられます。 これはイブキアザミ。 最後にキンミズヒキ。黄色い花がとても涼しげです。 どれもこれも愛ら...
京都

虫の音

まだまだ日中は肌がヒリヒリするくらいの日差し、暑さが続くが、ちょうど一週間前の24日夜から虫の輪唱がそこここからきこえるようになった。 毎日、日が暮れた後に外の花に水をやるのだが、びっくりするくらいの数の虫の音に、人間は暑い暑いと気付かなく...

伊吹山 3 山野草Part2

本日も伊吹山の草花の紹介。 これはカワラナデシコ。 茶花としてもよく用いられるかわいらしい花です。 黄色いのは菊科のメタカラコウ。白い泡だった花は、シシウド。シシウドは山でよくみかけますね。 ヤマアジサイ。大きく咲き誇るあじさいの花もいいで...
美術館・博物館

世界遺産 ナスカ展 -京都文化博物館-

遺跡にも興味があり、非常に惹かれるものの、地球の裏側という遠さと、あまりに違う文化を持つ為、まだまだ神秘の世界のような、本当に地球上にこんなとこがあるのかしらんと思うような地。それでもやはり、いつかは訪れてみたい地。 そんなナスカの展示が京...
本の刊行

NHKラジオ深夜便 -トーマス・カーシュナー師-

2月11日に、NHK教育テレビ「こころの時代 宗教・人生 -人生の荷物は少ないほうがいい-」に出演された、トーマス・カーシュナー師。 テレビの反響とはさすがにすごいもので、たくさんの本(『禅僧になったアメリカ人』)をご注文いただいた。 研究...
2.禅の文化

京都五山 禅の文化展公式HP -東京国立博物館-

現在、東京国立博物館にて開催中の京都五山 禅の文化展。 その公式サイトに、我が禅文化研究所と、弊所に事務局を置く、臨黄合議所のホームページを、主催者側のご厚意により、紹介していただけた。 >こちら 公式サイトでは、この展示に関するブログなど...
禅の寺

先祖代々の墓

お盆にお墓参りに行ってきた。新しい霊園には「翔」「夢」など、思い思いの文字が書かれた墓石もかなり増えてきたが、実家の墓地は村の共同墓地で、「先祖代々之墓」「〇〇家之墓」などと彫られた角柱形のものが主流である。 これらの墓は、彫ってある文字が...
美術館・博物館

堀 文子展 -京都高島屋-

『画業70年 自然と共に生きて 堀 文子展』 を訪れた。 (8/15~20日まで、京都高島屋グランドホールにて開催。9/12~24まで、難波高島屋でも開催予定) 以前から、婦人雑誌に度々紹介されている事があり、今まで見たことの無いような画風...