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京都

『尊氏と天龍寺』展 於:天龍寺

嵐山天龍寺において、5月5日まで、『尊氏と天龍寺』展が開催中だ。 尊氏が描いたとされる「蘆葉の達磨」など、足利家と天龍寺の縁の深さを思わせる名品などが本堂内に展示されている。 曹源池の新緑も目に鮮やかなこの季節。 お出かけになられる方には是...

韓国 -大韓仏教総本山曹渓寺-

朝鮮王朝(李氏朝鮮)では儒学が尊重された一方、仏教は衰退の一途を辿った。朱子学を自己の行動規範とする「士大夫」の目には、仏教は「婦女子」の信じる蒙昧な宗教と映ったのである。 王朝末期以降、紆余曲折を経ながらも仏教は復興し、多くの宗派が成立す...

韓国-スターバックス仁寺洞店-

ガイドブックを見て存在することは知っていたのですが、仁寺洞を散策していましたら偶然見つけました。 こちらは看板がハングルで書かれたスターバックスコーヒーのお店です。世界各国にあるスターバックスの中でもハングル表記の店舗はここだけだそうです。...

ブータン民家の仏間 -ブータン-

ブータンの民家にて拝見させていただいた仏間の豪華さに驚いた。 農家の人達は信仰心厚く(この国全体がそうだが)、稼いだお金は、生活費をのぞけばほとんどこの仏具などに費やすそうな。 そしてこの仏間は、日本のように普段家族が祈る場というわけではな...

稲葉山城 -岐阜-

ちょうど岐阜に出かける機会があった為、司馬遼太郎氏の『国盗り物語』を読み、歴史にはまってしまっている私は、かの斉藤道三の居城、稲葉山城(信長の時代より、岐阜城)を訪れた。 どうやったらこんな所に?! という山のてっぺんにその城はある。 美し...
本の刊行

DVD自宅で坐る/DVD禅の庭 龍安寺

禅文化研究所では、以前よりビデオテープ商品を何点か発売してきたが、4月24日より、その中の『自宅で坐る』と『禅の庭 龍安寺 -時光陰-』の2商品をDVD商品として改めて発売を開始した(ビデオのマスターテープからDVD化したもの)。 あわせて...

韓国 -リウム〔サムソン美術館〕-

ソウルへ行くならここ!と、韓国美術に非常に詳しい知り合いに教えてもらったのが、リウム。 韓国が世界に誇る大財閥、サムソン(三星)グループが、2004年10月に開設した私設美術館だ。 世界的なスイス人建築家、マリオ・ボッタが設計した古美術館と...

韓国 -清渓川-

とても賑やかなソウルの中心部でほっとする風景を見つけました。これは清渓川(チョゲチョン)という川で2005年10月に復元されたものです。どのような経緯で復元に至ったのかは、清渓川の歴史と変遷に掲載されています。 きれいに整備されたこの川が、...
京都

アール・デコ・ジュエリーの世界-京都国立近代美術館-

去る4月15日まで、岡崎の京都国立近代美術館にて、「アール・デコ・ジュエリーの世界」と題して、カルティエのデザイナーとして活躍した、シャルル・ジャコーによるデザイン画や、それをもとに制作された宝飾品、同じ時代のラリック、また、現在でも宝石商...
本の刊行

「歌から立ち上がる生の気配」

北冬舎発刊の『北冬』に掲載された、06年6月発刊の、『生のうた 死のうた』の書評をご紹介したい。 「歌から立ち上がる生の気配」  「短歌は短い詩型であるが、多くの言葉を連ねるよりも深く、あるいは鋭く、生命世界が暗示されることがある。」と「あ...

タクツァン僧院 -ブータン-

ブータン最高の聖地である、タクツァン僧院へ。 この旅の目的のメインともいえる寺院訪問。 ブータンに仏教を広めたグル・リンポチェが、虎の背中に乗って飛んで来て、崖のくぼみで瞑想をし、その後土着の神々を調伏し仏教に改宗させたとの事。 宗教色濃い...
京都

哲学の道の春

-哲学の道-といえば、春の桜ばかりが取り上げられるが、近所の方々が植えていらっしゃるのか、元々ある花なのか、様々な春の花を楽しむ事が出来るのだ。 下ばかり向いてないで、上を向いて歩こう・・・とはよく言うが、桜桜と、上ばかり向いて歩かずとも、...

韓国 -民俗村 鳥-

カササギという韓国の国鳥である。旅行中、韓国各地でみかけたし、この民俗村でも近くで見ることができた。木の上には巣もみつけることができた。 尾が長く、羽と腹の一部分は白で、ほかは青みのかかった黒い、カラス科の鳥。 カシャカシャと大きい声で鳴く...
禅の寺

奈良 円照寺

後水尾天皇の第一皇女、文智内親王(梅宮さま)が開山の門跡寺院。 法華寺、中宮寺と並んで大和三門跡寺院の一つで、現在は臨済宗妙心寺派の寺院、本尊は如意輪観音である。 花の好きな後水尾天皇の影響を受けてか、開山の梅宮さまも、奈良の豊かな自然の中...

韓国 -ヤンバンの家-

民俗村の一番奧の方には、伝統婚礼式場の様子が展示されている大きな家がある。 ここは両班の家。両班は韓国語でヤンバンといい、朝鮮王朝時代の身分の高い貴族階級であるが、そもそもは身分ではなく、文臣武臣の二つの班からなる官僚制度をさすものであった...