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滋賀

志村ふくみの紬織りを楽しむ-滋賀県立近代美術館-

志村ふくみさんの紬の世界を見に、お隣の滋賀へ。>4/8(日)まで 志村さんについては、白洲正子さんの著書の中で知り得てからというもの、「紬」の今までの概念だけに捕らわれないその作風と、染色の「色」の美しさに、頭の片隅に鮮明に記憶されていたの...

長谷寺

真言宗豊山派の総本山、奈良の桜井市にある、豊山・長谷寺を訪ねた。 桜、木蓮、藤、紫陽花、紅葉、寒牡丹と、一年中、花の絶えないお寺として有名ではあるけれども、今が一番花が少なくひっそりしているのではないだろうか。 私は人でごった返しているお寺...
京都

茶屋四郎次郎邸址

油小路下長者通りの角に、茶屋四郎次郎邸があった場所を示す石碑がある。 日本史の教科書で、少し見かけたことがあるかも?知れないこの名前。 織豊時代から、江戸初期まで栄えた京都の豪商で、当主が代々-茶屋四郎次郎-を襲名する(本姓は中島氏)。 江...
京都

あなめでた 吉祥-裏千家茶道資料館-

堀川通り沿いにある、裏千家茶道資料館を訪れた。 「あなめでた 吉祥」と題して、吉祥文様を取り入れたお道具、その他美術工芸品などが展示されていた。 1月らしい数々の展示品に心華やぎ、吉祥文様のいわれなどについても解説があった為、その意匠は知っ...
京都

花背の里 花竹庵

三連休。 京都、花背にある花竹庵(かちくあん)を訪れた。 美味しい蕎麦が食べられるとの噂で、何も調べずに出かけたのだが、実はここ、西本願寺絵所十二代絵師で、版画家の徳力富吉郎師(1902~2000)の夏画室だったとの事。 その上、庵号は表千...
美術館・博物館

樂美術館-ゆく年くる年・光悦の足跡-

前回の展覧、「光悦と樂導入 二つの樂茶碗 二人の交友」に引き続き、今回は、樂家に大きな影響を与えた光悦の足跡についてをたどるような内容となっている(2月25日まで)。 また、季節に合わせて、新春の慶びを味わえるような作品の数々も展示中だ。 ...
京都

水仙も春を感じて・・・

我らが研究所の前にある花壇。 ついこないだまではまだ蕾が多かったのですが、ここ3~4日で満開になりました。 楚々として、その姿に、その香に、こちらの心が清らかになるようです。 毎朝出勤時、今日はどの蕾が開いただろうと楽しみに花壇の前を通るの...
滋賀

菜の花畑と比良の雪山

先日、京都にも雪が舞ったばかりであるが、暦の上では節分が過ぎ立春を迎えた。 何か春を感じさせる場所がないかなとネットを探していたら、琵琶湖畔の菜の花畑が見頃であることを知って出かけてみた。 場所は守山市のなぎさ公園の菜の花畑。 12000本...
本の刊行

『禅僧になったアメリカ人』 カーシュナー師テレビ出演

『禅僧になったアメリカ人』の著者、トーマス・カーシュナー師が、NHK教育テレビに出演されます。 是非ご高覧下さい。   ○2月11日(日)午前5時~6時 (再放送は、2月18日午後2時~3時)   ○NHK教育テレビ 「こころの時代 宗教・...

国立博物館 -ブータン-

この博物館の建物には、下にあるパロ・ゾンの背後を守る望楼の役割があったらしい。 半円を真ん中で合わせた?ような形になっており、中は迷路のようで、一体自分がどのようにどこへ進んでいるのか、中に入ると全くわからない。 『地球の歩き方』には、「各...
美術館・博物館

逸翁美術館-千家のお茶と職家のお道具-

この逸翁美術館では、阪急グループの創始者である、小林一三翁の所蔵品を公開している。 いつもは、逸翁(小林一三の雅号)が日本のみならず、世界各国でみつけて来た-見立て-の道具(元々は茶道具ではないものを、茶道具とみたてて使う)が数多く展示され...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№6-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...
京都

御苑の梅

もしや、この暖かさだともう・・・。 と思い、御苑へ散歩に出かける。 春や秋と違って彩りの無い、しんとした御苑内に、一本だけ満開の梅。 春ももうすぐそこですね。
本の刊行

いのちについて思う

先日「硫黄島からの手紙」という話題の映画を見た。戦局の最先端にいて殺し合いの末に命を落す人、弾薬が底を突き戦うことができず自害していく人、敵に投降したにもかかわらず殺される人、そして戦地に愛する人を送って国で待つ人……。戦時中に生きていた人...
京都

ラブレター

友人と山科区小野の随心院に詣った。 雨僧正と呼ばれた仁海の開創である当寺は、真言宗の二大流派のうち小野流の本寺として栄えた、日本仏教史の上でも重要な寺である。しかし、現在では一般に小野小町ゆかりの寺として知られている。 一室に小野小町が自ら...