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美術館・博物館

雪月花と地球温暖化

3/11(日)まで、岡崎の細見美術館にて、「雪・月・花 展」-雛かざりとともに- が開催中なので、先日訪れてみた。 日本における、冬の雪・秋の月・春の花。 日本人が古来より愛してやまないものたち。  日本人は、季節をいくつにも分けて、その季...

この国の風景 -ブータン-

ブータンの人々は、自分たちの国の事を、-雷龍の国-と呼んだり、デュルック・ユル-穏やかな龍の地-と呼んでいる。 ブータンを旅していて、この風景を見た時、「あぁ、本当に龍がこの国を守っているのかもしれない。ちゃんと龍の通り道があるんだ」と思っ...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№5-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...
京都

上田秋成の墓

雨の日、いつもなら自転車で京都中を走るのだが、久々にバスと歩きででかけた。 歩いていると、ふと、この先に何かありそうだと、細い路地に入って行ってみたりする。 南禅寺の参道で、まっすぐ南禅寺拝観に向かう人からはずれて、とある路地を曲がってみた...
美術館・博物館

野村美術館 -茶・花・香-

雨の降る休日、野村美術館を訪れた。 ここにはいつも、名品中の名品が揃っている。 今回、私の心に深く残ったのは、千利休筆「妙」の字。 どういう思いで利休さんはこの一字をしたためたのか・・・。 その他、禅僧の古墨跡なども展観されており、一代で、...
京都

冬の曼殊院

延暦年間(728~806)に、最澄により、鎮護国家の道場として比叡の地に創建されたのが曼殊院のはじまり。天台宗の門跡寺院である。 樹齢400年の五葉松が、鶴を表現している。 白川通りから少し東へ登ったこのあたりは、景観保護地区でもある為、こ...
4.スタッフ便り

朝日と夕陽

亥年を迎えてから、はや半月。もう今年の24分の1が終わったことになる。 よく言われることだが、日本は敗戦後60年で、日本人としての大切なものをどんどんなくしてしまっていっているのではないだろうか。 例えば、大晦日から元旦。 ただ日が変わるだ...
本の刊行

覚阿上人 ―『五灯会元』に収録された唯一の日本人―

この度、禅文化研究所から出版された『訓読 五灯会元』全三巻は、中国禅僧約二〇三〇人の伝記を収める大著の初の訓読本である。 その中にただ一人だけ、日本人が収録されている。平安末期の覚阿(一一四三~?)である。実は、大日能忍や明菴栄西に先んじて...
4.スタッフ便り

巨木の受難

古木が生い茂る鎮守の森。その姿は日本人の精神の原風景とも言えよう。「千古斧入れぬ」という形容もあるように、祖先たちはその保護に意を注いで来た。最近では巨木に対する関心も高まり、各地で調査保護の活動がなされている。 この鎮守の森に、思わぬ所か...
禅の寺

重要文化財『龍虎図』 -妙心寺-

大本山妙心寺所蔵の、狩野山楽による-龍虎図-(重文)の高精細複製品が、(財)京都国際文化交流財団より、妙心寺に寄贈されました。 本物は、京都国立博物館に委託保存されており、お目にかかれる機会はそうはありません。 この複製については、曝涼(虫...

ブータンの紙漉き

ブータンにも昔から紙漉きの伝統はあったよだ。 その技術は日本の紙漉き技術には少し劣る所もあるものの、工程が似ている事もあり(紙漉きのみならず、いろいろな共通点、似た点がブータンと日本にはあります!)日本の技術協力が行なわれているらしい。 原...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№4-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...
4.スタッフ便り

情報をよむ

昨今は大学の履修科目に、メディア・リテラシー(media literacy)というのがあってなかなか面白そうだ。これは種々の媒体(メディア)を通して氾濫する情報を、批判的にどう読み取り、自らの考えをどう伝えるかという能力を培うための学問のよ...
京都

本阿弥光悦-屋敷跡-

京都を自転車で走っていると、こういった碑をそこここでみかける。 これは、かの本阿弥光悦の屋敷跡を標すもの。 鷹峯に移る前には、堀川今出川の白峯神社近くに居を構えていたようだ。 室町時代より、代々刀剣の鑑定、磨き、浄拭を家職とした本阿弥家に生...
禅の寺

国宝『風神雷神図屏風』 -建仁寺-

京都・建仁寺にて、国宝『風神雷神図屏風』の、高精細複製品が展示公開されています。>2月末まで。 繊細なデジタル画像を大判プリンターにて出力した後、伝統工芸士の方が金箔を貼ったもので、忠実に再現されています。 本物は、京都国立博物館に委託保管...