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八重のコスモス

珍しい八重のコスモスです。 秋のコスモス畑、なんとも言えない風景ですね。 この名前、-宇宙-を意味するスペイン語のCOSMOSに由来するとか、ギリシャ語の、美麗(KOSMOS)に由来すると言われています。 コスモス畑の美しさが、星空のように...
自坊つれづれ

白花ホトトギス

ちょうど今頃、9月から10月に咲く、ユリ科の多年草のシロバナホトトギスです。 まだ小さいのですが、この前、山野草の店で見つけて庭に植えたばかりです。 案外、このシロバナホトトギスは手に入りにくいのだそうです。 買ったときには花は無かったので...

国王のオフィスと総本山 -ブータン-

タシチョ・ゾンと呼ばれる、国王のオフィスを訪れた。 ここは半分は政治の為のオフィスであるが、同時に宗教界の最高権威ジェ・ケンポを頂点とするブータン仏教の総本山でもある。 各地方にゾンはあり、どこでも半分政治・半分宗教という形をとっていた。 ...

金剛輪寺 -ご開帳-

百済寺から車で北に10分ほどのところに、同じく湖東三山の一つ、金剛輪寺がある。 ここも天台宗開宗1200年にあわせ、秘仏「聖観世音菩薩」のご開帳を行なっている。 ここは、当時の住僧の機転で、寺の上の山林に自ら火をつけ、本堂が焼け落ちたと偽っ...
京都

狂言の名乗り

京都にいると、例えば能や狂言を、勤務の終わった後に出ても無理なく見に行ける。 それも金剛能楽堂や観世会館といった、本家本元へである。 これはとても嬉しいことだ。 学生の頃、父にすすめられて、一度、当時の金剛能楽堂まで出向いたことがあるが、ど...
4.スタッフ便り

百済寺 -ご開帳-

以前も書いたが、近江の百済寺にて、本尊十一面観世音菩薩のご開帳(9/18~10/27)があり、参拝した。 今まで見たことの無いようなお顔のように思った。 つらつらと感想を書くのも気が引ける。是非この機会に近江まで足をお運びいただきたい。 他...

堤側庵 -三重県名張市-

名張の知人に連れられ、とあるギャラリーを訪れた。 このギャラリーへの道は、どことなく情緒があり、尋ねてみるとやはり昔は伊勢参りの為の街道-初瀬(はせ)街道-だったとか。 そんな街道沿いにある、提側庵(ていそくあん)は、古い家屋を改造して作ら...

ドゥプトプ尼僧院 -ブータン-

ブータンに鉄の橋を伝えた事で知られる、タントン・ギャルポが瞑想を行なった場所に建てられた寺。 瞑想を行なった場所だけに、高台にあり見晴らしが素晴らしい。現在は尼僧院で、尼僧達が集団生活をしている。中には5メートルのタントン・ギャルポ像がある...
豆知識

中秋の名月

今年の中秋の名月は十月六日とのことである。 そう言われて始めて気付くということは、月の満ち欠けは私の普段の生活に、もはやほとんど関係がないものとなってしまっていることを示している。 多くの現代人にとっても、この状況は同じであろう。 これは、...
禅の寺

花札も真っ青!-天龍寺-

私の住む、嵐山天龍寺は、今萩が満開です。 百花苑には、白・ピンク・混合とそれはそれは美しく群生しています。 萩は一株では花が小さくあまり見映えが良くは無いかもしれませんが、大きい株がいくつもあるとそれはそれは見事です。 今年は、中秋の名月ご...
美術館・博物館

逸翁美術館 -細川護熙・加藤静允 数寄に生きる-

大好きな両氏の展示会とあって、楽しみに出かけた。 細川さんは還暦に政界を去り、晴耕雨読の日々を送られている。 私が初めて個展を拝見したのはもう何年も前の事。京都の骨董屋にて、初めての個展をされた時の事であったかと思う。 そこは白洲正子さんゆ...
滋賀

蕎麦の花 けやき

滋賀県多賀町を通りかかったら、蕎麦の花がとてもきれいに咲いていた。 今までこのあたりではあまり見かけなかったし、普段は水田である場所らしいから、どうやらこれも転作の一手段らしい。 蕎麦の花のきれいなところを探して、車でうろうろとしていると、...

賤ヶ岳

言わずと知れた、秀吉と勝家による天下分け目の戦いが繰り広げられた地である。 古戦場を訪れるたびに、「一体どうやってこのような所で、甲冑で身をかため、激しく戦ったのであろうか・・・」と思うばかりである。 今となっては、つわものどもが夢の趾・・...
1.禅文化研究所の仕事

西村惠信所長といく -禅と文化の旅-

恒例の、【禅文化研究所 日帰りバスツアー】のお知らせです。 紅葉で混み合う京都を避け、今回は滋賀(甲賀・信楽)を訪れます。 京都と同じく歴史深い近江の里で、美しい自然と美術に触れ、禅の寺にて 西村惠信先生のお話を拝聴し、共に学びましょう。 ...

お墓 -ブータン-

ブータンにはお墓が無い。 少なくなったが、少し前まではチベット仏教に見られる鳥葬なども地方によっては行なわれていたようだ。 現在では、荼毘に付され骨まで灰にし、川に流すらしい。輪廻転生が当たり前であり、また生まれ変わるのだから、先祖の霊や死...