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本の刊行

表千家・堀内長生庵 訪問

いま、新刊の企画で、表千家の重鎮、堀内長生庵 前庵主の堀内宗心宗匠にご執筆をお願いしている。 宗匠の、誰に対しても変わらぬその丁寧な対応と優しい笑顔、小柄なお身体には、重鎮という言葉がそぐわない気もする。 今年米寿を迎えられたというのに、精...
美術館・博物館

大山崎山荘美術館

大好きなの美術館の1つ、-大山崎山荘美術館-を久々に訪れた。 私が好きになる美術館、大切な人を連れていきたくなる美術館の条件として、「元々は実業家や芸術家の邸宅であった」という事が挙げられる。 建築や庭から、住んでいた人の息づかいを感じる事...
本の刊行

『禅僧になったアメリカ人』出版記念特別講演

弊所発行のトーマス・カーシュナーさんの『禅僧になったアメリカ人』出版記念講演が、7月22日、東京禅センター(東京都世田谷区野沢 龍雲寺内) で開催されました。 当日は、東京禅センターのセミナー受講者や関東地区の季刊『禅文化』講読会員ら50名...
禅の寺

曹源池の出臍君

出版(天龍寺季刊誌『曹源』)の仕事で天龍寺に参上した時、天龍寺曹源池に住みついているという、五位鷺に遭遇しました。 この鷺は、観光地の鷺らしくポーズを取るのがうまいとのこと。鶴島の天辺で静止したり、日本最古の石橋の上で片足で立ったり、人が来...

お墓つれづれ(その一)-大理日本四僧塔-

わたしはお墓が好きだ。というより、とても気になる。 お墓といっても、秦の始皇帝陵や明の十三陵などの大規模で歴史に名を残し観光地ともなっている墳墓ではない。有名無名、大小に関わらず、苔むし草だらけの墓塔でありながら、地元の人々に伝承され護られ...
本の刊行

『生のうた死のうた』書評

7月16日(日)、北國新聞の朝刊に、禅文化研究所発刊の『生のうた死のうた』が採りあげられました。 北國新聞社様の御厚意により、こちらで紹介させていただきます。 以下、北国新聞 7月16日(日)朝刊 【この一冊】より 著者は「あとがき」にいう...
4.スタッフ便り

出家希望者

研究所には一般の方から様々な問い合わせが寄せられる。 その多くは禅語の出典などに関する学術的なもの、 あるいは坐禅ができる寺院を紹介してほしいというものである。 ときおり禅僧になりたいという相談もある。禅僧といってもそう簡単になれるものでは...
4.スタッフ便り

倚りかからず

先日、某所で雑誌をぺらぺらめくっていたら、あまりに有名な茨木のり子さんの「倚りかからず」が出ていました。 触れたのは久しぶりでしたがやっぱりいいなと思いました。 ご存知の方も多いと思いますが、以下に記しておきましょう。
自坊つれづれ

寺の大樹

うちの寺の境内には樹齢二百年は下らないと思われる大きな欅(けやき)があります。 秋になると、それはもう尋常ではない落ち葉で、毎日掃除におおわらわの、掃除だけを思うと迷惑な樹です。 ところが、ここ十年くらいでだいぶ弱ってしまいました。枯れ枝も...
京都

祇園祭 -白楽天山-

京都では現在、祇園祭の一連の行事が続いています。 間もなくクライマックスの山鉾巡行が行なわれますが、様々な趣向を凝らした山や鉾の中には、中国の故事をテーマにしたものも多くあります。 中でも白楽天山は、唐の政治家で詩人の白楽天が、道林禅師を訪...
本の刊行

トーマス・カーシュナー師インタヴュー

5月31日に発売されました、『禅僧になったアメリカ人』の著者、トーマス・カーシュナー師のインタヴュー記事が、京都新聞7月11日の夕刊に掲載されました。どうぞご覧下さい。 ちなみに、トーマス師は非常に素敵な絵を描かれます。上の絵は、彼の描いた...
本の刊行

売れるものを作るのか、売れなくても作るのか

編集中の新しい本の発刊日が近づくと、編集室からスーツを着て書店営業に出るのも私の仕事の一つである。 特に今年は新刊書籍が多いので、春につづいて、秋にも回ることになるだろう。 禅文化研究所の本を置いてくれるような書店は、多くの書店の中でもほん...
4.スタッフ便り

自分の顔

昨今、高額なお金を支払って美容整形をする人が増えてきているようです。 昨夜も某テレビ番組で、整形を熱望し、そして実現した人達の番組がありました。 その中で、ある若い男性が整形した自分を見てもらう為、先輩(女性)のところへ行くと、その先輩は整...

芙蓉と木槿

今年も“芙蓉”と“木槿”の季節がやって来ました。 研究所横の花壇にも、毎日元気に咲いています。 今朝、研究所の玄関にも飾ってみました。 花の少ない夏には、茶会に欠かせぬ花となります。 茶室の小間にてたった一輪、涼しげな籠に生けられた真っ白な...
京都

京都御苑

ご覧のとおり、京都御苑です。 職員N.Kは、禅寺の雰囲気・清々とした気分になれるあの空気が大好きなのですが、同じように静かで広くても、京都御苑のその雰囲気は、また禅寺とは違います。 何が違うのかと考えていましたが、御苑にいる時、ふとこの雰囲...