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デジタルアーカイブス

デジタルアーカイブス寺宝調査 徳源寺(名古屋)

4月22日(土)・23日(日)、デジタルアーカイブス事業の寺宝調査で名古屋・徳源寺様に伺いました。 庫裏前の桐の大樹が満開です。建物だけで1000坪あるそうですが、市街地に建つせいか、さらに大きな規模に感じられました。大相撲名古屋場所開催時...
自坊つれづれ

甘茶(あまちゃ)

自坊では旧暦で今日、花祭りを行ないます。花祭りに誕生仏に「甘茶」をそそぐのは、釈尊がお生まれになった時、天上の神々が甘露をそそがれたことに由来するそうです。でも今回は、小難しい典拠などはやめておきましょう。 実はいまどき、「甘茶」は、薬局で...
豆知識

南極老人星はカノープス?

わたしが現在読んでいる書物は、仙台藩4代藩主、伊達綱村公の『如幻三昧集』という語録です。その中に、元禄2年(1689)、江戸で作られた「老人星見(あら)わる」という題の七言絶句があります。 「老人星」は、詳しくは「南極老人星」と言い、この星...
豆知識

還暦

小生、めでたく、還暦を迎えました。60歳です。 還暦とは、干支(えと)を一周することです。 「生まれは、酉(とり)です」と簡単に言って来ましたが、干支は、十干と十二支との組み合わせですので、「酉」だけでは、本当は、不十分なのです。還暦を迎え...
本の刊行

季刊『禅文化』244号発刊のお知らせ

4月25日に、季刊『禅文化』244号を発刊いたしました。今回の特集は「袈裟と法衣」です。禅門において、袈裟はとても大切なものですね。しかしなぜ、袈裟が大事なのでしょうか?じっくり掘り下げて考えてみようと特集を組みました。識者のお力をお借りし...

研究所の花 2017/4-2

4月半ばになり、少し、自坊の庭の花も咲き代わってきました。チューリップなんかも色々咲いてきていますね。 普通のチューリップは研究所にある花器には合わないのですが、この八重のチューリップなら、玄関の埀撥の掛け花入れにどうでしょう。ちょっと大き...

日本三大なんとか

現在読んでいる江戸中期の語録に、宮城県の松島を歌って、「扶桑第一の境」という言葉が出て来ました。「日本一の景色」という意味です。 松島と言えば、京都の天橋立、広島の安芸の宮島とならんで、「日本三景」の一つに数えられ、それはそれは美しいところ...
3.その他の寺社

高野山の山王院(1)

寺院にはその土地や伽藍を守護する神が祀られることが多い。これらは地主神・鎮守などと呼ばれるが、高野山金剛峰寺の地主神は壇上伽藍の西側の奥に祀られている。祭神は高野山の開創に関わったとされる丹生明神、高野明神そのほかの神々で、説明板には「御社...
豆知識

いろは歌

先日、奈良にあります喜光寺で、「いろは歌」に意味があるというお話を伺いました。このお寺は薬師寺の別格本山になるのだそうです。 小学生の頃に通っていた習字教室の先生に、通い始めてすぐ教えてもらい「いろはにほへとー、ちりぬるをわかー」と大きな声...
豆知識

三日の桜

世の中は 三日見ぬ間に 桜かな世の中は 三日見ぬ間の 桜かな ことわざにもなっている、有名な歌で、江戸時代の俳人、大島蓼太の歌と伝わっています。どちらが正しいのかは、もちろん分かりません。 普通の辞書は、どちらの歌も、世の中は、三日も見ない...
4.スタッフ便り

特別展「雪村-奇想の誕生」

東京芸術大学大学美術館において特別展「雪村-奇想の誕生」が開催されています。 戦国時代の画僧、雪村周継(せっそんしゅうけい)の主要作品約100件と関連作品約30件で構成される大回顧展で、弊所所蔵の「蕪図」(下の写真参照)も出品されています。...
4.スタッフ便り

4月だというのに手帳がない

新年度が始まりましたが、今年はここに至るまで手帳を買いそびれたままです。気に入ったものを探しつつ、間に合わせのつもりで某百貨店のノベルティを使っていましたが、「もうこれでいいか」という気になってきました。「これでいいか」というと語弊がありそ...
自坊つれづれ

唯我独尊

誕生釈迦仏立像(奈良時代・7世紀) 東京国立博物館 研究情報アーカイブズより 「唯我独尊(ゆいがどくそん)」。生まれたての釈尊が言われた言葉だそうです。よく知られている言葉ですが、おおもとは、『毘奈耶雑事』巻二十に、「足、七花を蹈(ふ)んで...
4.スタッフ便り

謎の兵馬俑

通勤してきて研究所に着く直前、花園大学西門ヨコのフェンス内には、少し暖かくなってくると野草が咲いたり、梅雨頃には紫陽花が咲いたりするので、春になって暖かくなってきたので何か咲いていないかなと目を配るようになった春先のこと、ある日、そこに兵馬...

研究所の花 2017/4

おはようございます。今週の研究所の花。先般のブログで庭に生えているヒメリュウキンカをご紹介しましたが、玄関に生けてみました。 応接室には、クリスマスローズを中心に。 そして、無文老師のご遺影にも。 最近、改めて無文老師のご法話を読む機会があ...