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サンガセミナー

サンガセミナー精進料理講座

去る1月12日に、妙心寺山内の東林院様にて、本年度のサンガセミナー最終回を開催いたしました。 午前中は、東林院住職の西川玄房師による精進料理講座。当初、募集定員16名の満員だったのですが、急に寒くなったからか、前日キャンセル連絡が相次ぎ、結...
3.その他の寺社

いのちをみつめる
-高台寺 礼拝聴聞室「利生堂」落慶記念事業ご案内-

昨年12月に京都市東山区の高台寺に礼拝聴聞室「利生堂(りしょうどう)」が完成しました。これは、あらゆる世代、国を超えた人々に「いのち」を見つめる場を創出することを願い建立されたもので、内部の天井および壁面には、高台寺の宝物である南北朝時代の...
自坊つれづれ

昨年末の除夜の鐘

昨年末の師走の「中外日報」(仏教界の新聞)によりますと、除夜の鐘を迷惑と言われ、時間を深夜ではなく昼間に代えたり、防音壁を作って対処されたというようなお寺があり、また、一般のニュースでも同様の報道を見ておりました。いまや、除夜の鐘は一年を振...
禅の逸話

逸話(7)白隠門下 その2-東嶺円慈(2)

前回に続いて、白隠禅師の高足、東嶺禅師の逸話から。 白隠禅師も晩年になるとその気力にもようやく衰えが見え、東嶺は、禅師に代わってよく修行者を激励した。禅師の晩年に参じた者は、おしなべてその道力もいい加減なものだが、峨山慈棹や頑極禅虎などは、...
禅の逸話

逸話(6)白隠門下 その1-東嶺円慈(1)

昨年は臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱として、数々の行事が行なわれてきましたが、今年平成28年が、白隠禅師250年遠諱の正当年にあたります。 そこで、白隠禅師のもとで修行していた禅僧達の逸話をご紹介することにします。まずは東嶺円慈。...
4.スタッフ便り

謹賀新年

「鶏模様袱紗」(江戸時代/東京国立博物館蔵) 新年あけましておめでとうございます。新春は如何お過ごしでしょうか。今年は酉年。禅文化研究所には以前から酉年の人が多く私のしる限り、退職した方も含めて6人が酉年生まれ。今年還暦を迎える人もおります...
4.スタッフ便り

2016年最後の締めくくり

いよいよ押し詰まってまいりました。 禅文化研究所は、本日(26日)までお仕事させていただきますが、本日午前10時までにいただきました書籍その他のご注文は年内にお届けできるように手配し、それ以降のご注文は来年6日より順次お送りさせていただきま...
デジタルアーカイブス

デジタルアーカイブス調査 円福僧堂

禅文化研究所のデジタルアーカイブス事業で、このところ、京都府八幡市の円福僧堂に調査に伺っています。こちらは、日本最古の木造達磨古尊像があることで知られていますが、書画に関しては悉皆調査があったことはないようで、現師家の政道徳門老師にお願いを...
禅の寺

作品返却 妙心寺

宝物の返却も終盤に入ってきました。本日は妙心寺への返却に同行しました。妙心寺からは国宝の「関山」道号をはじめ重文クラス4点を含む絵画・書跡7幅をお借りしていました。同じ作品でもガラス越しに見るのと直接見るのとは伝わってくるものが違います。こ...
禅の寺

作品返却 方広寺

特別展に出品された宝物の返却に浜松市の方広寺に行ってきました。参道は見頃は過ぎたものの所どころに満開の紅葉が残っていました。方広寺からは重文の宝冠釈迦如来坐像をはじめ開山無文元選像、白隠「百寿字」など8点ほどお借りしていました。仏像の移送や...
禅の寺

堺市 南宗寺

禅展の出展作品の返却が続いています。 先日は、三好長慶公や沢庵禅師、千利休や武野紹鴎などと縁が深い大阪府堺市の南宗寺へ行って参りました。 これは仏殿です。拝観で行ったわけではないので、内部までは入っていませんが、天井には龍が描かれているそう...
禅の寺

丹波 高源寺

特別展の宝物返却のため兵庫県にある高源寺に行ってきました。高源寺は、鎌倉時代に開創された臨済宗中峰派(幻住派とも)の本山で、現在は臨済宗妙心寺派に属し丹波屈指の名刹として知られています。 特別展では中峰明本像(重文)をお借りしたのですが、作...

今週の花

久しぶりに研究所の「今週の花」をご紹介です。 じつは今まで研究所の花を生けてくれていたスタッフが退職してしまい、なかなか上手には生けられませんが、ご笑覧ねがいます。 今の時期は冬枯れで、自坊にも花が少なくなってしまいましたが、そんな中から…...
禅の寺

禅展がおわりました

春には京都国立博物館で、秋には東京国立博物館で開催しておりました「禅 心をかたちに」展が先月末で終了し、このところ毎日、手分けをして、お借りしていた大切な宝物什物を各地のご寺院や博物館・美術館に返却にまわっております。 運送は、美術輸送で一...
臨済禅師・白隠禅師大遠諱

作品返却

昨日のブログで書きましたとおり、東京国立博物館での特別展「禅 心をかたちに」が終了し、各寺院からお借りした宝物の返却が始まりまっています。改めて、宇治市の萬福寺への返却の様子を細かにご紹介します。1)それぞれの宝物の形状に合わせた段ボールケ...