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サンガセミナー

サンガセミナー 「創作精進料理講座 ―この一皿が今の自分」

おはようございます。次回サンガセミナーのごあんないです。10月18日(火)に、「創作精進料理講座」を開催します。講師としてお迎えするのは、宮本しばにさんです。 標高1650mの山の上のログハウスに住まわれるしばにさん(上写真はご自宅近くの牧...
2.禅の文化

坊さんはなぜ頭をそるのか?

小生が京都に来た時に常宿(じょうやど)にしている、ある宗門経営のホテル(旅館)がある。 ちなみに、ホテルと旅館との区別はなく、経営者が任意に選んでいいらしい。古風さを出したければ旅館、新しさを出したければホテル。そういった具合らしい。 その...
本の刊行

編集部の仕事と新刊『禅に親しむ』

ブログ禅で6月に書いた「長岡禅塾訪問」で少しご紹介したが、今、長岡禅塾副塾長の北野大雲老師の著書『禅に親しむ』を最終校正をしているところです。 禅文化研究所編集部は早くからDTP(デスクトップパブリッシング)を導入し、テキストファイル状態か...
滋賀

大茶の湯釜展 -MIHO MUSEUM-

滋賀県のミホミュージアムを訪れました。恐らく釜のみの展覧会でこれほどの規模のものは初めてなのでは?!と思うのですがいかがでしょうか。 「大茶の湯釜展-茶席の主-」。副題に「茶席の主」とあります。確かに客の席入り前から見送り後までずっと鎮座ま...
本の刊行

季刊『禅文化』241号発刊のお知らせ

表紙:重要文化財 翁(白色尉)/弥勒作・観世文庫蔵 今季は、禅と文化の関わり合いをクローズアップ。「禅と能」を特集しています。 禅は能にも影響を与えているといわれますが、では実際どのような繋がりがあるのでしょう。体系的につまびらかにできれば...
禅の寺

梶谷老師の墓参り

私の修行僧堂の師家であった梶谷宗忍老師(1914~1995・相国寺派前管長)の墓参に行ってきた。 墓は平成8年1月に一周忌を迎えるにあたり、相国寺から分骨して老師の生誕地である大分県佐伯市西野浦に建立されたものである。 大分には仕事の関係で...
禅のことば

ムクゲの花―1日を懸命に生きる

今年も小生の山寺にムクゲが綺麗に咲いてくれました。いかにも弱々しい、あやうい花です。しかし、こう感じるのは、小生が日本語録や漢詩にドップリと浸かっているからでしょう。 日本の引導法語(僧侶が葬式に唱える法語)でもっとも多く用いられる花は、槿...
京都

水鏡

山鉾巡行(前祭)も終わり、いよいよ本番を迎える京都の夏。 涼しげな主菓子と、大好きなガラス作家さんの器から、涼を得ます。  何でも無い、シンプルなように見えて洗練された菓子の意匠と、私がいつも好んで水を汲んでいる同じ井戸の水が使われている事...
4.スタッフ便り

ツバメの子育て

近くのスーパーの監視カメラの上にツバメが巣をかけて子育てをしていた。小さめの巣に、3羽の雛が頭を並べているのが見える。 以前は私の家にも毎年ツバメが飛来していたことを思い出し、買い物に行くたびに彼らの巣を覗くことが習慣となった。そのうち体が...
自坊つれづれ

人の不安の声を聞く

先日こんなことがありました。 暗くなってから自坊に帰ると閑栖和尚がいうに、近所に老夫婦だけで住まわれている檀家のAさんのご主人の方からついさっき電話があって、「嫁さんが見当たらんけど、お寺にお邪魔していないか」と聞いてきたと。来られた様子が...
自坊つれづれ

ホトトギスの鳴き声

さすがに我が山寺も「ホーホケキョ」は消え、「テッペンカケタカ」の大合唱である。ホトトギスは群を作らないから、大独唱と表現すべきか。もちろん「テッペンカケタカ」と鳴くのは、ホトトギスである。 日本では、「子規」の字が当てられることが多い。「子...
本の刊行

『開甘露門の世界 -お盆と彼岸の供養』野口善敬著

故人との距離がぐっと近くなる季節がやって参りました。 餓鬼道に堕ちた者、父母祖父母、祖先のみならず、三界万霊、つまりはよろずのものを供養する盂蘭盆会(施餓鬼)。各寺院において、7月15日(または8月)に法要が営まれます。 「他を供養するとは...
自坊つれづれ

「ホーホキョ」から「ホーホケキョ」へ ―ウグイスの学習

小生の山寺では、7月だというのに、まだウグイスが鳴いている。一方では、ホトトギスも鳴いている。こちらでは「ホーホケキョ」、あちらでは「テッペンカケタカ」と、無風流の小生にとっては、やかましくてしょうがない。 こんなウグイスを、「残鶯」「晩鶯...
美術館・博物館

俺たちの国芳わたしの国貞展

神戸市立博物館で展観されているボストン美術館所蔵「俺たちの国芳わたしの国貞」展を観て参りました。 歌川国芳と歌川国貞などの浮世絵師によって描かれた浮世絵は、江戸から明治期に、その美しさ、奇抜さに惹かれた医者のウィリアム・ビゲロー(1850-...
デジタルアーカイブス

麟祥院展 展観品返却

梅雨の合間の晴天で、富士の頭が雲から突き出ておりました。 昨日、東京麟祥院まで出張して参りました。タイトルの通り、この春に花園大学歴史博物館で展観していた「湯島麟祥院 -春日局と峨山慈棹-展」に借用させていただいていた、ご所蔵品の返却です。...