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3.その他の寺社

油日神社 -滋賀県甲賀市-

土地にも、"品格"というものがあるのだなと思います。 油日神社と、その周辺の村落に、その事を教えてもらった気がします。 何度訪れても飽きない、身心清らかにしてくださるような、そんな力のある神社と土地です。 一度こちらの豊作を祈願するお祭にお...
3.その他の寺社

長寿寺 -滋賀県湖南市-

国宝の本堂 聖武天皇の勅願により、東大寺の開山として知られます良弁が開創した寺院、長寿寺です。 良弁というと、奈良での活躍があまりに印象的で、その他の地域の事があまり浮かばないかもしれませんが、滋賀や福井あたりに縁の地も多く、それらを辿ると...
滋賀

弘法杉 -滋賀県湖南市-

日本の原風景があちらこちらに残る近江の地。 以前訪れた八丈岩の近くをドライブ中、大きな「弘法杉」の看板が。 どこだ?!どこにあるのだ?!と探すと、なんと見上げたところに......。 高さ26m、周囲6m、樹齢約750年と伝わるこの杉。詳し...
3.その他の寺社

伊勢神宮参拝

なにごとの おはしますかは しらねども               かたじけなさに 涙こぼるる      西行法師 式年遷宮という記念すべき年、伊勢神宮に参拝してまいりました。 その昔、僧侶は人の死を扱う=ケガレとしてみなされ、僧侶専用の参...
美術館・博物館

墨梅  -正木美術館-

面白そうな展観ですが、会期ぎりぎりにしか行く暇がありませんので、先に皆様にお知らせを。 大阪は泉北郡にあります正木美術館にて、【墨梅】と題した展覧会が開催中です(3/3まで)。 正木美術館には未だ足を運んだ事が無く、前回も面白そうな展観を見...
美術館・博物館

渋谷の白隠展に

このブログでもすでに2度、記事にしていますが、現在、渋谷東急 bunkamuraにて開催されている「白隠展 -禅画に込めたメッセージ」を、やっと観に行くことができました。 何しろ、100点もの白隠禅師の書画を一度に展観している展覧会は、めっ...
職員オススメ本・映画

『昆布と日本人』 -職員オススメ本-

『昆布と日本人』(日経プレミアシリーズ) 著/御昆布司 奥井海生堂社長・奥井隆氏 よくお世話になっている方が、その熱い思いを一冊の本にまとめられましたのでご紹介です。 まず、この本の全編を通して一番に心に染みたのは、奥井社長が“おかげさま”...

高知へ その3

高知へ その2の続きです。 吸江寺の兼務をしている還暦の和尚の本務寺院は長谷寺(ちょうこくじ・別名「まきの寺」)です。訪ねたことがないというと、ではみんなで行きましょうと、吸江寺を訪ねた一行がそのまま車に便乗して長谷寺に向かうことになりまし...
禅の寺

東海庵 -妙心寺塔頭-

妙心寺四派の一つ、東海派の本庵、東海庵が公開されています。 応仁の乱により諸堂を焼失した後、再興に尽力した雪江宗深(せっこうそうしん/1408-1486)。 その4人の傑出した弟子が、それぞれに一派を成し、四派四本庵による教団統括運営組織の...
職員オススメ本・映画

『イラン式料理本』 -オススメ映画-

気になる他人のおだいどこ。 家庭の台所事情から、お国柄、文化、宗教、男と女、世情、様々なものが見えてくるものですね。 日本はともかく、この映画ではイランにおける様々な家庭の、実際の台所事情!なのですから、これまた面白いわけです。 楽しくも考...

高知へ その2

高知へ その1に続き、高知旅行初日の夜は、同じ釜の飯を食んだ仲間が集い、賑やかに還暦の会を終えました。 翌朝、還暦を迎えた和尚が住持(兼務)をする、夢窓疎石(1275~1351)が創建された吸江寺(ぎゅうこうじ)へ参拝しました。 吸江寺は五...
禅の寺

冬の禅寺

ピシーーーーーーーーーッ。 としておりました、節分の日の天龍寺。 冬の禅寺にて、枯れに枯れた景色。 目には見えずとも僅かに感ずる春の気配。 【京の冬の旅】も開催中。 今日はお昼休みに妙心寺さんへ拝観に行こうかなと思っています。

高知へ その1

先週の金曜日、修行道場の仲間が還暦を迎えるということで、北は東京、南は岡山から20人近くが高知に集まって、彼の還暦祝いの会を催しました。 平日ではありますが、参加者のほとんどが僧侶ということで、こういう行事は友引にあわせて行なわれるのが常。...
2.禅の文化

茶人に学ぶもてなしの工夫

鼓月 京の離宮 2月ですね。もう今年に入って一ヶ月が過ぎ去りました。早いものですね。 今月も宜しくお願い致します。 さて、何で読んだのかは忘れましたが、ある人が三千家どちらかのお家元に伺うと、俵屋吉富さんの雲龍(有名なお菓子です)が、茶巾搾...
2.禅の文化

初釜

1月といえば、茶の湯を稽古する者にとっては楽しみにしている大切な行事、初釜があります。 師匠と、師匠に師事するお仲間たちとで、一年で最初の茶事の席を楽しみます。 昨今、茶の湯における懐石料理が豪華になりすぎる事に批判的な方もいらっしゃいます...