美術館・博物館

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生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り -滋賀県立近代美術館-

今月21日まで、「生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り」が、滋賀県立近代美術館で開催中です。生誕100年という事で、各出版社が特集を組んで本を発刊しており、皆さんも御存知かもしれませんが、私の実家では彼女の著作がほぼ全作揃って...
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特別展樂吉左衞門還暦記念Ⅰ -樂美術館-

こちらのブログではもうおなじみ、京都市上京区にあります樂美術館。 12月12日まで、【特別展樂吉左衞門還暦記念Ⅰ】が開催されています。 樂家は、当代で15代を数え、代々樂焼を一子相伝にてつくり続ける家ですが、そのような家に生まれ、仕事をする...
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-栄西と中世博多展- 福岡市博物館

博多を訪れた際に、福岡市博物館にて開催中の、-栄西と中世博多展-を訪れました。 御存知栄西(ようさい)禅師。関西に住んでいますとやはり京都の建仁寺(栄西禅師が開山)のイメージが強く、教科書で習ったくらいでは、博多との濃い繋がりは書いてあった...
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秋佗ぶ -北村美術館-

いつもその展観の名に、どんなお道具が並ぶのかと楽しみな北村美術館にて、秋の展観が始まっています。 -秋佗ぶ- 洋の東西をとわず人間の感性には、秋が深まるほどに佗びしさが募るところがあります。そのような思いを取り合わせの展示のなかに含め、秋季...
京都

Japanese Decorative Gigs 2010 窶骭€ 京 都 南 蛮 事 変 -妙心寺・春光院-

「南蛮寺の鐘」が残る妙心寺の塔頭、春光院さんにて、10月24日、面白い会が催されます。 唐紙・襖紙の制作で、昨日ご紹介しました-かみ添-さんも参加されています。 私もお邪魔する予定です。 美しいモノ、新しい価値観との出会いに、自身が何を思う...
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秋期特別展 一樂二萩三唐津 -野村美術館-

南禅寺近くの野村美術館にて、『秋期特別展 一樂二萩三唐津』が開催中です。 茶の湯の稽古をしていれば必ず一度は聞いたことのある響きで、当たり前になっていますが、そうでない方にはもしかして不思議な響きなのでしょうか。 「いちらく にはぎ さんか...
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藤城清治 光と影の世界展 -福井市美術館-

京都での展観を見逃してしまった、藤城清治さん。 福井市美術館にて拝見する事ができました。 この日はご本人のサイン会があるという事で、こじんまりした美術館はものすごい人でにぎわっていました。 会場内を歩いてゆくと、独特の世界観溢れる影絵の世界...
1.禅文化研究所の仕事

愚堂東寔遺墨選はじまる

ブログですでにお知らせしたように、花園大学歴史博物館で、昨日9月21日(火)より、愚堂東寔遺墨選が開催されている。 午前10時に開場されると、妙心寺管長河野太通老師にお出ましいただき、オープニングセレモニーとして、岐阜の大仙寺様より会期中ご...
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「Withered Beauty in Tea Kettles 茶の湯釜にみる朽ちの美」
-大西清右衛門美術館-

千家十職の御釜師、大西家の大西清右衛門美術館で行われている「Withered Beauty in Tea Kettles 茶の湯釜にみる朽ちの美」展を訪れました。 日本人は殊の外、朽ちたもの、朽ちゆくものの中に無常を感じ取り、胸しめつけられ...
禅の寺

館蔵の名品展 -承天閣美術館-

墨蹟を学びたい方必見の展観です。 臨済宗大本山・相国寺内にあります承天閣美術館にて、館蔵の名品展が開催中です。 禅の巨匠の墨蹟が多々出展されており、関心のある方には非常に興味深い展示となっていました。 「どの禅僧の字が私は好みかな…。この方...
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オルメカ文明展 -京都文化博物館-

京都文化博物館にて、-古代メキシコ オルメカ文明展 マヤへの道-が開催中です(9/26まで)。 “オルメカ文明”。皆さん御存知でしたか? 私はこの展観で初めて知りました。 マヤ文明よりもさらに遡る事、紀元前1200年頃にメキシコ湾岸を中心に...
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アートキャンパス2010 -細見美術館-

京都市の細見美術館において、アートキャンパス2010-日本美術の見方 京都(みやこ)編-が9月26日まで開催中です。 美術館をキャンパスに!という試みですので、普段足を運ばない方も是非。 わかりやすい解説などがあり、楽しめるよう工夫されてい...
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生存のエシックス -京都国立近代美術館-

京都国立近代美術館において開催中の、-生存のエシックス-を訪れました(8/22まで)。 この展観、正直申しまして自分でも、何のことか…、わかっているのかわかっていないのかそれもわからない…というような展観でしたが、世の中にこういった研究や試...
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展覧会 愚堂東寔遺墨選

本ブログでも紹介してきたが、今年は、近世初期を代表する傑僧、愚堂東寔(ぐどうとうしょく)禅師(大円宝鑑国師/だいえんほうかんこくし)の350年遠諱に正当しており、禅文化研究所は、遠諱事務局より依頼を受けて禅師の「語録・年譜」と、ゆかりの寺院...
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館蔵の名品展-書画と工芸 -承天閣美術館-

臨済宗大本山相国寺内、承天閣美術館で7月3日から、「館蔵の名品展-書画と工芸-」が開催中です。 展示されるのは、墨蹟・絵画、工芸を中心としたもので、同展の目玉として美術館の方にうかがったのは、『無門関』を編んだ無門慧開の賛(!)による「政黄...