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特別展「雪村-奇想の誕生」 MIHOミュージアム

来たる平成29年8月1日から9月3日まで、滋賀県のMIHOミュージアムにて特別展「雪村-奇想の誕生」が開催されます。 今年の春に東京芸術大学大学美術館で展観されていた同展の関西開催です。 室町後期から戦国時代に主に東国で活躍した画僧、雪村周...
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特別展「悉有仏性」と弓弦羽神社

先般、本ブログでご紹介しました神戸市の香雪美術館での特別展「悉有仏性」に出向いて参りました。そもそも香雪美術館とは、朝日新聞創設者の村山龍平氏が蒐集した品を収蔵する美術館で、東灘区御影の閑静な住宅街にあり、さらに周りと隔絶する塀に囲まれた、...
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香雪美術館 「悉有仏性」展

時々、本ブログで書かせていただいている弊所のデジタルアーカイブズ事業での調査。この調査に、時折お手伝いいただいている外部の美術館の学芸員の方が数名おられるのですが、その中のお一人が担当されている展覧会をご紹介します。 神戸市灘区御影にある香...
4.スタッフ便り

特別展「雪村-奇想の誕生」

東京芸術大学大学美術館において特別展「雪村-奇想の誕生」が開催されています。 戦国時代の画僧、雪村周継(せっそんしゅうけい)の主要作品約100件と関連作品約30件で構成される大回顧展で、弊所所蔵の「蕪図」(下の写真参照)も出品されています。...
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特別展「原の白隠さん」

花園大学歴史博物館では、来たる4月3日(月)~6月10日(土)のあいだ、白隠禅師250年遠諱記念「原の白隠さん -松蔭寺と静岡沼津伝来の禅画・墨蹟」展を開催されます。 今年の白隠禅師250年遠諱正当に合わせて、昨年秋より3部にわけて開催され...
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泉屋博古館 特別展「高麗仏画-香りたつ装飾美」

京都は岡崎にある、泉屋博古館に行ってきました。南禅寺、永観堂、法然院など有数の紅葉名所が建ち並ぶエリアとあって、一帯は大混雑だったのですが館の周辺は、こんなに静か。山裾の瀟洒な美術館です。泉屋博古館は住友家が蒐集した美術品を保存・展示する施...
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「近世京都の宮廷文化 ~宮廷大礼文化の風景~」展

昨日のブログ禅で書いた光雲寺に遺る東福門院像は、現在、この「近世京都の宮廷文化 ~宮廷大礼文化の風景~」展に出品されています。まことに京都ならではの展覧会、お運びになってみては如何でしょうか。 上記リーフレットの裏側も掲載させて頂いておきま...
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「永源寺に伝わる書画」展(滋賀県・觀峯館)

先日、滋賀県東近江市にあります觀峯館に行ってまいりました。書家の原田観峰氏の名前を冠されており、中国様式の建物と新館とに分かれており、今まで見たこともない大きな硯や、中国の書、離宮避暑山荘内部の復元などが展示されており、山荘内部は装飾品や天...
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作品の集荷

10月18日(火)から東京国立博物館で始まる特別展「禅―心をかたちに―」(特設サイトはこちら)に出展される作品の集荷に大徳寺本山に伺いました。大徳寺では、前々日に本山の宝物を一堂に展観する曝涼展があり、1500人を超える観覧者があったそうで...
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花園大学歴史博物館 特別展「正受老人と信濃の白隠」

来たる10月10日より12月10日まで、花園大学歴史博物館にて白隠禅師250年遠諱記念「正受老人と信濃の白隠」が開催されます。 このたびの特別展は、妙心寺派の白隠禅師250年遠諱事業の一巻として開催されるもので、今回を含め3回の特別展が予定...
滋賀

大茶の湯釜展 -MIHO MUSEUM-

滋賀県のミホミュージアムを訪れました。恐らく釜のみの展覧会でこれほどの規模のものは初めてなのでは?!と思うのですがいかがでしょうか。 「大茶の湯釜展-茶席の主-」。副題に「茶席の主」とあります。確かに客の席入り前から見送り後までずっと鎮座ま...
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俺たちの国芳わたしの国貞展

神戸市立博物館で展観されているボストン美術館所蔵「俺たちの国芳わたしの国貞」展を観て参りました。 歌川国芳と歌川国貞などの浮世絵師によって描かれた浮世絵は、江戸から明治期に、その美しさ、奇抜さに惹かれた医者のウィリアム・ビゲロー(1850-...
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鈴木大拙館 -金沢市-

「鈴木大拙没後50年記念特別展 O Wonderful !」が開催中の鈴木大拙館にお邪魔しました。 O Wonderful ! はご存知シェイクスピアの『お気に召すまま』に出てくるセリフであります。大拙先生が「妙」の英語訳に頭を悩ませておら...
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岸野承展 -日本橋高島屋-

日本橋高島屋にて、彫刻家の友人・岸野承氏の個展が開催されます。 埋もれ木や古材を使い、その木々たちが内含していた力を、形として現わす手助けのような事を彼がしているのだと思うのですが、時に彼が昔傾倒したジャコメッティのようだと表現されたり、円...
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杉本博司 趣味と芸術-味占郷 -細見美術館-

杉本氏の作品との出会いは、何年か前に美術館で彼独自の表具、“杉本表具”に驚嘆したのが最初です。できあがってきた表具に対して、「こういうイメージではなかった。もっとここをこうして…」などと言う事は少しはできても、本紙を目の前にビシッと「こうし...