般若寺 -奈良市-

奈良豆比古神社からすぐ近く、前々から気になっていた般若寺を訪れてみました。 飛鳥時代(629)に創建されたこの寺の魅力(私が思う)は何と言っても楼門(国宝・鎌倉時代)と、元は聖武天皇の創建と伝わる十三重石宝塔(重文)でしょうか。 天平時代に...

奈良豆比古神社

奈良市内、奈良坂にあります奈良豆比古神社(ならづひこじんじゃ)。宿泊したホテルの方にお聞きして行ってみました。地元の方の情報はさすが!です。 創建は771年。光仁天皇の父施基(志貴)親王などを祭る社との事。 ことに私が興奮しましたのは、“翁...

柳生街道をゆく その5

柳生街道クライマックス、柳生の里です。 こちらには臨済宗大徳寺派、芳徳寺があります。柳生宗矩が、父・石舟斎宗厳の供養のため、澤庵和尚を勧請開山として創建。柳生家代々の墓所となっている禅寺です。 宗矩の末子、列堂義仙(1636~1702)が第...

柳生街道をゆく その4 -円成寺-

柳生街道を歩く上で大きな目的地の1つ、円成寺です。 真言宗の古刹で、本尊は運慶作と伝わる大日如来。本尊そのものもさることながら、光背もそれは美しく、どっしり本堂におはします御姿は、まさに大日如来らしく宇宙そのもののような大きさを感じました。...

柳生街道をゆく その3

その1、その2に続き、柳生街道沿いの仏さまの紹介です。 のどかな風景を歩いてゆき(途中少し山道ですが……)、春日山石窟仏へ。 平安末期の作と伝えられ、地蔵菩薩立像、大日如来などが残されています。 劣化が激しく、近づけないように、また風雨に耐...

柳生街道をゆく その2

その1につづき、奈良の柳生街道です。 はるか頭上、木の根元が二又になったところに夕日観音がおはします。 街道を歩く人々も、あまりにわかりにくく通りすぎて行ってしまいますが、よじ登ってみました。 すると……。

柳生街道をゆく その1

奈良の柳生の郷へと続く柳生街道。 その道すがら、石仏を拝みつつ歩いて柳生の郷を目指す事にしました。 花(桜)の季節が終わり、生命感溢れる若葉が木漏れ日に輝く季節。 あまりに清々しく、古より「六根清浄」と山を歩いたのがわかる気がします。 高畑...

飛火野のふじ -奈良-

既に少し前の話となってしまいますが、いつもは日帰りの奈良、GW中に泊まりがけでゆっくりと巡ってみました。奈良の魅力を何回かに分けて、ブログでもご紹介したいと思います。 いつもは時間が無くて立ち寄らない場所。春日大社参道南側、飛火野あたり。 ...

『和顔愛語』中国語版刊行 -李建華 北京だより-

“黄山書社”によって中国で出版された中国語版『和顔愛語』が、今日から全国各地の新華書店へ配布しはじめている。 注文部数は当当ネットブックショップなど大手では一口1000冊仕入れていることもあって、既に予定刊行部数の5000部を超える好調ぶり...

北京国際彫塑公園 -李建華北京だより-

我が家はc(彫刻と塑像)公園に近いので、たまに散歩も兼ねて行くのだが、今日は珍しく雪が降ったため、清新な空気を吸うためにも出かけた。途中花嫁さんを担ぐ花籠が大いばりで交通ルールも無視して四つ角を渡った一幕を目にした。 面積が162ヘクタール...

春節 -李建華北京だより-

糖胡芦(タンフルー) サンザシの串刺し 研究所の客員研究員の、李建華氏より、春節当日の様子の便りが届きましたのでご紹介します。 ________________________ 今日は春節(旧正月)です。よいお天気なので、散歩も兼ねて近所の...
4.スタッフ便り

北京・李さんからの春節だより

正月飾りを買う人々 季刊『禅文化』の聖域巡礼でおなじみの、吾が研究所の客員研究員、李建華さんより、北京だよりです。 ________________ 中国では春節(旧正月)に里帰りの習慣があり、それに伴って帰省ラッシュがはじまります。出稼ぎ...

『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』 ティク・ナット・ハン著

4月の来日を楽しみにしながら、『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』(ティク・ナット・ハン著 池田久代訳/春秋社)を読んでいます。 読み終えてからの感想もまたお届けできたらと思っていますが、まず、インドのカースト制度、バラモン・クシャトリア...
4.スタッフ便り

ヨガの実践

私事ですが、「研究所に勤め、茶道をしているからには、“坐禅”をせねば!」と、大きな志を抱き、やる気だけはみなぎらせ、何ヶ所かのお寺に坐禅を組みに行ってみた事がありました。 ですが、昔バスケットボールをしていた時代に、何度も捻挫をした古傷が耐...

退蔵院ピースフルコンサート

以前こちらでもご紹介させていただきました、妙心寺の塔頭、退蔵院でのピースフルコンサートにお邪魔してきました。 パーフェクトポーションの代表、サルバトーレの平和に対する思いと、それに繋がる支援、そして退蔵院の皆様のご理解でこのコンサートは実現...