鎌倉 長谷寺 -あじさいの寺- その1

仕事にて鎌倉の円覚寺・建長寺を訪れた後、少し時間があったので、鎌倉駅の観光案内所で、どこか花のきれいなお寺はないかと尋ねたところ、まだ満開には早いがあじさいで有名な長谷寺があると紹介された。 人気の江ノ電に乗って、3つほどの駅を行くと「長谷...

アジャンター石窟寺院その8 -インド-

アジャンター石窟寺院、第19窟をご紹介。 インドの後期チャイティヤ(聖なるもの・〈ブッダを象徴する〉)窟の中で最初に造営されたものだそうです。 まず上の写真のチャイティヤ窓左右に、守門神ヤクシャが。頭飾、装身具も豪華で美しい像です。 下の写...

アジャンター石窟寺院その7 -インド-

壁画も完璧な美しさで残っているものは少なく、石窟内は薄暗い為、ガイド無しにまわっていると、いったいどんな場面なのか判断するのは難かしかったです。 アジャンターに行かれる方は、ジャータカをさらっとでも目を通してから行かれると、さらに楽しいと思...

4月のしまなみ海道

雲居禅師350年遠忌記念事業の一環として、松島の瑞巌寺より承った『雲居禅師墨蹟集』の撮影で四国へ。 伊予の地は、雲居禅師生誕の地でもあるから、比較的墨跡などがよく残っている。 今回は、広島にある臨済宗大本山、佛通寺の撮影を終え、しまなみ海道...

アジャンター石窟寺院その6 -インド-

インドのアジャンター石窟寺院は、ゆっくり見てまわると一日かかります。 そこでお弁当を持って行き、途中で絶景スポットでランチタイムをとるのがオススメです。 石窟郡の前には川がながれていて、橋を渡って向かいにある小高い山を登ると、下の写真のよう...

アジャンター石窟寺院その5 -インド-

紀元前1世紀頃に開窟されたという第9窟をご紹介。 この時代の礼拝の対象はストゥーパで、内部は下のとおり。入り口(上の写真)は後から造られたのでしょうか、仏像の彫刻などが美しくその姿をとどめています。

高岡 瑞龍寺 2

高岡 瑞龍寺1はこちら 総門を入り山門を正面に立つと、左に禅堂、右に大庫裏がシンメトリックで美しい。 回廊をめぐると、この禅堂や大庫裏をめぐることができる。 件の禅堂であるが、入堂は禁じられているので前門から覗いただけであるが、私が知ってい...

高岡 瑞龍寺 1

今年の夏には未開通の飛騨清見IC-白川ICが開通し、そうすると名神高速の一宮ジャンクションから北陸自動車道の小矢部砺波ジャンクションまで、東海北陸道が全線開通することになり、東海と北陸との便の風通しが一気によくなる。 さて、大雪だった岐阜の...

アジャンター石窟寺院その4 -インド-

前回ご紹介しました第2窟の次には、おそらくツアーや時間の無い方ですと有名な第9窟に訪れる事と思いますが、今回はその間にある石窟の様々な石像などの写真をご紹介致します。 正直申し上げますと、あまりに写真を撮りすぎたのと、なにせ第1窟から第30...

今年はなかなかの雪が

今年も暖冬かと思われたが、二月はけっこう京都でも雪が降った日が多い。 そんな中、車で岐阜の奥の方へ行ってきた。 走る内に吹雪で道路が見えなくなり、どちらにカーブしているのかわからなくなるくらいの猛吹雪。 もちろんスタッドレスタイヤやチェーン...

関宿の銘菓 -深川屋の関の戸-

先日、是非とも味わってみたい銘菓がある関宿(三重県亀山市)に立ち寄る機会がありました。 日も暮れた中を菓子屋目指してすすみます。何故でしょうか、とっても暖かい感じ、どこか懐かしい感じに包まれています。 そう、明かりは全て白熱灯。ぼんやり暖か...

駿河にはすぎたるものが二つあり 富士のお山と原の白隠

「駿河にはすぎたるものが二つあり 富士のお山と原の白隠」といわれる。 その富士のお山をみつつ、白隠禅師が開山の龍沢寺に、死活庵老師の津送に行った時のことである。 津送のことは先のブログに書いたが、この日、京都では雪が降っていたのに、この静岡...

アジャンター石窟寺院その3 -インド-

前回に続き、アジャンター石窟寺院の第2窟をご紹介します。 保存状態も良く、天井装飾なども美しく、ツアーで訪れたとしても必ず立ち寄る場所でしょう。 ちなみに…日本からのツアー客に第1窟で出会いましたが、私と友人は約1日かけてアジャンターを楽し...

北京便り 1

北京在住の禅文化研究所研究員 李建華さんから届いた北京便り(1)。 中国は旧暦のお正月・春節を祝う慣わしなので、毎年の西暦の年始日は違ってくる。 今年の春節は2月7日。中国語では「過年」(年を過ごす)といわれる。春節の前日は除夕(じょせき)...

アジャンター石窟寺院その2 -インド-

仏教窟として有名なアジャンターの石窟群は、第1窟~第30窟まであり、それぞれが部屋のように存在しており、僧院を石窟に置き換えたヴィハーラ窟と、ブッダを象徴するチャイティヤ(聖なるもの)窟があります。時代としては、紀元前1世紀頃の前期窟と紀元...