仏教とヒンズー教とが共存する国、カンボジアへ その4(タ・プローム)

カンボジア遺跡巡拝の旅、その4。といってもその2からまだ半日も経っていません。アンコールトムの宮殿あとあたりから、ふたたび車に乗ってアンコールトムの東門(勝者の門)を出て5分ほど走ったあたりにあるタ・プローム寺院へ。 カンボジアを訪ねたこと...

仏教とヒンズー教とが共存する国、カンボジアへ その3

カンボジア遺跡巡拝の旅、その3です。 バイヨン寺院を出て北に歩くと道路沿いにいわゆる「象のテラス」があります。2~300mくらいあるのではないかと思うのですが、その一部を切り取ってみると上の写真のように象がたくさん彫られているのでした。 イ...

仏教とヒンズー教とが共存する国、カンボジアへ その2

夏期休暇があったりして、ブログの更新がまちまちになってしまっております。ご了承下さい。 さて、カンボジア旅行のその2。2日目は、日本語ガイドをお願いして車もチャーターで終日遺跡巡りです。アンコールワットやアンコールトムの遺跡に行くには、「ア...

仏教とヒンズー教とが共存する国、カンボジアへ その1

皆さん、今年のお盆は如何だったでしょうか。例年にも増して暑い暑い毎日でしたね。 お盆が終わるやいなや、仏教とヒンズー教が共存する国、そしてアンコールワット遺跡で有名なカンボジアまで見聞に行って参りました。遺跡中心にしたのでシェムリアップだけ...

霊峰富士へ登頂

2018/8/6~7の二日間かけて、ついに霊峰富士へ登山にいってきました。日本に生まれた限りは、なんとしても一度は登っておきたいと思っていたお山です。静岡で修行時代には頻繁に目にし、また近年は新幹線で通る度にその美しさを気高く感じていた、日...

カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その5

夏以来の私のイタリア熱も少し収ってきましたので(笑)、イタリア旅行記は今回でおしまいにします。 とにかくイタリアには美術が溢れています。フィレンツェの街頭(ドォーモ付近)でも、こうやって街頭で自分の描いた絵を売っているアーティストがたくさん...

カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その4

ゆっくりと時間があれば他の方法も考えたのですが、なにしろ短期間の旅。ローマからフィレンツェへは、トレニタリアの高速鉄道を利用しました。快適だったこともあり、また疲れもあって、途中の景色をみるまもなくあえなく爆睡しているうちに、あっというまに...

カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その3

若干、フレスコ画に飽食気味となったあと、少しホテルに戻って休憩し、今度はバスに乗って再度繰り出しました。なにしろ、イタリアは日照時間が長いのです。暗くなるのが夜の8時半くらい。もちろん、美術館などの施設は普通に夕方に閉館してしまいますが、マ...

カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その2

午後は世界遺産のヴァチカンへ。カトリック教徒の総本山といえる場所です。 ヴァチカン美術館への入場チケットは、当日販売の列に並ぶと2~3時間かかってしまうという事を知り、前日にWEBで入場予約をしようとしたところ、すでに売り切れ。本来ならば、...

カソリックの聖地、そして石畳の街イタリアへ その1

残暑お見舞い申し上げます。ことさら暑いお盆明けですね。 この夏、初のイタリア旅行をして参りました。普段からイタリアンは好きでよく食べるのですが、本場には行ったことがない私でした。今回は行き先をローマとフィレンツェだけにしぼり、町中が美術館だ...

日本三大なんとか

現在読んでいる江戸中期の語録に、宮城県の松島を歌って、「扶桑第一の境」という言葉が出て来ました。「日本一の景色」という意味です。 松島と言えば、京都の天橋立、広島の安芸の宮島とならんで、「日本三景」の一つに数えられ、それはそれは美しいところ...

お富士さんと白隠禅師

去る18日(土)は、遠諱の記念事業の一つである「白隠シンポジウム【東京会場】」が開催され、東京の日経ホールまで、スタッフとして馳せ参じておりました。そのことについては、改めてお伝えするとして。 往路は若干曇りがちのお天気でしたが、日曜日の帰...

「中国旅行記3(玉仏寺・豫園観光)」

鄭州の空港から中国最大の都市、上海へ。この日の天候は曇りで、非常に湿度が高く、かなり蒸し暑い1日だったことを憶えています。空港からバスに乗り約30分で玉仏寺に到着しました。玉仏寺は1882年に創建され、創建者がインドからの修行の帰りに、ミャ...

「中国旅行記2(嵩山少林寺)」

8時半にホテルを出発し、中国河南省登封市にある五岳(中国の五大名山)の一つ、嵩山の麓にある禅宗発祥の地、少林拳の総本山、嵩山少林寺へ参ります。少林寺に到着するまでの壮大な山々。少林寺到着。少林寺の創建は496年ということですが、1928年の...

「中国旅行記1(竜門石窟)」

本ブログですでに別のスタッフが報告していました「臨済禅師1150年遠諱 日中合同法要記念訪中」の記録。解団後に組まれていた長い方のコースでは、洛陽の龍門石窟、崇山少林寺、そして上海の玉仏寺や豫園を訪ねました。3回にわたって、その旅行記を書い...