臨済禅師1150年遠諱  日中合同法要記念訪中(6)

合同法要を無事円成した訪中団一行は、バスに便乗し、宿泊先の石家荘ヒルトンホテルへ戻ります。 休む間もなく、今度はヒルトンホテルの宴会場にて、日本側からの答礼昼食会。各派の総長さん方にお出迎えをいただきました。 日本の僧侶と違い、中国僧は般若...

臨済禅師1150年遠諱  日中合同法要記念訪中(5)

まもなく訪中団が到着するという連絡が入ると、臨済寺住職の慧林法師や明諞ィ法師法師をはじめ、臨済寺の僧侶、信者さんたちが列をなしてお出迎えに立たれました。 南禅寺派管長をはじめ各派管長や老師方につづき、訪中団が大型バスで続々と到着です。 到着...

臨済禅師1150年遠諱  日中合同法要記念訪中(4)

いよいよ合同法要当日。 訪中団は早朝より宿泊先の石家荘ヒルトンホテルの朝食会場にて朝食を取って頂きます。が、事務局はさらにそれより一足早く、法要の行なわれる臨済寺入りし、入念に最終チェックをしておりました。 ホテルから正定県へ向かうには、貊...

臨済禅師1150年遠諱  日中合同法要記念訪中(3)

日中合同法要が明日に迫ったこの日、日本からの訪中団が続々と到着することになっています。 羽田空港、中部国際空港、関西国際空港からの各飛行機は、ほぼ定刻に飛んだとの事。しかしながら、夜19:00から開宴される、中国側の「歓迎晩宴」(於・石家荘...

臨済禅師1150年遠諱  日中合同法要記念訪中(2)

合同法要の準備段階二日目。 まずは、石家荘ヒルトンホテルの真向かいにある、河北博物館へ。 こちらでは、今回の遠諱法要にあわせて、日中の禅僧および中国書家による墨蹟展が開催されます。7日の合同法要の午後には、テープカットセレモニーが行なわれま...

臨済禅師1150年遠諱  日中合同法要記念訪中(1)

臨黄合議所では、臨済禅師1150年遠諱を記念して、訪中団を組み、中国石家荘正定にある臨済塔のある臨済寺で日中合同法要を行ないました。その準備のために法要団の到着する2日前の9月4日から、遠諱旅行部会の部員さんたちとともに、事務局として禅文化...
2.禅の文化

憧れの背振山 -栄西禅師ゆかりの地-

もはや10年以上も前の事でしょうか、茶の湯の稽古場でのこと。 師匠が、「宗匠とうちの主人が背振山に行って来たのよ……」と話しておられ、何の事かとよくよく聞いていると、なんでも栄西禅師が唐より帰国され、最初に茶の種を植えられた山だという事で、...

茶の湯の菓子 ―インド―

茶の湯の稽古を続けていますと、世界中どこへ旅しても、茶の湯に使えそうな道具、菓子を探すようになります。インドの甘い物といえば、甘すぎるという情報ばかりが伝わるせいか(いや確かに甘いのですが…)、旅行する日本人もどこか敬遠しがちのように感じて...

BUDDHA KUSA GRASS TEMPLE ―インド・ブッダガヤ―

ブッダガヤを訪れた際、だいたいのお釈迦様ゆかりの場所はもちろん伝記などを読んで存じている場所で、「ふむふむ、ここにほんとうにお釈迦様がおられたのだなぁ…」と感激しつつ巡っていました。 スジャータ村からの帰り、運転手が、「KUSAテンプルには...

インドの日常

どこを、何を写しても絵になってしまうインドデリー・フマユーン廟にてお掃除のおばさん、休憩タイムです
2.禅の文化

建水とカダイ

皆さまおはようございます。実は、昨年12月の事ですが、ある発見をしてしまいました。 インドが大好きでこの夏に3度目の渡印をしましたが、さらに大好きになってしまい、インド料理を本格的に学び始めました。何故今まで気付かなかったのか……と思うので...

12月8日 成道会

ブッダガヤ お釈迦様が悟られた菩提樹の元に世界中から仏教徒が集います 12月8日。成道会(じょうどうえ)。お釈迦様がお悟りを開かれた日。覚者(ブッダ)となられた日です。僧堂では、本日をもって臘八大接心を終え、普段どおりの修行に戻ります。 マ...

臘八大接心

ただいま日本の多くの僧堂では、臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)のまっただ中です。*もっと寒い時に…と、1月に大接心をされる僧堂もあり、時期は必ずしも決まっていません。 マハーボーディー寺院 インド・ブッダガヤ これは、お釈迦さまが、苦行で...

ワット・シェントーン(Wat Xieng Thong) -ラオス-

おはようございます。本日はラオスのお写真でお楽しみいただこうかと・・・・・・。 昨年訪れましたラオスの古都、ルアンパバーンにあります「このお寺のためにルアンパバーンを訪れた」と言っても過言ではない寺院、ワット・シェントーンです。 生命の樹の...

道ばたの職人魂 -インド-

この夏はお釈迦様ゆかりの地を参拝する為、インドへと趣きましたが(それはおいおいご紹介したいと思います)、私がどこの国へ行こうと惹かれてやまないのが、職人魂。インドには様々な手工芸が残っており、現在も各地方で職人魂が息づいていますが、どこの街...