4.スタッフ便り

鳴門の渦潮 -淡路島より-

かなたに見える渦潮を観に 淡路島を訪れました。 小学生の頃、親に連れられて観た鳴門の渦潮。 その時の記憶はあまり無いのですが、大人になってから観るのもまた良いだろうという事で、淡路島から出ている船で見学する事に。 これが、予想をはるかに超え...

インドネシアの手仕事 vol.3 -Bali-

バリ島で出会いました様々な手しごとを、vol.1 vol.2と紹介してきましたが、最終回です。 バリ島東部に位置するテンガナン村。独自の文化を保ち、村はいまだ高い塀で囲まれています。少し前までは足を踏み入れる事もままならず、この村以外の人と...

スネークフルーツ -Bali-

皆様おはようございます。 梅雨も早くに明けてしまい、やってきました連日の猛暑。私が小学生の頃は、夏の最高気温といえば32℃で、中学生の頃には熱血バスケットボール部で毎日汗を流していましたが、今や体育館で激しい運動などしようものなら、倒れる人...

「朝鮮通信使」絵図 -東京国際ブックフェア2013にて-

先日、東京ビッグサイトで開催されていた、「東京国際ブックフェア2013」へ足を運んできました。 数年前、3年間にわたって禅文化研究所もここでブースを開いていましたが、ここ数年はご無沙汰です。今回は1来客としてみてまいりました。 まず初日の午...

インドネシアの手仕事 vol.2 -Bali-

vol.1にひきつづき、第2回目。ウブドで訪れたお店のお話です。 何時間いても退屈しないようなお店、Threads of Life Gallery。それもそのはずで、インドネシアの各島から集められた、天然染料のみを使い何段階もの行程を経て作...

インドネシアの手仕事 vol.1 -Bali-

職員によるバリ日記。 どこの国へでかけて行っても気になるのが、その国の手しごと。 なにげなく使われている籠、水瓶、箒、陶磁器。あらゆるものが気になります。上写真(grass house Bali)の籠は、蚊よけの為に燻す枯葉をためておく籠。...

ウブド -Bali-

「本当に病んでいる人に、自然に身を置きなさいなんてとんでもない。エナジーを吸い取られるほどに、自然のパワーというのはすごいものなの」。 -秦泉寺さん曰く- 約25年で高い屋根よりもさらに高くなったgrass houseの木々 軽井沢ならいざ...

白を染める -grass house Baliにて-

染色・キルト作家の秦泉寺由子さんが主催する、grass house Baliでの滞在。 「竹のエナジーが全てここへ出てくるんや。 何でもそう、実際に手を浸して、自分でやってみんことには…。言葉で聴いただけでは何もわからへん」。 短い滞在で、...

水の離宮 ティルタガンガ -Bali-

3回目となりますBali日記。 バリ島の東部カランガッセムに残る水の離宮・ティルタガンガのご紹介です。 バリというと、海のイメージが強すぎますが、実はバリ島最高峰、アグン山から流れ出る川や、湧き水が豊富で、水といえども海ばかりではないのがこ...

バリヒンドゥー総本山 ブサキ寺院 -Bali-

何も予定を決めずに向かったバリ(詳しくはこちら)。 「あなた、お寺が好きよね。それなら、ちょっと強行軍になるけど、ブサキ寺院へお参りしましょう。興味無さそうな人ならわざわざ連れてゆかないけれど、ちょうど良かったわ。私も最後に御礼参りができる...

住み処はその人そのもの

「so quiet...」 世界的なキルト作家、秦泉寺由子さん。 約30年に亘るバリ生活にこの6月末でピリオドを打たれて、また新たな世界を構築なさる気配。 そんな過渡期ともいえる今、ありがたくもお誘いいただき、バリ島のGrass House...

武家屋敷跡野村家 -金沢-

さて、長々とお付き合いいただいた金沢の旅のご紹介もこれで最後です。 唯一一般公開されている武家屋敷跡、野村家を訪れてみました。 兼六園はもちろんのことなのですが、加賀・金沢というところを知るてがかりとしては、こちらのお宅の庭を拝見するのが一...
3.その他の寺社

天徳院 -金沢市-

金沢市内にあります曹洞宗の名刹、天徳院を訪れました。 前田家3代利常に嫁いだ珠姫(2代将軍徳川秀忠の娘)の菩提寺です。同じ頃に建てられた、高野山の天徳院も有名ですね(同じく珠姫の菩提寺)。 総門より本堂へは廻廊が続き、曹洞宗によく見られる建...

-花の風姿- 金沢能楽美術館

恐らく、金沢にゆかれた方はほぼどなたもが立ち寄るであろう、現代美術館としては異例の(と言うとおかしいのでしょうか…)人気を誇る、金沢21世紀美術館。そのお隣に、ひっそりと佇むのが、金沢能楽美術館です。正直、現代アートというものを心底楽しむ事...

藩老本多蔵品館 -金沢市-

安土桃山~江戸時代にかけての歴史に興味があり、茶道をしているのであればなおさら……“五万石の壺”の異名を持つルソン壺、“村雨の壺”を拝見しに、加賀八家(1万石以上の禄高を持つ加賀藩の重臣)筆頭でもある、本多家の蔵品館を訪れました。 加賀本多...