鈴木大拙館 -金沢市-

私の中では、兼六園よりも、21世紀美術館よりも、ここ最近では“金沢”といえば、“鈴木大拙館”に訪れるのが一番の楽しみとなりました。 前回訪れたのは、雪のお正月でしたので、今回の新緑の頃もまた新鮮なこと。時間を気にしない旅であれば、いつまでで...

新緑の兼六園

新緑の金沢を旅してきましたので、少しずつご紹介したいと思っています。 まずはお決まりの兼六園。 どの季節に来ても、加賀百万石の栄華とはまさにこの事か......と思わされるようなスケールの大きさ、隅々までゆき届いた美意識には感嘆してしまいま...
3.その他の寺社

岩木山神社 -青森県弘前市-

憧れの岩木山神社参拝。あいにくの天気で、鳥居の向こうに拝めるはずの御神体・岩木山がお隠れになったまま……。弘前城の桜を見た前日には、雪を抱いた頂上が町からも拝見でき、その神々しさに溜め息が。はるか古より、この地に住まう者たちが代々崇めたのも...

青森・弘前城 お堀の桜

新緑の眩さに桜の記憶も薄れる頃、東北へ旅する機会を得ました。 どうかな?!と期待に胸を膨らませ訪れた青森。弘前城の桜は今が盛り。土曜日(5月11日)の雨でだいぶ散りましたが、上写真のような光景を拝む事ができました。 土曜日にはこんな様子でし...

中国出張

2/25から2/27まで中国に行ってきた。 今回の訪中目的は、臨黄合議所が進めている臨済禅師1150年遠諱事業の一つである、訪中団の受入れと、日中合同法要の実施に向けて、中国側関連機関と協議するためである(詳細は後日臨黄ネットに掲載予定)。...

本居宣長旧居 -三重県松阪市-

学校で習った本居宣長の記憶といえば、国学者で……。いくつかの記憶しかありませんが、ここ松阪の生まれという事すら忘れていた私です(すみません)。 機会がありましたので、松阪城跡を訪れ、そのままお隣に移築された本居宣長旧居と記念館にもお邪魔して...
3.その他の寺社

伊勢神宮参拝

なにごとの おはしますかは しらねども               かたじけなさに 涙こぼるる      西行法師 式年遷宮という記念すべき年、伊勢神宮に参拝してまいりました。 その昔、僧侶は人の死を扱う=ケガレとしてみなされ、僧侶専用の参...

高知へ その3

高知へ その2の続きです。 吸江寺の兼務をしている還暦の和尚の本務寺院は長谷寺(ちょうこくじ・別名「まきの寺」)です。訪ねたことがないというと、ではみんなで行きましょうと、吸江寺を訪ねた一行がそのまま車に便乗して長谷寺に向かうことになりまし...

高知へ その2

高知へ その1に続き、高知旅行初日の夜は、同じ釜の飯を食んだ仲間が集い、賑やかに還暦の会を終えました。 翌朝、還暦を迎えた和尚が住持(兼務)をする、夢窓疎石(1275~1351)が創建された吸江寺(ぎゅうこうじ)へ参拝しました。 吸江寺は五...

高知へ その1

先週の金曜日、修行道場の仲間が還暦を迎えるということで、北は東京、南は岡山から20人近くが高知に集まって、彼の還暦祝いの会を催しました。 平日ではありますが、参加者のほとんどが僧侶ということで、こういう行事は友引にあわせて行なわれるのが常。...

山梨向嶽寺での臨黄移動理事会

臨済宗黄檗宗連合各派合議所では、年に一度、京都以外の本山を会所として、移動理事会が開催されます。今年は山梨県塩山市にある、臨済宗大本山向嶽寺にて、去る10月25日に開催されました。 臨黄15派の各派総長様を初め、内局の部長様方総勢59名が、...

布志名焼舩木窯 -松江のやきもの-

松江藩おかかえ、不昧公好みの物を作った窯元といえば、布志名焼の窯元がいくつか挙げられますが、布志名焼は、茶陶として民芸運動には参加しなかった窯元、参加した窯元で特色はわかれています。 参加した代表的な窯元の一つに、宍道湖そばにあります“舩木...

松江城 堀川めぐり -島根県松江市-

いかにも観光客めいた“堀川めぐり”なるものに興味のある人間では無いはずなのですが、松江の美しい城下町を歩いていると、お堀からの目線でこの美しい景色を愛でずにはいられなくなりました。 松江にゆかれたら必ずや体験される事をオススメします。 なん...

神魂神社(かもすじんじゃ) -島根県松江市-

神魂神社。 現存する最古の大社造りの本殿は、言わずもがな国宝に指定されています。 例外無く、訪れる人の琴線に触れるのではないかと思われます。 京都国立博物館・大出雲展にて拝見した、古代出雲大社復元模型を思い出すような佇まいでした。 .......

宍道湖

夜明けの宍道湖。 ボラやスズキ、キスにハゼなどが釣れる模様。 夕景。ちょっとこの夕日はなかなかのものですよ。 島根県立美術館より。