職員オススメ本・映画

職員オススメ本・映画

パンダはどこにいる?

円覚寺の横田南嶺老師が初めての絵本を出版されました。主人公は一匹のパンダ。自分がパンダであることに気付かないまま「パンダ」に憧れています。ひと目「パンダ」を見てみたいと動物園に並ぶも願いが叶わずがっかりするパンダ。悔しさをバネに「パンダ」の...
その他

坂村真民 箴言詩集『天を仰いで』

去る11月に出版された、仏教詩人・坂村真民(さかむらしんみん/1909~2006)の箴言詩集(しんげんししゅう)『天を仰いで』を拝読しました。「癒しの詩人」といわれる坂村真民先生は、生涯を通じて「人間として如何に生きるか」自問自答し、1万篇...
2.禅の文化

新作能「高虎」

以前、季刊『禅文化』241号にて「禅と能」という特集を組みました。その際に「能面師から見た禅と能」という原稿をご寄稿いただいた、能面師の伊庭貞一氏がプロデュースされてできあがった新作能「高虎」をご紹介します。伊庭氏は、常より「滋賀能楽文化を...
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徹底比較 曹洞宗と臨済宗

他社の雑誌をご紹介するのもなんではあるのですが、月刊『大法輪』5月号(大法輪閣)で、このたび、「徹底比較 曹洞宗と臨済宗」という特集が組まれました。 日本で禅宗と呼ばれていますが、ご存知の通り、曹洞宗と臨済宗、そして黄檗宗があります。黄檗宗...
美術館・博物館

百年の光跡 写真展京大吉田寮

京都大学吉田寮。名前は知られていても、内部までは知らない人が多いのではないでしょうか。耐震性にかけるとのことから、昨年9月末をもって住人である学生に退去命令が出ています。これによって学生自治で成り立ってきた長い歴史にも終止符が打たれるのです...
映画

フレディ・マーキュリーにみる、人生の終い方

冬至の土曜日から昨夜のクリスマスイブまで、3連休の方が多かったかと思いますが、如何お過ごしでしたか? 自坊は冬至の夜に檀家の総代さんや世話方さんに集まっていただいて、年間会計決算の報告をし、来年の行事予定などを検討したあと、一年を労って忘年...
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『禅海一瀾講話』

今年は明治時代の傑僧、釈宗演老師の100年遠諱の年であることは、何度もこのブログでも書いていますが、この年にまた、老師を顕彰するべく、岩波文庫から一冊の本が出ました。『禅海一瀾講話』(本体1560円+税)です。 宗演老師の今北洪川老師が著わ...
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ZEN 釈宗演

釈宗演老師の100年遠諱を迎えた本年、大本山円覚寺での遠諱法要や、生誕の地である若狭高浜での顕彰事業、慶応義塾大学や花園大学での展覧会など、多彩な事業が行なわれました。 出版もその一つで、先日『ZEN 釈宗演』の著者、高島正嗣さんが来所され...
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一度きりの人生

私も高校生の頃から一眼レフを持って写真に興味を持ち、それから40年になるでしょうか、何度もマイブームが来たり去ったりしつつも、ここ数年、また撮影意欲があり写真を撮ることに興味を引かれています。いいのが撮れるとInstagramにアップしたり...
サンガセミナー

地獄への招待

「地獄への招待」されることなんて、まっぴらごめん、そう思う方が大半でしょう。 世知辛い世の中、人との関係もなかなか大変だし、思った通りに事は運ばない。もっとお金も儲けていい家に住んだり、上等の車も買いたいし、好きになった人と結ばれたいと思う...
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またまた本を買ってしまった

禅文化研究所資料室の書架 小生は、禅文化研究所に出勤せず、在宅(在寺?)で仕事をしている。よって、膨大な蔵書数を誇る禅文化研究所資料室の本を自由自在に見られるわけではない。往復3時間を使って閲覧に行くのも面倒である。 ところがこのごろFAX...
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『ぼくがいま、死について思うこと』(椎名誠)

10年以上前に椎名誠(シーナ)さんの小説は、『岳物語』をはじめ片っ端から読んでいた時期がありました。息子を乗せてカヌーでツアーをするとか、大いに憧れてもいましたが、知らぬ間に久しく離れてしまっていました。そういえば、最近、シーナさんの本を書...
禅のことば

『二度とない人生だから、・・・』 横田南嶺老師新刊

円覚寺派管長・僧堂師家、横田南嶺老師とは、研究所からDVDを出させていただく際の収録で初めてお目にかかり、直にお話を拝聴する機会を得ました。そして、その収録で話される老師のお話にたちまち引き込まれてしまい、以来色々とお教えいただく機会をいた...
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大法輪5月号 特集白隠-その人と禅

大法輪5月号。臨済宗特集か?!というような号となっております。まずは巻頭に、円覚寺派管長・横田南嶺老師が「慈」を揮毫、解説なさっておられます。 どこかで観たな…と思えば、右ページは京都国立博物館での展覧会のご紹介。 さらに、特集記事として、...
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気分は自分ではない

「気分は自分ではない」 和田重正事あるごとに思い出す和田先生のお言葉。 学生時代のゼミの時間、和田重正先生の人生科シリーズを人生の教科書のようにして、ゼミの教授・松田高志先生や仲間と様々を語り合いました。 若い頃は若い頃で、その年代特有の悩...