職員オススメ本・映画

禅のことば

“禅”ってなんでしょう。 -職員オススメ本-

このブログの読者の方には、「禅に興味を持って、色々検索したら辿り着きました」と、有難い事にそういった理由から毎日楽しみにしてくださっている方々がいらっしゃいます。 では、一体禅って何?どこから勉強すればいいの?などと思う方も多いのではないで...
技を訪う

『ヨーガ禅道話』人文書院  佐保田鶴治著

家人から「読んでみれば?」と勧められていても、ヨガを始めるまでは全く興味の無かった佐保田鶴治先生の本。『ヨーガ禅道話』(人文書院・佐保田鶴治著)。 自身がヨガをするようになり、初めて手に取ってみました。 講演の記録などをまとめたこの本は、易...
職員オススメ本・映画

『スリランカに学ぶ アーユルヴェーダのある暮らし』-職員オススメ本-

私が訪れた事の無い国の中で最も注目の国、スリランカ。 何よりも興味を持っているのが、数多く残る仏教遺跡。そして豊かな自然や大好きなヌワラエリアの紅茶、アーユルヴェーダに伝統医療ヘラウェダカマ。豊富なスパイスを用いたヘルシーな料理。何かにつけ...
職員オススメ本・映画

『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』 ティク・ナット・ハン著

以前にもこちらでご紹介しましたが、読み終えてからの感想が遅くなりました。 4月に来日予定のティク・ナット・ハン師の『ブッダ いにしえの道、白い雲』(池田久代訳)。 根本的な仏教の教えや修行法が細かく丁寧に書かれ、まるで自身もこの時代の在家の...
職員オススメ本・映画

『利休にたずねよ』

茶の湯の稽古をしていながら、今頃読んでみました。 物語は、利休居士切腹の前日から始まり、何故切腹という最期に至ったかを、利休居士と周辺の人々との様々な出来事を綴り、遡ってゆく設定。 ありそうで無いようなこの設定に読者はひきこまれてゆきますし...
京都

井戸水のふしぎ

時間がある限り、神社へ井戸水を汲みにゆき、料理やお茶を飲む際に使っています。 凍て付くような寒さ、そして清らかな神社の空気の中、ペットボトルに水を入れるとほんのり暖かく、幸せな気持ちになります。 この事を友人の息子君(3歳)にお話していて、...

『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』 ティク・ナット・ハン著

4月の来日を楽しみにしながら、『小説 ブッダ いにしえの道、白い雲』(ティク・ナット・ハン著 池田久代訳/春秋社)を読んでいます。 読み終えてからの感想もまたお届けできたらと思っていますが、まず、インドのカースト制度、バラモン・クシャトリア...
禅のことば

『笑う禅僧―「公案」と悟り』 安永祖堂著

『笑う禅僧―「公案」と悟り』安永祖堂著 「最近、気が晴れないし、坐禅でもしてみようか」 「うちの息子、ぐうたらで根性なしやさかい、坐禅でもさせてみよか」 そんなとんでもないこと "やめておきなさい" とは司馬遼太郎さんの言である。司馬さんは...
職員オススメ本・映画

蘇る大通禅師

大河ドラマで人気らしい「龍馬伝」の原作、『竜馬がゆく』を読んだのは学生になりたてのころだったと思う。初めて手にした歴史小説だったが、すっかり竜馬に魅了されて友人たちに読むように勧めてまわったのを昨日のことのように思い出す。しかし、その後は、...
禅のことば

所長記事掲載雑誌のご紹介 -講談社『セオリー』-

所長・西村惠信の記事が掲載されている雑誌のご紹介です。 講談社『セオリー』 -特集・幸福な死に方- 錚々たるメンバーによる「幸福な死に方」とは「死とは」……が語られており、所長も実に素晴らしい内容であると仰っています。 表紙を少し確認したと...
職員オススメ本・映画

『呼吸の本』

先日も少しご紹介しました『呼吸の本』(刊行:サンガ/呼吸の先生:加藤俊朗 詩人:谷川俊太郎)。 この本、私の感想や言葉、内容をここで並べてオススメするような感じの本でもありませんし、また、そういった気分でもありません。 “なんとなく気になっ...
4.スタッフ便り

呼吸と空

御所から見る夕焼け まださほど人生の荒波を超えたとも言い難い若輩者の私。 それでも今までの人生で一番とはっきり自覚できるほどに苦しかった時、あるマダムに「○○ちゃん、人は呼吸が深くできてさえいれば、たいがいの事は乗り越えられるものなのよ」と...
職員オススメ本・映画

男らしさ

「あの人は男らしいね」「あいつは女のくさったようなヤツだ」とかいう言葉は、「ジェンダー(社会的性差)論」や「女性学」がすでに目新しくない昨今でも、立派に横行している。それでと考えてみる。「男らしさって何だ?」「女のくさったのってどんなん?」...
4.スタッフ便り

「出会う」ということ

ユダヤ人作家、エリ・ヴィーゼルの『夜』に出会ったときの衝撃は忘れがたい。 『夜』は、第二次大戦中、自らが移送されたアウシュヴィッツ第二収容所(ビルケナウ)の証言記録である。高い文学性を備えた本書はすでにホロコースト文学の古典となっているが、...
京都

朝鮮の壺 -高麗美術館-

雨の中、京都市北区にある高麗美術館へと足を運んだ。 韓国の石文化を意識して作られた庭は、石たちもしっとり、また違う風情で一段と美しく……。 現在、-朝鮮の壷-と題して、様々な時代の、様々な人々に、様々な用途で使われた壷壷壷!が展示されている...