職員オススメ本・映画

職員オススメ本・映画

『坊主DAYS』 -職員オススメ本-

世の中のみなさんは、お坊さんに対してどんなイメージを抱かれているのだろうか? 「生臭坊主」とか「坊主丸儲け」というような厳しい評価はもうすっかり定着(?)してしまっているような感もあるが、たとえばテレビで禅宗専門道場の修行について放映される...
美術館・博物館

神谷美恵子が残したもの -思文閣美術館-

「なぜわたしたちではなくあなたが?あなたが代わって下さったのだ」。 当時、差別を受け、身体のみならず、心も患っていたハンセン病患者の希望の光となり、その治療に生涯を捧げた精神科医・神谷美恵子さんが長島愛生園を訪れた際に詠んだ有名な詩の一文で...
4.スタッフ便り

打算

私の鍼灸師さんがかつて言ったことがある。 「配偶者を決めるとき、電車で足を組むような人は絶対やめといたほうがいいでしょう」 私は一瞬とまどった。そんな人は不遜な性格だという意味だろうか? 「足を組む癖のある人は早晩必ず大病します。身体に強い...
職員オススメ本・映画

『おむすびの祈り―「いのち」と「癒し」の歳時記』 佐藤初女著

季刊『禅文化』213号の吾が恩師、松田高志先生の『宗教と教育と私-「自分を生きる力」をめぐって-』に、佐藤初女さんの事が書かれてありましたので、皆さんにこの本をご紹介しようと思いました。 ――ご存じの方も多いと思いますが、佐藤さんは、実に見...
4.スタッフ便り

英訳 『納棺夫日記』

昨日、邦画「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を取った。意外というのが大方の反応だったらしいが、私は至極当然だと思った。極めて完成度の高い、凄い映画だったからだ。もちろんアカデミー賞を取らなくても、間違いなく映画史に残る作品だと思ってい...
4.スタッフ便り

セイタカアワダチソウ -青木新門『納棺夫日記』より-

「ススキが全滅しそうで、セイタカアワダチソウは好きじゃない!」と長い間思っていたのだが、何年か前、こんな文章に出会った。 「こちらへ来る途中見かけたのですが、セイタカアワダチソウ、すごいですね?」 「ああ、あの草ね」 「日本中、まっ黄色にな...
4.スタッフ便り

宝彩有菜さんの新刊書

宝彩有菜さんから新刊書が届いた。『瞑想で始めるしあわせ浄化生活』(毎日コミュニケーションズ刊)というイラスト満載の本である。いつものようにいい本だ。この書の「瞑想」とは「坐禅」そのもののことだが、「瞑想」の工夫が面白い。初心者向けの瞑想の手...
4.スタッフ便り

播磨灘物語 -黒田如水邸趾-

司馬遼太郎の『播磨灘物語』を読んだ。戦国時代の武将・黒田孝高(官兵衛)が、立身していく物語である。のちに出家して黒田如水と名乗るので、その方が有名かもしれない。官兵衛は「かんべえ」と読むものと思っていたが「かんひょうえ」と読むようだ。 黒田...
4.スタッフ便り

病気にならない生き方

幼なじみに強く薦められて、新谷弘美著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005)を読んだ。 母を膵臓ガンで亡くしたとき、木をみてまったく森をみない現代医療に対して強烈な不信感を抱いてしまった私は、この書の著者が、大腸内視鏡によるポリ...
4.スタッフ便り

倚りかからず

先日、某所で雑誌をぺらぺらめくっていたら、あまりに有名な茨木のり子さんの「倚りかからず」が出ていました。 触れたのは久しぶりでしたがやっぱりいいなと思いました。 ご存知の方も多いと思いますが、以下に記しておきましょう。