1.禅文化研究所の仕事

デジタルアーカイブス

玉林院の宝物調査

梅雨も明け、いよいよ夏本番。だんだん日差しも強くなり、木立の陰を渡り歩く毎日です。さて、私は禅文化研究所のスタッフとして働き始めてまだ2年の見習いですが、デジタルアーカイブス事業の宝物調査にとても刺激を受けています。今年の春からは大徳寺の塔...
本の刊行

伊吹敦先生の『中国禅思想史』発刊

季刊誌『禅文化』で連載をしていただいていた伊吹敦先生の『要説・中国禅思想史』が、再編集され単行本となって登場しました。さらに本書巻末には固有名詞を中心とした「主要語句索引」が付されています。 ”禅宗は精神の自由を求めた「アウトロー」たちから...
本の刊行

禅文化研究所紀要35号発刊のお知らせ

5月31日に、『禅文化研究所紀要35号』を発刊いたしました。 32号より原則電子版として刊行し、弊所ウェブサイトにて無料で公開しております。 こちらよりご覧くださいませ。
本の刊行

季刊「禅文化」260号(特集「在家禅 居士と大姉」)発刊のご案内

古来仏門において、維摩居士をはめ出家しないまま仏道を真剣に行じてきた在家信者は維摩居士をはじめ、枚挙にいとまがありません。特に禅門においては、名だたる戦国武将や文化人など、各時代のリーダーたちが禅に参じてきました。今回は、それら在家の仏者が...
本の刊行

新刊『維摩経ファンタジー』西村惠信著

季刊誌『禅文化』に連載されていた「維摩経を読む」が、改めて書き下ろしで単行本化されました!弊所の書籍としてはとてもあでやかなカバーの本になっています。「維摩経」の入門書としてオススメします。 また先般(3/11)、京都新聞の特集記事「地域プ...
本の刊行

『俗語言研究』第6号(復刊第1号)ご案内

久しく停刊となっていました『俗語言研究』が、このたび四川大学中国俗文化研究所と禅文化研究所による協同編集として上海復旦大学出版社から復刊されました。誌名の「俗語言」とは歴代の漢語口語の学術用語で、禅籍の口語の解釈を中心に、禅宗の歴史、禅思想...
本の刊行

季刊「禅文化」259号発刊のご案内

2021年がはじまってひと月が経とうとしていますが、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行は相変わらず収まりそうにありません。季刊「禅文化」は、禅の雑誌です。そう謳っているのなら、こんな時こそ禅の世界からの提言をお届けすべきなの...
サンガセミナー

オンライン サンガセミナー 残り2講座

今年はじめてのブログ禅更新が今頃となってしまいました。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。 コロナ禍での成人式の3連休は日本海側では大雪で大変でした。私自身も実はもう少しであの北陸道の立ち往生に含まれてしまうところでした。福井市内を車...
デジタルアーカイブス

瓦屋寺(東近江市)の宝物調査

あっという間に12月に入ってしまいました。今年も残すところわずかです。各地の専門道場では、まさに臘八大摂心のまっただ中。今年はいまのところ温暖であるとはいえ、雲水殺しの異名を取る摂心です。雲衲方が無事円成されますことを祈ります。 さて、ブロ...
本の刊行

季刊「禅文化」258号発刊のご案内

今年最後の季刊「禅文化」を発刊いたしました。今回は、瑞巌寺第100世・洞水東初禅師(1605~71)の350年遠諱に合わせての特集となっております。伊達政宗親子やその重臣、親族らから篤い帰依を受けた洞水禅師は、言葉や行為に跡をとどめぬ「没蹤...
サンガセミナー

オンラインサンガセミナー開催について

一気に秋めいてきたこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか。 先日、弊所の顧客の皆様方にダイレクトメールを発送致しました。高覧の上、新刊や、来年の「禅語こよみ」のご案内などもございますので、なにとぞごお買い求め頂ければ幸いです。 また、以前にお...
本の刊行

新刊『童謡 禅のこころを歌う』(重松宗育 著)

まずは非常に強い台風10号によって被害を受けられた、とくに九州や沖縄地方の皆さん、お見舞い申し上げます。 暑い暑い夏が終わろうとしています。ながらくブログ禅も更新しないまま日を過ごしてしまいました。少なからずコロナ禍の影響はありまして、思う...
本の刊行

季刊「禅文化」257号発刊のご案内

本年は、日本美術史上もっとも有名な画師であろう雪舟(1420~?)の生誕600年。季刊『禅文化』でも、特集を組ませていただきました。興味深い関連書籍がたくさん発売されていますので、本誌も禅の専門誌としての個性を生かすべく、ひと工夫。本特集で...
サンガセミナー

今年度のサンガセミナーについて

久しぶりの投稿ですが、残念なお知らせです。例年、今頃からサンガセミナーを開催している時期です。しかし春から、このコロナ渦のもとで、どうしたものかと思案をしてまいっておったのですが、ある程度収束したら、少し遅れることになっても講座を決めて講師...
1.禅文化研究所の仕事

テレワークのあいだに

昨日より6月に入ってしまいました。みると4/24からブログ禅も休止状態。ステイホームの時だからこそ、何かしら話題を引っ張り出して皆さんに読んでいただきたいところでしたが、申し訳ありません。 禅文化研究所は4月中頃から勤務態勢を調整し、とくに...