2.禅の文化

禅のことば

「磨いただけの光あり~玄峰老師の教えに学ぶ」
円覚寺派管長・横田南嶺老師ご講演録

お正月に、祖父が住職をしておりましたお寺さんにお参りに伺わせていただきましたが、その際に利用しましたJR紀伊田辺駅。 和歌山の偉人を紹介するパネルができており、私の大好きな方々が。素晴らしい!植芝盛平先生(合気道の創始者)に、南方熊楠、そし...
禅の寺

天龍寺・臨川寺特別参拝のおしらせ

おはようございます。 本年は、臨済禅師の1150年遠諱(お亡くなりになられてから1150年の節目です)、白隠禅師の250年遠諱(正確には来年)の大法要の年。 それを記念して、様々な行事を開催する予定です。  京都国立博物館において、4月12...
禅の寺

大徳寺茶所

私用で大徳寺さんにでかけますと必ず立ち寄りますのが、茶所。大黒天さんが祀られているひっそりとした三門横の休憩所です。こちらでいただくお茶が美味しくて、いつもしばし座って休ませていただき、ほっとしています。
禅の寺

大徳寺塔頭 高桐院

青竹にすげ替えられ、清々しく。花や紅葉の時期はもちろん美しいのですが、冬が一番禅寺らしく、引き締まった空気感がなんとも言えません。 これは昨年12月の終わりに撮った写真ですが、「すべての事があらたまる」新年を迎えるにあたって、私の心の準備ま...
2.禅の文化

建水とカダイ

皆さまおはようございます。実は、昨年12月の事ですが、ある発見をしてしまいました。 インドが大好きでこの夏に3度目の渡印をしましたが、さらに大好きになってしまい、インド料理を本格的に学び始めました。何故今まで気付かなかったのか……と思うので...
禅のことば

仏心の大海 朝比奈宗源老師

私たちは仏心という広い海に浮かぶ泡の如き存在である。 生まれたからといって仏心の大海は増えず、 死んだからといって、仏心の大海は減らず、私どもは皆仏心の一滴である。 仏心には罪や汚れも届かないから、仏心はいつも清らかであり、 いつも安らかで...
禅のことば

独坐大雄峰

おはようございます。私事ですが、お正月休みに、祖父が住職をしておりましたお寺さん(臨済宗妙心寺派・父は継いでおりませんので、私にとってはいつもお墓参りにでかける場所でした)へ久々にお墓参りにでかけて参りました。和歌山の山奥で、なかなかお盆や...
2.禅の文化

白隠禅師ご誕生の日

毎年お知らせしているような気が致しますが、本日12月25日は、臨済宗中興の祖、白隠慧鶴禅師ご誕生の記念日です。 11歳の頃、母親に連れられて参拝した寺で地獄絵図をご覧になられ、その恐怖心が後の出家へと繋がったといいます。「死ぬと一体全体人間...
京都

50回記念 京の冬の旅 ごあんない

京都市観光局さんが主催されている「京の冬の旅」。今回、洛南エリアの東寺さん以外はすべて禅寺!のようです。 遠諱記念・春の京都禅寺一斉拝観が待てない方は、まずは冬の京都へどうぞ。
各派管長・老師のことば

臨済録提唱 ―南禅寺派管長 於:南禅院―

臨済宗大本山南禅寺の南禅院にて、月に一度開催されております管長猊下による、臨済録提唱。12月は13日(日)の開催でした。私のような在家の凡人には、“提唱”となるとなかなかに難しいわけでありますが、今は亡き堀内宗心宗匠が、弊所から発刊させてい...
禅の寺

春の京都禅寺一斉拝観 〈2016年開催〉

平成28年春、臨済宗を開かれた臨済義玄禅師の1150年遠諱、ならびに日本臨済宗中興祖である白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念して「春の京都禅寺一斉拝観」を実施すべく準備にとりかかっております(遠諱の詳細はこちら)。 渾身の作。と申しましょうか...
京都

金閣寺参拝

「京都は生まれて初めて!」という小学校4年生の娘さんを連れて、友人が長野から来京。一番行ってみたい所は?!やはり金閣寺(正式名称鹿苑寺。臨済宗大本山相国寺の門外塔頭ですよ皆さま)!瑞々しい感性と共に参拝する金閣寺には、大人には無い発見があっ...

12月8日 成道会

ブッダガヤ お釈迦様が悟られた菩提樹の元に世界中から仏教徒が集います 12月8日。成道会(じょうどうえ)。お釈迦様がお悟りを開かれた日。覚者(ブッダ)となられた日です。僧堂では、本日をもって臘八大接心を終え、普段どおりの修行に戻ります。 マ...

臘八大接心

ただいま日本の多くの僧堂では、臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)のまっただ中です。*もっと寒い時に…と、1月に大接心をされる僧堂もあり、時期は必ずしも決まっていません。 マハーボーディー寺院 インド・ブッダガヤ これは、お釈迦さまが、苦行で...
2.禅の文化

月釜 於:大徳寺

千利休の月命日の11月28日(土)。大徳寺のいくつかの塔頭にて釜が掛けられますので、久々にでかけてみました。11月は、炉開きで茶室のしつらえも新たに、火が客の方へと近づき、さらに半年間茶壺でねかせたお茶の口切りがある季節。茶人の正月とも言わ...