2.禅の文化

2.禅の文化

立派な人

「そんなところ(禅文化研究所)につとめておられたら、立派な人にずいぶんにお会いになるんでしょうねえ」と時々言われる。大抵の場合、揶揄である。発言者の真意は、「私は、そんなにアクセク修行もしてませんし、聖人でもないけれど、そこそこ気持ちよく、...
禅の寺

関係機関等からのお知らせ

弊所のブログは、主に禅に関心のある方などにご高覧いただいているかと存じます。 なかなかに、弊所主催での講演会や坐禅会などは開催する機会がございませんが、お仕事でいつもお世話になっている、東京禅センターさんなどは、様々な勉強会や坐禅会など、広...
京都

11月最後の日

本日で11月も終わり、明日から12月。 なんとなく、忙しい忙しいと言ってはいませんか? 確かに、師が走り出している気がします。 28日の日曜日。今年最後の大徳寺の月釜にお邪魔してきました。 先月旅立たれた表千家の重鎮、久田宗也宗匠ゆかりのお...
本の刊行

萬壽僧堂(大分) 西尾宗滴老師を訪ねて

季刊『禅文化』の連載記事、-吾が師を語る-の取材で、大分県大分市にある萬壽僧堂にお邪魔して参りました。 閑栖(かんせい)老師・西尾宗滴老師に、御自身の師匠について、様々なお話をお聞かせいただきました。 一番印象的だったのは、師匠の厳しい指導...
禅のことば

『笑う禅僧―「公案」と悟り』 安永祖堂著

『笑う禅僧―「公案」と悟り』安永祖堂著 「最近、気が晴れないし、坐禅でもしてみようか」 「うちの息子、ぐうたらで根性なしやさかい、坐禅でもさせてみよか」 そんなとんでもないこと "やめておきなさい" とは司馬遼太郎さんの言である。司馬さんは...
京都

大徳寺近辺の秋

京の都もぐっと冷え込み、どこを通っていても目に入ってくる“自然が織り成す美しい錦繍”に心奪われる頃となりました。 大徳寺辺りを訪れますと、駐車場付近のけやきなどは上のように色とりどり。 僧堂の紅葉の木はそれは立派。ちょうど今はグラデーション...
禅のことば

惠信所長が「こころの時代」に出演

このところ、雑誌記事に掲載されることが続いている西村惠信所長が、下記のとおり、NHK教育テレビの「こころの時代」に出演します。 今年4月に放映された「歴史ヒストリア」に出演では、出演時間がとても短くて、なんともあっけなく、本人の弁でもがっか...
禅の寺

光明禅寺 -太宰府-

太宰府を訪れるなら、太宰府天満宮はもちろんかと存じますが、すぐ近くに東福寺派の禅寺があります。光明禅寺です。 天満宮は日本人のみならず、韓国や中国からの団体で溢れかえっていますが、こちらは私が訪れた際には1人きりでした。 どこまでも続くかの...

退蔵院ピースフルコンサート

以前こちらでもご紹介させていただきました、妙心寺の塔頭、退蔵院でのピースフルコンサートにお邪魔してきました。 パーフェクトポーションの代表、サルバトーレの平和に対する思いと、それに繋がる支援、そして退蔵院の皆様のご理解でこのコンサートは実現...
禅のことば

所長記事掲載雑誌のご紹介 -小学館『サライ』11月号-

先般の『セオリー』誌に続いて、今度は書店でもっと目にする小学館『サライ』11月号に、禅文化研究所所長・西村惠信の記事が掲載されています。 この号は「初めて出会う 京都」という大特集が組まれている号ですが、毎回組まれている「サライ・インタビュ...
京都

Japanese Decorative Gigs 2010 窶骭€ 京 都 南 蛮 事 変 -妙心寺・春光院-

「南蛮寺の鐘」が残る妙心寺の塔頭、春光院さんにて、10月24日、面白い会が催されます。 唐紙・襖紙の制作で、昨日ご紹介しました-かみ添-さんも参加されています。 私もお邪魔する予定です。 美しいモノ、新しい価値観との出会いに、自身が何を思う...
各派管長・老師のことば

梅林僧堂 東海大光老師を訪ねて

先日、季刊『禅文化』の連載記事、-吾が師を語る-の取材で、福岡県久留米市にある梅林僧堂分院までお邪魔して参りました。 閑栖老師(前妙心寺管長)・東海大光老師に、御自身の得度のお師匠さんや、僧堂での師匠である東海玄照老師について様々なお話をお...
禅のことば

所長記事掲載雑誌のご紹介 -講談社『セオリー』-

所長・西村惠信の記事が掲載されている雑誌のご紹介です。 講談社『セオリー』 -特集・幸福な死に方- 錚々たるメンバーによる「幸福な死に方」とは「死とは」……が語られており、所長も実に素晴らしい内容であると仰っています。 表紙を少し確認したと...
2.禅の文化

中国僧との交流

日中の禅僧が坐禅や作務など、修行体験を通して相互理解を深める、日中禅僧交換交流のために5名の中国僧たちが来日した(9/27)。 中国仏教協会から派遣された一行は、福建省の仏学院の指導者を中心としたメンバーで、国内の2つの専門道場で雲水たちと...
禅の寺

木曽の名刹 定勝寺 その2

庫裡内部の書院には、「定勝寺棚」と言われる立派な棚や、欄間や障壁画など、目を見張るものばかり。 御所蔵になられている宝物も逸品ばかりで、そのうち15点ほどの撮影をさせていただいた。 拝観も可能なので、付近に赴かれた際には、一度訪ねてみてはい...