2.禅の文化

禅の寺

妙心寺 曝涼展のおしらせ

11月3日(月)、4日(火)の午前9時~午後4時まで、妙心寺の大方丈・微妙殿において、曝涼展が開催されます。 またとない機会です、禅寺の空気を味わいに、そして宝物を観に、是非おでかけ下さい。 *参加志納金 千円(お抹茶付) 妙心寺公式HP ...
1.禅文化研究所の仕事

萬福寺文華殿 秋期展の講演会

秋期展のテーマ『伝道布教最後の旅・・新黄檗の開立・・』にちなんだ講演会にて、弊所職員の能仁晃道が講演をさせていただきます。 秋の宇治を訪れる方は、是非黄檗宗本山、萬福寺に是非お立ち寄り下さい。 演題:『明僧渡来と本朝臨済禅の覚醒』 講師:兵...
3.その他の寺社

京都非公開文化特別拝観

今年も秋の特別拝観の時期がまもなくやってきます。 いつもどちらにでかけようかと私も楽しみです。 今回禅宗寺院からは、大徳寺本坊・真珠庵・黄梅院・慈受院・南禅院・東福寺三門が公開されます。 普段公開されていない寺院ばかりですので、是非この機会...
京都

早朝の南禅寺

来年春、装い新たに(ムック形式になります)再刊を予定している-禅の寺-の撮影の為、お天道様が登った直後の南禅寺を訪れました。 朝早いというのに、既に境内には散歩をする人、独自の体操をしている人、様々に気持ちの良い朝を過ごされているようです。...
京都

八坂の塔 -法観寺(臨済宗建仁寺派)-

恐らく知らない人はいない?!と思われる京都八坂の塔。 先日、仕事で写真撮影があった折に訪れました。まだ東山より日も登りきらぬ、観光客もいぬ間に見る塔は、いつもと様子が違って見えるのでした。 さて、この八坂の塔、実は臨済宗建仁寺派の寺院に属す...
京都

ススキに寄生 -南蛮煙管-

先日、お茶会で大徳寺の塔頭、瑞峰院さんを訪ずれました。 すると、美しく穂をひろげたススキの前で、着物のご婦人方が何やら下をのぞきこんでいます。 はてさて何事かと一緒になってのぞいてみると、なんとも不思議な花が…。 親切なご婦人が、「ススキの...
京都

大徳寺 曝凉のおしらせ

10月12日(日)、秋晴れの心地よい空気の中、大徳寺の宝物の虫干しが行なわれます(本坊にて9:00~15:30/1人1300円)。 約100点ほどの絵画・襖絵・墨跡などが展示されます。 中でも、かの有名な牧谿(もっけい)の水墨画「観音猿鶴図...
禅の寺

富山 大本山国泰寺

取材で富山県高岡市にある、臨済宗国泰寺派の大本山国泰寺を訪ねた。 慈雲妙意を開山とし、また後醍醐天皇の帰依も受け勅願寺となった。明治維新後には廃仏毀釈の影響を受けたが、山岡鉄舟の尽力を得て諸堂宇の修造を行なったという。 またこの地方に生をう...

行雲流水 1

高岡の晩夏の雲と海 禅宗の修行僧のことを「雲水(うんすい)」という。 もとは「行雲流水(こううんりゅうすい)」ということで、ひとところに留まらず、自由なさまをいう。つまり雲水は、一所不住で、諸方におられる禅匠をたずねて行脚するものなのである...
本の刊行

『訓注 雲居和尚語録』・『雲居和尚墨跡集 続』のご紹介

松島の瑞巌寺(臨済宗妙心寺派)では、雲居希膺禅師350年遠諱を記念し、全国の関係寺院・機関・個人の協力を得て、昭和60年発行の『雲居和尚墨蹟集』に掲載されなかった墨跡など、130余点を収録した、『雲居和尚墨跡集 続』と、『訓注 雲居和尚語録...
京都

日々是好日

好きでよく訪れますが、一日として同じ日はありません。 当たり前なのですが…。よく晴れた日の円通寺からのお山(比叡山)です。 左京区一乗寺にある、臨済宗妙心寺派、円通寺は、この借景庭園で有名ですが、最近このお寺のふもとの方で宅地開発が急激に進...
4.スタッフ便り

ブログ再開

ご無沙汰致しております。 皆さま、お盆はいかがお過ごしになられましたでしょうか。 私事ですが、小さい頃の記憶というのは断片的にとても鮮やかに残っています。 毎年皆でお墓へとご先祖様をお迎えにいき、お供えものには茄子や胡瓜に割り箸が刺され、い...
禅のことば

盂蘭盆に思う

関東の盂蘭盆は7月だそうですが、ここ関西は8月盆ですから、愈々これからが本番です。炎天下、境内の墓地に出てお経を読まされるときなど、いったい誰がこんな暑いときをお盆に決めたんだと、秘かに恨めしくなります。しかし、お寺にやってくる人たちの顔ぶ...
京都

百日紅(さるすべり)

真夏の花というと、蓮・向日葵・朝顔と、この百日紅が代表格だ。 花に関する漢字は非常に蘊蓄(うんちく)がある。馬が酔う木と書いて「あせび」と読んだり、木の瓜と書いて「ぼけ」と読んだり…。その字から花の特徴がわかるようだ。 百日紅は夏の暑いさな...
京都

オヤジの昼寝 -天龍寺-

今年の夏は猛暑が続いている。 日中は強烈な日射しで、水銀柱は常に30度を超している。町中を歩くと、干物になりそうな…。 そんな炎天下にもかかわらず、連日天龍寺は観光客で賑わっている。 大方丈や書院に吹き抜ける風が気持ちよく、ゴロゴロ寝ている...