京都 霊鑑寺の椿 鹿ヶ谷にある南禅寺派の霊鑑寺は、ことに椿で有名な寺である。 1654年に、後水尾天皇が皇女多利宮(第一皇女梅宮は、奈良円照寺の開山)を開山とし創建された寺である為、その後も代々皇女が入寺されていた門跡寺院だ。 秋の紅葉、春の椿が美しい時期に... 2007.03.20 京都禅の寺花
禅の寺 甲斐の国 塩山 向嶽寺 今年のNHKの大河ドラマは『風林火山』。そのご当地である甲斐の国にある、臨済宗の大本山向嶽寺に仕事で訪れた。 向嶽寺は山梨県甲州市(旧・塩山市)にあり、東京からだと新宿から中央線で1本でいけるのだが、京都からはなかなか交通の便が悪い。 名古... 2007.03.06 禅の寺
禅の寺 重要文化財『龍虎図』 -妙心寺- 大本山妙心寺所蔵の、狩野山楽による-龍虎図-(重文)の高精細複製品が、(財)京都国際文化交流財団より、妙心寺に寄贈されました。 本物は、京都国立博物館に委託保存されており、お目にかかれる機会はそうはありません。 この複製については、曝涼(虫... 2007.01.15 禅の寺
禅の寺 国宝『風神雷神図屏風』 -建仁寺- 京都・建仁寺にて、国宝『風神雷神図屏風』の、高精細複製品が展示公開されています。>2月末まで。 繊細なデジタル画像を大判プリンターにて出力した後、伝統工芸士の方が金箔を貼ったもので、忠実に再現されています。 本物は、京都国立博物館に委託保管... 2007.01.06 禅の寺
京都 虹と紅葉の嵐山 久しぶりに京都西山に虹が出ました。 昨夜の雨が、霧雨状になって残ったものです。 11月~12月初旬、この山際では、天気が良くても午後3時ごろには急に時雨て来るのが常で、そのおかげで嵐山の紅葉は瑞々しくて美しいのです。 しかし、近年は温暖化の... 2006.12.14 京都禅の寺
京都 妙心寺山門 我が家は妙心寺のすぐそばにあり、開静(かいじょう)解定(かいちん)を知らせる板を敲く音が、僧堂から聞こえてくるほどである。 自宅で仕事をしているときなどは、この独特の拍子が耳にはいると、朝晩の慌ただしい時間の中でもホッと一息つくことができる... 2006.12.11 京都禅の寺
京都 京都嵯峨野 霊亀山天龍寺 今年の紅葉は全国的に遅いようだが、このところの1週間で、京都の各地も、急に色づいた感じがする。嵯峨野に用があったので、沢山の人で賑わう嵐山の天龍寺を訪れた。 夢窓疎石を開山とする、いわずとしれた、臨済宗の大本山の一つである。 先日、松島瑞巌... 2006.12.01 京都禅の寺花
禅の寺 松島 青龍山瑞巌寺 「♪松島の~ さよ~ 瑞巌寺ほどの~ 寺もな~いとえ~」と斎太郎節でも有名な、臨済宗妙心寺派の名刹、瑞巌寺を訪れた。 瑞巌寺宝物館への出張のためである。 大阪空港から飛行機で向かったが、天候がよかったので、機内から琵琶湖全体を見渡せ、また雪... 2006.11.30 禅の寺
禅の寺 虎渓山永保寺 岐阜県多治見市にある、南禅寺派の修行道場、虎渓山永保寺を訪れた。 妙心寺派の某教区寺庭婦人研修会がここで開かれ、私は、ここに講師として呼んでいただいたためである。 ここは天龍寺開山でもある夢窓国師が開かれた名刹であるが、数年前、方丈や庫裡を... 2006.11.16 禅の寺
京都 大徳寺 月釜 去る10月28日、大徳寺での月釜に訪れた。 28日といえば、利休居士の月命日にあたり、毎月釜が懸かるのだ。 聚光院のみ、三千家の菩提寺である為、順番に法要を営み、家元担当にて釜が懸けられる。 その他いくつかの塔頭では、だいたい表千家の先生方... 2006.11.06 京都禅の寺
禅の寺 花札も真っ青!-天龍寺- 私の住む、嵐山天龍寺は、今萩が満開です。 百花苑には、白・ピンク・混合とそれはそれは美しく群生しています。 萩は一株では花が小さくあまり見映えが良くは無いかもしれませんが、大きい株がいくつもあるとそれはそれは見事です。 今年は、中秋の名月ご... 2006.10.05 禅の寺自坊つれづれ花
1.禅文化研究所の仕事 西村惠信所長といく -禅と文化の旅- 恒例の、【禅文化研究所 日帰りバスツアー】のお知らせです。 紅葉で混み合う京都を避け、今回は滋賀(甲賀・信楽)を訪れます。 京都と同じく歴史深い近江の里で、美しい自然と美術に触れ、禅の寺にて 西村惠信先生のお話を拝聴し、共に学びましょう。 ... 2006.09.30 1.禅文化研究所の仕事2.禅の文化禅と文化の旅禅の寺美術館・博物館
禅の寺 大徳寺、電線を地中に。 所用で、大徳寺を訪れた。 何やら門のところに看板がかかっているので読んでみると、景観保護の為、電線を地中に埋める工事をはじめたとのこと。 素晴らしい試みだと思う。 2006.09.25 禅の寺
禅の寺 日中禅僧交流 8月29日、第5回日中禅僧交換交流のため、臨済宗・曹洞宗から6名の雲水たちが中国へと旅立った。一行は10日間にわたり厦門にある南普陀寺で中国僧と共に修行生活を行う。 2006.09.01 禅の寺
禅の寺 鎌倉日帰り行 今、禅文化研究所と臨黄合議所ですすめようとしている、禅芸術の文化財など宝物のデジタルアーカイブ化という大きなプロジェクトがある。 臨済宗や黄檗宗の各本山を中心に所蔵されている宝物等の写真と目録を整備するという、禅文化研究所にとっても、とても... 2006.07.31 禅の寺