京都

3.その他の寺社

尊勝院 -京都・粟田口-

洛東粟田にある、天台宗の古刹、尊勝院が特別公開中とのことで訪れてみました。 今回、第44回 秋季京都非公開文化特別拝観 のポスターを見て、「ここは?」と気になったのででかけてみたのですが、人目に触れぬようなひっそりとした地に、このような立派...
3.その他の寺社

京都非公開文化特別拝観

今年も秋の特別拝観の時期がまもなくやってきます。 いつもどちらにでかけようかと私も楽しみです。 今回禅宗寺院からは、大徳寺本坊・真珠庵・黄梅院・慈受院・南禅院・東福寺三門が公開されます。 普段公開されていない寺院ばかりですので、是非この機会...
3.その他の寺社

海住山寺 -ひっそり佇む国宝五重塔-

京都は木津川市、加茂にある海住山寺(かいじゅうせんじ)を訪れました。 この辺りは、美しい日本の風景が多々残っており、海住山寺へと続く道は、「本当にこの道の先に国宝の五重の塔などあるのだろうか?!」と思わせられるような、車一台通ればいっぱいの...
京都

早朝の南禅寺

来年春、装い新たに(ムック形式になります)再刊を予定している-禅の寺-の撮影の為、お天道様が登った直後の南禅寺を訪れました。 朝早いというのに、既に境内には散歩をする人、独自の体操をしている人、様々に気持ちの良い朝を過ごされているようです。...
京都

八坂の塔 -法観寺(臨済宗建仁寺派)-

恐らく知らない人はいない?!と思われる京都八坂の塔。 先日、仕事で写真撮影があった折に訪れました。まだ東山より日も登りきらぬ、観光客もいぬ間に見る塔は、いつもと様子が違って見えるのでした。 さて、この八坂の塔、実は臨済宗建仁寺派の寺院に属す...
京都

ススキに寄生 -南蛮煙管-

先日、お茶会で大徳寺の塔頭、瑞峰院さんを訪ずれました。 すると、美しく穂をひろげたススキの前で、着物のご婦人方が何やら下をのぞきこんでいます。 はてさて何事かと一緒になってのぞいてみると、なんとも不思議な花が…。 親切なご婦人が、「ススキの...
京都

大徳寺 曝凉のおしらせ

10月12日(日)、秋晴れの心地よい空気の中、大徳寺の宝物の虫干しが行なわれます(本坊にて9:00~15:30/1人1300円)。 約100点ほどの絵画・襖絵・墨跡などが展示されます。 中でも、かの有名な牧谿(もっけい)の水墨画「観音猿鶴図...
3.その他の寺社

浄瑠璃寺 -平安の信仰を今に伝える九体仏-

九体の阿弥陀如来がおはしますことから、地元の人などからは九体寺(くたいじ)さんと呼ばれ親しまれている古刹、浄瑠璃寺(真言立宗)を訪れました。 白洲正子さんの著書でこのお寺を知ってからというもの、約8年前から「行ってみたい」と願い、漸くご縁を...
4.スタッフ便り

禅堂の改装

本研究所のある建物は無文館(名称は花園大学の元学長であり、本研究所の初代所長の山田無文老師に由来する)といい、花園大学との共用で2階が禅堂となっている。 一度に200人以上が坐れる広さを持ち、普段は実践禅学の講義や一般を対象にした早朝坐禅会...
京都

御苑の百日紅

4月には見物客で賑わいを見せる、京都御苑内の“小川の糸桜”あたり。 この桜の印象が強すぎて全く気づいてもいなかったのですが、隣にこんなに立派な百日紅が。 夏の御苑内を通ると、「こんなにも百日紅が植えられていたのか…」とびっくりするほど、あち...
京都

狩野派と近世絵画 -承天閣美術館-

相国寺内にあります、承天閣美術館にて、-狩野派と近世絵画-展が開催中です(11月30日まで)。 訪れるたびに、美術館まわりの庭などが美しく手入れされていっており、美術館に美しいものを拝見しに行く際に、本山の境内を歩かせていただけるのはありが...
京都

インドネシア更紗のすべて -細見美術館-

京都は岡崎の細見美術館にて下記が開催されている為、楽しみにでかけました。 日本・インドネシア共和国国交50周年記念   「インドネシア更紗のすべて ─伝統と融合の芸術」展 会期:平成20年8/1(金)~9/15日(月・祝) アジア諸国の布は...
京都

神竜院梵舜(ぼんしゅん)

神竜院梵舜と聞いてすぐにピンとくるなら、その人はかなり歴史に詳しい。京都大学の東、神楽岡に鎮座する吉田神社の社家に生まれ、家に伝わる唯一神道を大いに鼓吹した僧侶である。 徳川家康は死後、神となった。彼をいかなる方式で祭るかについて、天台宗に...
京都

日々是好日

好きでよく訪れますが、一日として同じ日はありません。 当たり前なのですが…。よく晴れた日の円通寺からのお山(比叡山)です。 左京区一乗寺にある、臨済宗妙心寺派、円通寺は、この借景庭園で有名ですが、最近このお寺のふもとの方で宅地開発が急激に進...
京都

百日紅(さるすべり)

真夏の花というと、蓮・向日葵・朝顔と、この百日紅が代表格だ。 花に関する漢字は非常に蘊蓄(うんちく)がある。馬が酔う木と書いて「あせび」と読んだり、木の瓜と書いて「ぼけ」と読んだり…。その字から花の特徴がわかるようだ。 百日紅は夏の暑いさな...