禅の寺

デジタルアーカイブス

飯山正受庵へ

先般、飯山の正受庵へお邪魔してきました。ちょうど、近畿以西は梅雨明けとなった日で、信州飯山といえども夏の景色でしたが、ヒグラシの声が聞こえるのがいかにも飯山らしく感じました。 来年、白隠禅師の師匠である正受老人道鏡慧端禅師の300年遠諱に正...
禅の寺

今年の紫陽花は花が少ないのでは

2019年も半分が過ぎてしまいました。如何お過ごしでしょうか。先週末に鎌倉円覚寺を日帰りで訪ねてきました。昨年より勤修されてきた釈宗演老師と大用国師の遠諱事業もほぼ終わり、これらの記録本作成のための打ち合わせのためです。 円覚寺には境内にた...
禅の寺

建仁寺で暁天坐禅会

画像をクリックすると拡大表示します 7月になると、各地の臨済宗本山で暁天坐禅会、暁天講座といった一般向けの講座が開催されます。今回は、京都東山の建仁寺での「緑陰講座」をご紹介します。 午前6:30から30分の坐禅のあと、7:10から8:00...
禅の寺

釈宗演老師没後100年記念事業

釈宗演老師が中興開山である鎌倉の東慶寺では、没後100年にあたる本年、大法要や記念講演など、宗演老師を顕彰する事業を展開されます。詳しくはこちらまで。昨年は大本山円覚寺での100年遠諱やゆかりの地での顕彰事業が行なわれましたが、今回の催しも...
禅の寺

白隠禅師の地へ -松蔭寺と産湯の井戸-

一昨日のブログに続き、自坊の檀家さん達を引き連れての白隠さん由緒の地めぐり、その二日目。 残念ながら露天風呂からの富士山は拝めませんでしたが、伊豆長岡のいいお湯につかって、ホテルを後にしました。向かったのは沼津市原町の松蔭寺。ご存知の通り、...
禅の寺

白隠禅師の地へ -龍澤僧堂-

去る土日の二日間で、自坊の檀家さん7名をお連れして、三島の龍澤僧堂を訪ねてきました。私自身も在錫した僧堂ですし、今、弟子である息子も在錫中ですので、一度お参りしたいという声があったのです。 近畿はまだですが、東海地方はすでに梅雨入りしたとの...
禅の寺

円覚寺の至宝展

4月20日より6月23日まで、東京の三井記念美術館で「円覚寺の至宝-鎌倉禅林の美」展が開催されています。本展は大用国師200年釈宗演老師100年大遠諱記念特別展として開催されるもので、前日に行なわれた開会式に行ってまいりました。 開会式では...
禅の寺

円覚寺中興 大用国師二百年遠諱

昨日(2019/4/11)、鎌倉の大本山円覚寺において、中興開山大用国師誠拙周樗禅師の二百年遠諱が勤修されました。本ブログでも書いておりましたとおり、数年前からこの遠諱のために立ち上げられた遠諱委員会より依頼を受けまして、禅文化研究所では大...
禅の寺

萬福寺開山忌

毎年4月3日に行われる黄檗山萬福寺(京都府宇治市)の開山忌に参列してきました。研究所には京都の各本山から開山忌への案内が届き、仕事が重ならない限り出席しています。桜の満開も近い京都ですが、ここ数日は寒い日が続き、この日も花冷えの中での法要と...
禅の寺

三島龍澤寺へ

少しくブログ更新できずにおりました。花粉症がきついのかと思っていたら、高熱が出て珍しく3日間も寝込んでしまいました。その熱が出る前に出向いたのが、三島市にある龍澤僧堂。このブログでも何度も書いておりますね。 今回は、昨年春から弟子が龍澤僧堂...
禅の寺

安永祖堂老師の方広寺晋山式

去る平成31年3月2日(土)、浜松市の大本山方広寺にて、第十一代管長となられた薔薇軒安永祖堂老師の晋山式があり、禅文化研究所からとして参列して参りました。幸いにしてお天気にも言うことなし、かえって暑いくらいの好天でした。 この大きな本堂に、...
デジタルアーカイブス

中津・自性寺へ

宇佐神宮をあとにして、デジタルアーカイブスの調査出張先である中津市の自性寺様へ向かいました。 予定通り10時着。積んできた調査機材を下ろして新幹線組のスタッフを待ちます。 この自性寺は奥平家の菩提寺でありますが、12代目の住職に提州禅恕(1...
禅の寺

雪の永源寺

先般来の永源寺派管長・道前慈明老師のビデオ撮影の関係で、先日の朝、雪の永源寺を訪ねてきました。 旧八日市のあたりには雪がないのに、永源寺の門前あたりは、上記のような雪景色。やはり少し山の奥へ入ってきているために、平地とはだいぶ様子が違います...
滋賀

安土城址をあるいてきました

去る日曜日の朝、ふと思い立って安土城址を歩いてきました。歩くと言うより登ってきましたという方がいいかもしれませんが……。 まだ紅葉も残っていた上に、拝観者がまだ誰も来ていない状況。ポイントとなるところの写真を撮りながら久々に天守阯に向かって...
禅の寺

真珠庵 特別公開

来春、大本山大徳寺の開山大燈国師(宗峰妙超禅師)の法嗣で、大徳寺第一世である徹翁義亨禅師の650年遠諱ということで、大徳寺の塔頭であり徹翁禅師の開山された徳禅寺様より、弊所に禅師を顕彰する書籍等の制作を依頼されています。 そこで、必要な調査...