禅の寺

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湯島 麟祥院展 記念講演会のお知らせ

おはようございます。 現在、花園大学歴史博物館において、湯島 麟祥院 ―春日局と峨山慈棹―展を開催させていただいております。 何度もご紹介させていただいておりますが、禅文化研究所では、花園大学の調査チームと共に、寺院の宝物調査をさせていただ...
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天龍寺の桜

天龍寺の曹源池庭園といえば、開山夢窓国師作庭で有名です。 お仕事で、プライベートで、よくお邪魔して拝見しますが、毎度気づきがあるものです。天龍寺の塔頭でお生まれになり、ほぼ毎日この庭園を観ている齢70を過ぎた和尚さんが、「この庭ほど素晴らし...
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相国寺東京別院

おはようございます。先日こちらでもご紹介させていただきました「禅と能」についての対談。相国寺東京別院を舞台に、素晴らしいお話が繰り広げられたわけですが……。 私のように、普段京都に住まいし、ストレスの全く無い自転車通勤をしている者にとっては...
2.禅の文化

禅と能 ―季刊『禅文化』特集記事取材

7月25日に発刊予定の季刊『禅文化』241号の特集(毎号、テーマを決めて特集を設けております)は、「禅と能」。まさに切っても切り離せない両者に焦点を当てたいと思っております。編集会議において、「やはりこれは、管長・老師といったお立場の方と、...
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托鉢雲水へのお布施の仕方

おはようございます。僧堂が近くにありますと、およそ決まった日に雲水さんの托鉢姿を見る事があろうかと思います。お布施をしてみたくても、なんとなく作法もわからぬのでいつも見送るのみ…という方もいらっしゃるかと。以前にも一度ご案内させていただいた...
禅の寺

天龍寺・臨川寺特別参拝のおしらせ

おはようございます。 本年は、臨済禅師の1150年遠諱(お亡くなりになられてから1150年の節目です)、白隠禅師の250年遠諱(正確には来年)の大法要の年。 それを記念して、様々な行事を開催する予定です。  京都国立博物館において、4月12...
禅の寺

大徳寺茶所

私用で大徳寺さんにでかけますと必ず立ち寄りますのが、茶所。大黒天さんが祀られているひっそりとした三門横の休憩所です。こちらでいただくお茶が美味しくて、いつもしばし座って休ませていただき、ほっとしています。
禅の寺

大徳寺塔頭 高桐院

青竹にすげ替えられ、清々しく。花や紅葉の時期はもちろん美しいのですが、冬が一番禅寺らしく、引き締まった空気感がなんとも言えません。 これは昨年12月の終わりに撮った写真ですが、「すべての事があらたまる」新年を迎えるにあたって、私の心の準備ま...
京都

50回記念 京の冬の旅 ごあんない

京都市観光局さんが主催されている「京の冬の旅」。今回、洛南エリアの東寺さん以外はすべて禅寺!のようです。 遠諱記念・春の京都禅寺一斉拝観が待てない方は、まずは冬の京都へどうぞ。
各派管長・老師のことば

臨済録提唱 ―南禅寺派管長 於:南禅院―

臨済宗大本山南禅寺の南禅院にて、月に一度開催されております管長猊下による、臨済録提唱。12月は13日(日)の開催でした。私のような在家の凡人には、“提唱”となるとなかなかに難しいわけでありますが、今は亡き堀内宗心宗匠が、弊所から発刊させてい...
禅の寺

春の京都禅寺一斉拝観 〈2016年開催〉

平成28年春、臨済宗を開かれた臨済義玄禅師の1150年遠諱、ならびに日本臨済宗中興祖である白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念して「春の京都禅寺一斉拝観」を実施すべく準備にとりかかっております(遠諱の詳細はこちら)。 渾身の作。と申しましょうか...
京都

金閣寺参拝

「京都は生まれて初めて!」という小学校4年生の娘さんを連れて、友人が長野から来京。一番行ってみたい所は?!やはり金閣寺(正式名称鹿苑寺。臨済宗大本山相国寺の門外塔頭ですよ皆さま)!瑞々しい感性と共に参拝する金閣寺には、大人には無い発見があっ...

12月8日 成道会

ブッダガヤ お釈迦様が悟られた菩提樹の元に世界中から仏教徒が集います 12月8日。成道会(じょうどうえ)。お釈迦様がお悟りを開かれた日。覚者(ブッダ)となられた日です。僧堂では、本日をもって臘八大接心を終え、普段どおりの修行に戻ります。 マ...

臘八大接心

ただいま日本の多くの僧堂では、臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)のまっただ中です。*もっと寒い時に…と、1月に大接心をされる僧堂もあり、時期は必ずしも決まっていません。 マハーボーディー寺院 インド・ブッダガヤ これは、お釈迦さまが、苦行で...
2.禅の文化

月釜 於:大徳寺

千利休の月命日の11月28日(土)。大徳寺のいくつかの塔頭にて釜が掛けられますので、久々にでかけてみました。11月は、炉開きで茶室のしつらえも新たに、火が客の方へと近づき、さらに半年間茶壺でねかせたお茶の口切りがある季節。茶人の正月とも言わ...