各派管長・老師のことば

各派管長・老師のことば

日曜説教会と坐禅 -鎌倉・円覚寺-

鎌倉は円覚寺さんの、居士林ブログを楽しみに拝読している私。 噂に聞こえてくるのは、管長の日曜説教会には、300~400人の方々が集うとのお話。 「これは実際に鎌倉へ赴き、参加したい!」といざ鎌倉へ、念願叶って先日の日曜説教会にお邪魔する機会...
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問答

相国寺の有馬賴底管長インタヴューを読んだ。聞き手は日文研の末木文美士(ふみひこ)先生である。末木先生の核心的な直球に、管長が間髪を入れず即答される。 脳死と臓器移植 末木 脳死の問題ですが、それに伴う「臓器移植」ということについてお伺いした...
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山田無文老師

山田無文老師は、禅文化研究所の初代所長でしたが、花園大学の学長も長く勤められました。 当時花園大学では、春と秋に各々5日間の摂心があったようです。 全学を挙げての摂心で、教員、職員、学生は全て参加することになっていました。 ところがある摂心...
1.禅文化研究所の仕事

「遂翁元盧」展 記念講演会

既に本ブログでご案内しておりますとおり、現在、花園大学歴史博物館にて、2011年秋季企画展「遂翁元盧 禅画と墨蹟」を開催しております。 本展覧会では、丈山文庫・永明寺(いずれも静岡県)の所蔵する、白隠慧鶴の高弟・遂翁元盧(1717~89)の...
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龍澤僧堂 後藤榮山老師を訪ねて

季刊『禅文化』-吾が師を語る-の取材で、静岡県三島市にある白隠禅師・東嶺禅師ゆかりの寺、龍澤僧堂の後藤榮山老師をお訪ねしました。 梅雨の合間の青空広がる真夏日。窓という窓が開け放たれ、自在に風の通る部屋の中はとても涼しく、目に緑眩しく、また...
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永源僧堂 篠原大雄老師を訪ねて

先日、季刊『禅文化』の連載記事、-吾が師を語る-の取材で、滋賀県東近江市にある永源僧堂に篠原大雄老師を訪ねました。 私は研究所で働かせていただいてちょうど6年ほどになるのですが、研究所にいながらも、在家で“禅”の世界にこよなく憧れるただの一...
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東日本大震災  ティク・ナット・ハン師より

日本の皆様へ 今回の悲劇で亡くなった多くの方のことを想うと、ある部分、あるかたちで我々自身も亡くなったのだと痛切に感じます。 人類の一部の苦しみは、全人類の苦しみです。また、人類と地球はひとつの身体です。そのひとつの身体の一部に何かが起きれ...
4.スタッフ便り

因縁因果の…… 中川宋淵老師

このブログでも何度か書かせていただいていますが、大学卒業後、松田高志先生(神戸女学院大学名誉教授/神戸常磐大学教授)のご指導のもと、ゼミを続けています。 先日のゼミでのお話をご紹介。 松田先生は参禅経験もあり、禅文化研究所の哲学研究班にも所...
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ティク・ナット・ハン 来日と京都講演開催について

以前にここでも御案内したとおり、ベトナム出身の臨済僧、ティク・ナット・ハン師が、来たる2011年春の下記の日程でご自身二度目の来日をされることになりました。 今回16年ぶりの、2011年日本リトリートでは、京都と横浜で講演会が開催されます。...
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梅林僧堂 東海大光老師を訪ねて

先日、季刊『禅文化』の連載記事、-吾が師を語る-の取材で、福岡県久留米市にある梅林僧堂分院までお邪魔して参りました。 閑栖老師(前妙心寺管長)・東海大光老師に、御自身の得度のお師匠さんや、僧堂での師匠である東海玄照老師について様々なお話をお...
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禅僧が語る -妙心寺 次期管長 河野太通老師-

今年4月に大本山妙心寺の新管長に就任が決まっておられる、姫路市網干の龍門寺、河野太通老師を訪ね、弊所発売のDVD「禅僧が語る」の次作制作の撮影をさせていただいた。 午前中は晴天ではあったが、午後から天候がくずれるとの予報により、まずは、イン...
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妙興僧堂 稲垣宗久老師を訪ねて

秋晴れの気持ちよいとある日、季刊誌『禅文化』の記事、-吾が師を語る-の取材で、愛知県一宮市にある妙興僧堂を訪れました。 稲垣宗久老師の師である、河野宗寛老師や挟間宗義老師について、お話を伺ってきました。 稲垣老師の飾らないお人柄、お話に魅了...
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禅僧のことば -建長寺 吉田正道管長-

「DVD 禅僧が語る」シリーズの続編撮影のために、厚い雲に覆われた梅雨空の中、建長寺派管長である吉田正道老師のおられる、鎌倉・建長寺の小方丈を訪ねた。 今回は関東での撮影のため、撮影スタッフのほとんどは東京から出てもらっている。1時間半ほど...
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禅僧が語る -方廣寺 大井際断管長-

臨済宗を代表する高僧方に混迷の時代を生きる指針を語っていただく「禅僧が語る」の第2シリーズの収録を開始した。今回ご出演いただいた大井際断老師は、今年94歳になられたが、矍鑠として方広寺派の管長職と僧堂師家をされている。 幼少の頃のお話から、...
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『新版 明治の禅匠』 新刊のご案内

幕末から明治維新、そして廃仏毀釈の激動の時代に、命がけで禅の法灯を紡いでこられた宗匠方の記録が新版で復活(7月17日発売予定)です。一昔前の禅僧、居士の気概とはこういったものであったのか…と、現代日本人が教えられる事が多々あります。 ご予約...