4.スタッフ便り

セイタカアワダチソウ -青木新門『納棺夫日記』より-

「ススキが全滅しそうで、セイタカアワダチソウは好きじゃない!」と長い間思っていたのだが、何年か前、こんな文章に出会った。 「こちらへ来る途中見かけたのですが、セイタカアワダチソウ、すごいですね?」 「ああ、あの草ね」 「日本中、まっ黄色にな...
京都

ススキに寄生 -南蛮煙管-

先日、お茶会で大徳寺の塔頭、瑞峰院さんを訪ずれました。 すると、美しく穂をひろげたススキの前で、着物のご婦人方が何やら下をのぞきこんでいます。 はてさて何事かと一緒になってのぞいてみると、なんとも不思議な花が…。 親切なご婦人が、「ススキの...
3.その他の寺社

大和し美し -浄瑠璃寺付近の風景-

先日ブログにてご紹介しました、MIHOミュージアムの展観-大和し美し-ですが、浄瑠璃寺近くにはそんな日本の美しい-風景-がそこかしこに残っています。 人工建造物などはいっさい見えない、なだらかな山と田畑。とても美しいです。 珍しい花おくらで...
滋賀

蕎麦の花

蕎麦の花が満開の時期となりました。 滋賀の自坊近く、日本の美しい風景です。 土を耕しているお百姓さんの後ろをついて歩く白鷺。たくさん収穫がありそうです。 なんとも微笑ましく、心和ませてもらいました。
京都

御苑の百日紅

4月には見物客で賑わいを見せる、京都御苑内の“小川の糸桜”あたり。 この桜の印象が強すぎて全く気づいてもいなかったのですが、隣にこんなに立派な百日紅が。 夏の御苑内を通ると、「こんなにも百日紅が植えられていたのか…」とびっくりするほど、あち...
京都

百日紅(さるすべり)

真夏の花というと、蓮・向日葵・朝顔と、この百日紅が代表格だ。 花に関する漢字は非常に蘊蓄(うんちく)がある。馬が酔う木と書いて「あせび」と読んだり、木の瓜と書いて「ぼけ」と読んだり…。その字から花の特徴がわかるようだ。 百日紅は夏の暑いさな...
3.その他の寺社

勧修寺 -京都・山科-

山科にある門跡寺院で、真言宗山階派大本山、勧修寺(かじゅうじ)を訪れました。 このお寺の建立は昌泰3年(900年)で、由緒も歴史も随一。 蓮と睡蓮の咲き誇る氷室の池を中心とした庭園も圧巻です。平安時代には、1月2日、この氷室の池に張った氷を...

雪の下

今年も咲きました。 研究所前の花壇にて。さほど手入れされているわけでもなく、冬はどこに行ったのか?!と思うほどに印象の無いこの花なのですが、この時季になるといつのまにか可愛らしい蕾をつけ、花が咲きます。 茶花としても使えますし、一輪挿しに飾...
京都

08年さくら その2

昨日に引き続き、桜の写真です。この2枚は京都、上品蓮台寺の桜です。紅しだれがとても立派です。
京都

08年さくら その1

今年もたくさんの桜を楽しめました。なぜか今年は初めて桜に夢中でした。むろん毎年綺麗だなぁと思って見ているのですが、どうしてでしょうか。現在の心境?年齢?でしょうか…。 なかなか綺麗な写真が撮れましたので、皆さまにご紹介を。 来年のお花見のご...
滋賀

坐禅草の群生地 -滋賀県高島市-

研究所の出版に関する仕事で、滋賀県高島市にあるお寺に墨跡撮影に伺いました。 その帰り道、看板に「坐禅草群生地」とあり、これは!と少し立ち寄ってみました。 坐禅草を見て「圧巻」という言葉も変かもしれませんが、すごいです。なかなかこのような群生...
京都

霊鑑寺の春 哲学の道

特別公開中の霊鑑寺(左京区鹿ケ谷)を訪れました。 毎年、椿の見頃と紅葉の美しい頃、公開されます(今年は4/6まで)。 昨年も参りましたが、やはり今年も心洗われる美しい椿を拝みたい。椿参拝です。 あまりに美しい椿を見ていると、不思議だなぁ…と...
京都

百花苑 -天龍寺-

この冬の京都は雪が多く、ここ天龍寺の庭にも春の気配が感じられるようになり、百花苑の花々が目を開き始めました。これからの庭内散策が楽しみです。 現在、天龍寺では下記のものが楽しめます。 椿・坐禅草・馬酔木・山茱萸・桃・木瓜・梅 これからは… ...
禅の寺

蕗の薹(フキノトウ)

墨跡の撮影ででかけたお寺にて、蕗の薹をみつけました。 雪解けの、ようやく顔を出す頃とは違って、これだけ暖かくなってくるとかなり成長しています。 ほろ苦い春の味、てんぷらにして食べたら美味しいよなぁ…と一人しみじみ眺めます。 春の寺には、最近...
京都

京都御苑の梅と宜秋門檜皮葺きの葺き替え

3月8日(土)の京都御苑の様子です。 少し寒かった頃に比べて、だいぶ梅見の人々でにぎわってきました。 ただ、やはりまだ頑なに蕾を閉じたままの木も多く、満開となるにはもう少しかかりそうです。 今週のこの陽気に反応して、蕾がほころぶ事を期待しつ...