未草-ひつじぐさ-

未草(睡蓮)の季節ですね。 朝開いて、夕方には閉じる事から、エジプトでの花言葉は、「復活」です。国花でもあります。 太陽信仰があり、水を大切に思う人々にとってはまさに、慈しむべき花であったのでしょう。 ツタンカーメン王の墓の中にも、ブルーの...

半夏生(はんげしょう)の季節

「夏至から数えて11日目(現在は、天球上の黄経100度の地点を太陽が通過する日となっているそうだ)、だいたい7月2日~七夕頃までの間の日を、半夏生と言ってね、この花は、その頃にちょうど花を咲かせて、花のすぐ下の葉が白くなるから、半化粧とも言...
京都

三室戸寺の紫陽花

西国観音霊場第10番札所、三室戸寺を訪れた。 どなたでも、あじさいの寺としてこの寺の名前はご存知であろうと思う。 ただ、その寺の縁起となると私も全く知らなかった。 実は本山修験宗の別格本山だそうな。約1200年前に、三室戸寺の奥、岩淵より出...
禅の寺

北鎌倉 東慶寺

臨済宗円覚寺派、松岡山東慶寺を訪れてきました。 研究所発刊の季刊誌『禅文化』に、今年の10月秋号より4回に亘って、東慶寺の寺庭婦人さんのエッセイが連載される予定です。 そんなご縁もあって、寺庭婦人さんによるブログ「まつがおか日記」がある事を...

雪の下 咲く

研究所前にある花壇の雪の下が咲きました。 まだほんの少ししか咲いていませんが、これが群生して咲くと、雪が降っているようです。

雪の下

研究所前の花壇にある雪の下です。 もう少しであのかわいらしい花を咲かせます。 雪の下は、茶花としても用いられる他、その葉は天ぷらにして食べられたり、 火傷にはりつけたりと、様々に使われて来ました。 花が咲いたら、またご紹介致します。
京都

新緑の蓮華寺

かれこれ8年ほど前、紅葉の三千院に行こうとしたのが、あまりの混み様に、八瀬の紅葉を楽しめれば充分か・・・と、バスを降りた。 その時に偶然みつけたお寺、蓮華寺。 まさに紅葉真っ盛りで、その当時はまだ観光雑誌などにもさほど掲載されていなかったせ...
京都

哲学の道の春

-哲学の道-といえば、春の桜ばかりが取り上げられるが、近所の方々が植えていらっしゃるのか、元々ある花なのか、様々な春の花を楽しむ事が出来るのだ。 下ばかり向いてないで、上を向いて歩こう・・・とはよく言うが、桜桜と、上ばかり向いて歩かずとも、...
禅の寺

奈良 円照寺

後水尾天皇の第一皇女、文智内親王(梅宮さま)が開山の門跡寺院。 法華寺、中宮寺と並んで大和三門跡寺院の一つで、現在は臨済宗妙心寺派の寺院、本尊は如意輪観音である。 花の好きな後水尾天皇の影響を受けてか、開山の梅宮さまも、奈良の豊かな自然の中...
京都

小学校のさくら

入学式といえば桜が似合いますね。家の近所にある小学校の桜も鮮やかなピンク色の花を咲かせています。現在は5分咲きといったところで満開になるのが楽しみです。 桜の木の根元に目を向けると淡い紫色の小さな花が咲いていました。これは「花にら」というユ...
京都

亀岡運動公園の桜

京都府亀岡市にある亀岡運動公園の桜です。3分咲き程度の開花で、まだまだこれからといったところです。 桜の本数は有名スポットに遠く及びませんが、人が混み合うこともないので、じっくりと桜を楽しむことができます。のんびりと散歩したり写真を撮ったり...
京都

霊鑑寺の椿

待ちわびていた霊鑑寺(臨済宗南禅寺派)の特別拝観。 鹿ヶ谷の傾斜を利用して造られた池泉観賞式庭園は、敷地を巧みに利用しており、尼門跡寺院の格式に相応しく、寺の境内としては広いとは言えない中にも、趣深く凛とした姿をみせている。 緑の海のような...
自坊つれづれ

木蓮

一気に春になりつつあるこの頃である。 今年も自坊の白木蓮(はくもくれん)がきれいな花をさかせている。 ところが、いわゆる木蓮と白木蓮は別種なのだそうである。 雨上がりの朝、花びらを濡らせて、その白を一層引き出させている気がした。 自然の色は...
京都

御所の百花繚乱

先日、お天気の良い日に御所へと散歩に。 ここ最近、寒い日が続いている為、まさかまだだろうと思いつつ見に行くと、立派なしだれ桜が咲き始めていました。 桃が咲き誇っています。 梅は終わりかけではありますが、まだ咲いているものも・・・。 足もとに...
京都

霊鑑寺の椿

鹿ヶ谷にある南禅寺派の霊鑑寺は、ことに椿で有名な寺である。 1654年に、後水尾天皇が皇女多利宮(第一皇女梅宮は、奈良円照寺の開山)を開山とし創建された寺である為、その後も代々皇女が入寺されていた門跡寺院だ。 秋の紅葉、春の椿が美しい時期に...