花筏

先週は雨の多い一週間でしたね。地元の川面が、花びらで桜色になっていました。 桜が散り始めると、昔は(いや、つい最近まで)少し淋しい気持ちになったものです。「自分も通常運転に戻らないといけないぞ」と、浮き立っていた心もトーンダウン……。 でも...
自坊つれづれ

花祭り 釈迦降誕会

本日は、お釈迦様の誕生日。お花祭りです。 自坊の本堂でも花御堂に誕生仏をお祭りし、お釈迦様の誕生の時に天から降り注いだといわれる甘雨にみたてた甘茶を潅ぎ、お勤めをしました。 私が子供だった頃には、あたりの田んぼにはレンゲの花が一杯でしたので...
4.スタッフ便り

もうすぐ花まつり

いよいよ4月8日は、花まつり(お釈迦様生誕のお祝い)です。 長年、「あぁ、私も自分の家でこのめでたき日をお祝いしたいなぁ……」と願ってきました。昨年も用意ができずに悔やみ、「来年こそは絶対にするぞ」と決め、とうとう、友人で木彫をしている岸野...
禅の寺

不審花開

自然界の奇跡的な造形を見る時、神仏の、宇宙の“はからい”を特に感じることができます。いったい何が、この花を開かせるのでしょう。 東京・麟祥院にて。

今週の花

おはようございます。 先週の椿が開きましたので、「椿しか生けたくない」という気持ちが変わって、一緒に水木を生けてみました。まさに王道というべき組み合わせ。春のこの時期だけのお楽しみですね。 無文老師には、かわいらしい水仙を。食べられるものを...

今週の花

花だよりです。椿のつぼみを一輪生けてみましたら、それ以上生ける気がしなくなりました。蕾からのぞくピンク色がなんともいえぬ生命力を感じさせます。クリスマスローズはうつむき加減でしたので、どうかなと思いましたが、案外かわいらしくおさまっています...

今週の花

おはようございます。上司の自坊より、梅に椿、ふきのとうが届きました。また一気に春がすすんだようで、薄暗い研究所をぱっと華やかにしてくれています。応接にはお気に入りの壺に、格好の良い枝振りの梅とクリスマスローズを。椿をあわせれば良いようなもの...

今週の花

おはようございます。桃の節句ですね。旧暦でなければ桃は咲いていませんが?! 研究所にも春がやってきています。

今週の花

極寒の二月。京都も雪が降りました。お花も少ない季節ですが、その分椿の開花が楽しみな頃でもあります。無文老師にお供えを。 先週終わりかけた水仙ですが、蕾だったものがまた咲いていました。葉は黄色くなってしまいましたので、クリスマスローズとともに...

つらつら椿

つらつら椿 つらつらに、、、 昨夜帰りましたら、玄関に椿の花束が。 心躍りながら自宅に生け、今朝は研究所にも。 なんでもない日のこういった心遣い、嬉しいものですね。

寒苦に耐えて咲く

「梅は寒苦に耐えて咲く」 禅語にある有名な句でありますが、水仙や臘梅もしかり。上司の自坊より今年一番に届いた花を生けます。 木々も枯れ落ち葉は踏み敷かれ、色の無くなったかのような庭に、馥郁たる香りを漂わせ咲く花。年始の雪をもろともせず花開か...
禅の寺

東慶寺の秋をいける 「二人の花」展

境内は秋の花ざかり 鎌倉の東慶寺さんにて一度受講してみたいと思っておりました“挿し花教室”。 ちょうど用事があり東京へ趣く日程と都合良く、参加して参りました。 この日は、東慶寺の寺庭・井上米輝子さん(季刊『禅文化』にもご執筆いただいておりま...

今週の花

おはようございます。今週の研究所のお花です。まずは、そのあたりに生えていましたオオイヌタデと紅葉した狗尾草。タデの種類はどれも生けるとかわいらしく、気に入っています。白磁の壺には秋の草の風情が似合いますね。 無文老師にはピンクの花を。イヌタ...

今週の花

今週も上司の自坊より色々な花が届いております。 が、今回はこちらのみご紹介。白ホトトギスと白水引。秋の露を思わせます。 秋露白如玉 ホトトギスは様々な種類、色がありますが、この白ホトトギスが一番好きです。白は難しくて、地植えをすると負けてし...

茅を肥やしに&秋の野の花

友人の田んぼの稲刈りが終わりました。近くの民家にて茅葺き屋根を葺き替えるらしく、いらなくなった茅をもらいに行き、それを田んぼの堆肥にするというので、都会育ちの私としてはことに珍しく、一緒についてゆかせてもらいました。屋根から下ろされた茅の多...