京都

春はあけぼの -早朝の天龍寺参拝-

朝の早い時間に、天龍寺さんにお邪魔してきました。 この時期の百花苑の桜を初めとする様々な花々は、まさに百花というにふさわしい華やかさです。 およそ樹齢70年から80年くらいのしだれ桜がそれは見事。 柔らかな桜色が、青空に映えます。 百花春至...
京都

京都の今

都の春。京都御苑にて。早咲きのしだれなどはもう満開です! 花を求めて集う人々を遠くから眺めるのを、今年は楽しんでいます。 と言いつつ、やはり近づいて写真も撮ってみたり・・・・・・。 本日より新年度。どうぞ引き続き、禅文化研究所を宜しくお願い...

今週の花

自宅で花を生けてみましたが、せっかく咲いた花を摘んで、自然から恵みをいただいたからにはたくさんの人に見てもらおう・・・と、研究所に持参し、生けています。上写真は、伊賀の土楽さんのお庭でいただいてきたお花。梅も椿も良い枝ぶりで、どの枝をいただ...

福森雅武 山の木と花 -冬を生ける-

以前ブログでもご紹介しましたが、岐阜県大垣市のお茶屋屋敷跡(慶長九年〈一六〇四〉頃、徳川家康が岐阜城御殿を移築させた将軍専用の休泊所跡)にある矢橋家別邸にて、「福森雅武 山の木と花 冬を生ける」(栄中日文化センター特別講座)が開催されました...
自坊つれづれ

自坊の花だより

今冬は関東にものすごい豪雪をもたらしましたが、自坊のある滋賀県は、かえって毎年より積雪が少ないようです。とくに我々は南雪というのですが、滋賀県北部よりも、南部の方が何度も積雪しました。だから雪質も水分の多いベタベタの雪でしたよ。とはいえ、も...

春の足音

ちょうど一ヶ月前に上司が自坊より持ってきてくれました山茱萸。 その時には赤い実を楽しんで生けていました。 人間はここのところの寒波に「寒い寒い」と身を縮こめていますが、そんな中でもかすかに聞こえてくる春の足音を彼らは聞き逃しません。少しずつ...
4.スタッフ便り

土楽窯・福森雅武 花の会

取材では何度もお世話になっております、伊賀は土楽窯の福森雅武先生の花の会が、岐阜県で開催されます。 以前開催された時の事は、季刊『禅文化』でもご紹介させていただきました後、ブログでもご紹介しました。実際に花を生けられるのを直に拝見する機会は...

満開の冬

ふとした瞬間に春の気配を感じる頃となって参りました。 ふきのとうも出没しはじめているとかいないとか?! とは申しましても、まだまだいっぺんには春は来てくれません。花材も限られています。 そんな季には、この時期だけに楽しめるものを。 上司がま...

冬の野

おはようございます。 日曜日、京都の町は銀世界。もう少し雪を楽しみたくて比叡山へ。 冬の野に出て花・・・ではなく、実のものを摘んで帰り、ピッチャーに飾って冬の山の気配を部屋でも楽しんでいます。 自然からのお裾分けは、こちらが意識して摘まずと...

初春

昨年末に、上司が自坊より持ってきてくれていました梅の枝やロウバイの枝。 外よりは暖かな研究所内で年越しをなさり、見事花を咲かせてくれました(上司の自坊ではまだまだ蕾は固いとのこと!)。 この、蕾がほころび花が咲く・・・という一連の“はたらき...

今週の花

枝にみのむしが!!! 上司が自坊よりロウバイの黄葉した枝、梅の枝、侘助(椿)、すすき、ウィンターコスモスなどなどを持ってきてくれました。 先週の花もこの季節ですのでもちがよく、まだ元気でいてくれて、秋から冬へと移るもの寂しい季節ですのに、花...

開花

蕾がぷっくりと膨らみ、まさに開花せんとする時、一番強い力を感じますね。 まだかまだかと待ちわびていましたら、先週末に開花しました。 こんな小さき花にも宿る神仏のはたらきに、感動しています。 咲く前の様子はこちら。

今週の花

ほんとうは山へ分け入り、生ける草花を採取!が夢なのですが、都会ぐらしではままならぬ為、花屋へでかけます。京都には比較的、野山の枝もの、和花などを扱う店が多く在り、店の主から色々と教えていただく事も多く、助かっています。まず、研究所玄関には、...
4.スタッフ便り

山の花

自然界には不自然がありません。 お隣までは何キロか先・・・という山の中、大自然に囲まれた地に住まう長野の友人宅にお邪魔し、朝のさんぽで摘んだ草花です。 「あ、かわいいな・・・」と目にとまったものを、何も考えずに少し山から分けていただいただけ...

秋 -研究所の花-

研究所の玄関です。 ススキと栗の木が来訪者の皆さんをお迎えです。秋ですねぇ。