三時草

三時草が、午後三時をお知らせします。 デスクに飾っていた三時草(爆蘭 ハゼラン)。 午後3時の茶礼で、皆にお茶とお菓子を出し終えて戻ってくると可憐な花を咲かせてくれていました。 いつぞや、お茶の先生に「三時になったら咲くから、三時草よ!すぐ...

今週の花

この時期になりますと研究所周りの花壇にも花が少なくなり、毎日木槿が登場です。たまには違う花をと持参しましたコヒルガオ。淡い淡いピンクがなんとも涼しげでかわいらしく、こんなに繊細ですのに水もあがりやすく持ちが良いのです。さらに、生けてからも次...

ベランダ花便り

出勤前。 五月晴れの空のもと、少しの時間でも花と触れ合う時間を取ると、良い一日のスタートが切れます。 たとえ小さなベランダの一角でも、毎日の植物の変化には一喜一憂。 暖かくなるにつれ毎日ぐんぐんと蔓を伸ばして来たジャスミンが、甘い香りを漂わ...

叡山すみれ 命の循環

小さきものにも確実に存在する、命の循環。 我が家の小さなベランダでも、精一杯に咲き、可憐な花を楽しませてくれた叡山すみれ。 花が終わると、ぷっくりと種を抱えるようになります。 いつはじけるかな?!と楽しみに待っていますと、昨日の朝、はじけて...

散りゆく桜

1週間前の休日の事ですが、このような桜を拝んでおりました。 本当に今年は咲き始めるのも散るのも、早かったですね。 散りゆく桜を惜しまず、そこに心とどめず、今は今を楽しもうと思ったのでした。

氷室神社の桜 -奈良-

奈良市内、ちょうど奈良国立博物館の前あたりにあります氷室神社の枝垂れ桜が、それは見事でした。 どの角度から観ても、えもいわれぬ見事な美しい枝ぶり。ことばはいりませんね。
3.その他の寺社

法金剛院 -京都市・花園駅近く-

昨日の"寄り道"にひきつづき、今度はお昼休みにお邪魔してきた法金剛院さんのご紹介。 そう、花園駅すぐ近くにあるこのお寺、お昼休みに拝観に行って帰って来る事が可能です。 なんと優雅な昼休みでしょうか。昼休みにも、やはり"お寺"です。 京都では...

平等の春

我がマンションの小さなベランダにも、春は平等にやってきてくれます。 昨年購入したすみれから採れた種を植えていましたら、ちゃんと芽が出てこのとおり、小さな花を咲かせてくれました。 なんと嬉しいことでしょう。   不審花開今日春 この小さな自然...

是什麼 -今週の花-

是什麼 これなんぞ   天龍寺派前管長 平田精耕老師 日本水仙の美しい季節ですね。 さざんかの蕾とあわせました。 まさに開かんとする蕾より、生命のシャワーを浴びたいもの。 花器は、岸野寛さんの黄瀬戸竹花入です。
京都

京都御苑の春

昨日も少しご紹介しましたが、京都御苑の春の訪れです。 蝋梅は満開でかぐわしく、梅も花開き、寒桜の姿も。 梅林が満開になれば、桃林の桃も花開き、それが終わる頃にはいよいよ桜の出番。 春の気配を感じながらも、一年で一番寒さの厳しい2月。 今のよ...

東風ふかば

渡宋天神画賛 禅文化研究所蔵 東風吹かば にほひおこせよ梅の花               あるじなしとて 春を忘るな   菅公 梅が咲くと思い出します菅原道真公の歌。 そして、禅宗寺院でこの季節によくみかける軸が、『渡唐天神画賛』ではない...
自坊つれづれ

成人式 そして冬の花

成人式の三連休、いかが過ごされましたか? 半世紀も生きると、初々しかったわが20歳をもう思い出すことも難しくなってきました。しかし、はちきれんばかりの新成人たちを見ていると、寒空の下でも、こちらまで暖かな気分にゆるんでいきます。 さて、冬に...

今週の花

こんなに小さな花も、そこにあるだけで大いに心を和ませてくれます。 下が灰色で無愛想な場所に見えますが、書架のあいている段に置いている為です。あるのと無いのとでは大違いです。 *ちなみに、この花入れの高さは8センチ弱の可愛らしいもの。花の直系...

今週の花

今頃の季節に?!ですが、大きな紫陽花の花とススキを生けています。 本日は紫陽花をアップで。花入れは、岸野寛さん作の黄瀬戸、竹筒花入れです。 紫陽花は6月に花が終わると、次の年にもたくさん花を咲かせるよう大胆に剪定するのが常ですが、剪定しない...

今週の花

玄関 家より、矢筈すすき・ホトトギス・ハナミズキの紅葉した枝を持参しました。 廊下 サルビア・ガラニチカ。このようなお花も山野草ぽく生ける方が好みです。