滋賀 佐川美術館 樂吉左衛門館開館記念フォーラム 佐川美術館 樂吉左衛門館開館記念フォーラムが、去る2月2日に京都市の金剛能楽堂にて行なわれました。 題して、「現代(いま)の精神(こころ)を語る-茶碗から空間へ-」。 樂家当代(15代目)の樂吉左衛門氏の設計により佐川美術館に新しくできた茶... 2008.02.18 滋賀美術館・博物館
自坊つれづれ 涅槃会 今日2月15日は、三仏忌の一つ、仏涅槃会の正当日である。お釈迦様が入滅された日。 この日には、涅槃図とよばれる図像を掲げて、お釈迦様の法に感謝する法要を営む。 自坊には大した書画の掛軸はないのだが、そのわりには不釣り合いな大きな涅槃図がある... 2008.02.15 自坊つれづれ
4.スタッフ便り St. Valentine’s Day 研究所のブログにこのタイトルは無いだろう…と思われた方には、先にお詫びを申し上げます。 「そもそも、バレンタインデーってなに?」と、疑問に思い調べたのは何年前だろうか。 いろいろな説があるようだが、ヴァレンタインとはローマ帝国時代のキリスト... 2008.02.14 4.スタッフ便り
豆知識 それにしても安くなった なんの話かというと、パソコンのことである。 約20年前に研究所に就職し、その頃にNECのパソコンが一斉風靡しだして以来、ずっとパソコンとおつき合いしている。 しかし、相変わらず、パソコンっていうのはブラックボックスでもある。便利さが増すにつ... 2008.02.13 豆知識
旅 北京便り 1 北京在住の禅文化研究所研究員 李建華さんから届いた北京便り(1)。 中国は旧暦のお正月・春節を祝う慣わしなので、毎年の西暦の年始日は違ってくる。 今年の春節は2月7日。中国語では「過年」(年を過ごす)といわれる。春節の前日は除夕(じょせき)... 2008.02.12 旅
4.スタッフ便り 病気にならない生き方 幼なじみに強く薦められて、新谷弘美著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005)を読んだ。 母を膵臓ガンで亡くしたとき、木をみてまったく森をみない現代医療に対して強烈な不信感を抱いてしまった私は、この書の著者が、大腸内視鏡によるポリ... 2008.02.08 4.スタッフ便り職員オススメ本・映画
チベットの草花 Flowers and Plants in Tibet -№15- 禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 硬そうな土、栄養分や水分などは含まなさそうな大地から力強く生えて、このような鮮やかな黄色い花を咲かせています。 専門家さえその品種を特定するのが... 2008.02.06 チベットの草花
京都 『憧れのヨーロッパ陶磁』 -京都国立博物館- 特別展覧会、『憧れのヨーロッパ陶磁-マイセン・セーヴル・ミントンとの出会い-』を鑑賞しに、京都国立博物館を訪れた。 展観の紹介文章には、「いつの時代も、人は異国に対して一種の畏れを感じる一方で、強い憧れをもつようです。このところ、高級食器と... 2008.02.05 京都美術館・博物館
自坊つれづれ 老婆の弔い わたしの自坊のような貧しい骨山でも、だいたい年に数軒の檀家のお葬式があるものなのだが、昨年は見事というべき、たった一軒のご不幸もないまま終わった。 新年恒例の檀家総会でこのことを話して、今年一年も皆さんお元気でお過ごし下さいと話したのも束の... 2008.02.04 自坊つれづれ
京都 待合 -DVD撮影 相国寺にて- 昨日に引き続き、DVD撮影にて訪れた相国寺。 管長の茶の湯点前の撮影だが、ちょうどこの日は午後から初釜があるとのこと。 待合を少し覗かせてもらった。 待合(まちあい)とは、招かれた客が待ち合わせる、茶事や茶会の為に茶室に入る前の待機場所のよ... 2008.01.30 京都各派管長・老師のことば禅の寺
京都 雪の相国寺 一連の管長老師の収録(禅文化研究所より、この春にDVD発売予定!)で、相国寺を訪れました(1/27)。 この日は朝から雪。家を出る時から、「雪降る寺の美しさはいかばかりか…」と、寒いながらも心は暖かく楽しみにでかけました。 静かな境内で、音... 2008.01.29 京都各派管長・老師のことば禅のことば禅の寺
自坊つれづれ 陶工に号をつける -山寺のある一日- この山寺に、二人の青年が突然登って来たのは、もう十年も前のことである。一人の方は、村の若者であった。二、三年前に、お婆さんのお葬式を出したので憶えていた。もう一人の方は、初顔であった。村の青年が言うには、その若者は、青年の奥さんの弟で、出身... 2008.01.28 自坊つれづれ
旅 アジャンター石窟寺院その2 -インド- 仏教窟として有名なアジャンターの石窟群は、第1窟~第30窟まであり、それぞれが部屋のように存在しており、僧院を石窟に置き換えたヴィハーラ窟と、ブッダを象徴するチャイティヤ(聖なるもの)窟があります。時代としては、紀元前1世紀頃の前期窟と紀元... 2008.01.24 旅
1.禅文化研究所の仕事 永源寺を訪ねて 禅僧のことばのDVDシリーズ収録も、第一弾の予定は、残すところ大本山永源寺管長、篠原大雄老師だけとなった。 先日、その事前打ち合わせの為に、撮影監督の映像工房サンガの児玉氏とともに、冬の永源寺を訪れた。 永源寺派の本山である、瑞石山永源寺は... 2008.01.22 1.禅文化研究所の仕事滋賀禅の寺
旅 暗(くらがり)峠 近鉄平岡駅(大阪府)で下車し、近鉄生駒駅(奈良県)まで歩いてみた。行く手に立ちはだかるものは、大阪と奈良を隔てる生駒山地である。大阪側からの登りは傾斜も急でかなりきついが、奈良側は比較的なだらかである。 県境の暗(くらがり)峠を越える。かつ... 2008.01.21 旅