4.スタッフ便り

美術館・博物館

世界遺産 ナスカ展 -京都文化博物館-

遺跡にも興味があり、非常に惹かれるものの、地球の裏側という遠さと、あまりに違う文化を持つ為、まだまだ神秘の世界のような、本当に地球上にこんなとこがあるのかしらんと思うような地。それでもやはり、いつかは訪れてみたい地。 そんなナスカの展示が京...
禅の寺

先祖代々の墓

お盆にお墓参りに行ってきた。新しい霊園には「翔」「夢」など、思い思いの文字が書かれた墓石もかなり増えてきたが、実家の墓地は村の共同墓地で、「先祖代々之墓」「〇〇家之墓」などと彫られた角柱形のものが主流である。 これらの墓は、彫ってある文字が...
美術館・博物館

堀 文子展 -京都高島屋-

『画業70年 自然と共に生きて 堀 文子展』 を訪れた。 (8/15~20日まで、京都高島屋グランドホールにて開催。9/12~24まで、難波高島屋でも開催予定) 以前から、婦人雑誌に度々紹介されている事があり、今まで見たことの無いような画風...

伊吹山 2 山野草Part1

冬は雪に閉ざされる伊吹山であるが、春から秋にかけて、とても沢山の花が咲き乱れる。 これから何日かに亘って、伊吹山の草花を紹介したい。 8月に訪ねると、まずはシモツケソウが一番きれいに目立つ。 調べて知ったのだが、シモツケソウとシモツケはよく...

伊吹山 1 百花繚乱のお花畑

かの関ケ原の合戦があったあたり、滋賀県と岐阜県の県境にある標高1377mの山が伊吹山である。 日本百名山の一つでもあるこの山は、ヤマトタケルノミコトに関する神話があったり、『源氏物語』の「関屋」の巻にも出てくるので、伊吹山は歌枕にも使われる...

近江八幡の水郷

筆者の自坊からそう遠くない、滋賀県近江八幡市には、琵琶湖につながる水郷地帯がある。 群生する葦の間を入り組んだ水路が通っていて、安土の内湖へと繋がっているのだ。 ご覧の通り、人口建造物が見えないポイントもたくさんあり、私のお気に入りのスポッ...
4.スタッフ便り

女というのは・・・

久しぶりに楽しい言葉に出会った。 ジョージ秋山の『浮浪雲(はぐれぐも)』。連載八百回記念という今号は、なんとか良い妻をめとって子どもに恵まれていい生活をしようと生真面目一本でやってきた男のおはなし。ほのかに思いを寄せる女性はいるが、一歩が踏...
2.禅の文化

居士 -こじ-

戒名に使用される「居士」という尊称。 本来は在家でありながら仏道に精進する男性を称する語でした。 仏教で使う居士の語は、サンスクリットの「グリハパティ」、すなわち「家の主人・家長」の訳語ですが、特にインドの四姓の中のヴァイシャ階級の資産家を...

合歓の木

緑濃くなっていく6月頃から徐々に山道などでちらほらとみかける合歓(ねむ)の木。 9月頃まで見られます。緑多い山あいなどで、このピンクの刷毛のような花はとても目立ちます。 奈良の方でしたでしょうか、七夕の夜に合歓の木と大豆の葉っぱを川に流して...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№13-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 硬そうな土、栄養分や水分などは含まなさそうな大地から生えています。 水分を無駄に放出しないように、細い細い茎なのでしょうか。 専門家さえその品種...

朝鮮あざみ-アーティチョーク-

背丈が2mもあろうかと思われる巨大な薊(あざみ)です。夏によく見られます。 朝鮮あざみ、またの名をアーティチョーク(こちらの方が知られているかもしれません)。 濃縮エキスやハーブティー、サプリメントなどもあり、健康食品として売られています。...
自坊つれづれ

七日盆(なぬかぼん)と招き幡

8月7日を盆の入りとして、七日盆という。 この日、筆者の自坊では、朝早くから作業着を着た檀家さんたちが集まって見え、本堂にてお勤めをした後、墓掃除、草刈り、境内清掃など全山清掃を行なうのだ。 それとともに、お盆にお精霊さん(おしょらいさん)...

-赤膚焼(あかはだやき)- 奈良

奈良の中心部から少し車を走らせた所にある赤膚焼の窯元(奈良市と大和郡山市に点在)。 遠州七窯の一つにも数えられている。  奈良へ観光でやって来ても、ここを訪れるのはお茶かお花をする方だろうか。 焼き物好きが訪れる窯元という感じの場所では無い...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№12-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 砂漠の中で、どのように水分を保っておけるのでしょう。美しく咲いています。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい...
禅のことば

百日紅

木登りの上手な猿も滑りそうな木だから「さるすべり」と呼ばれる百日紅。 また百日間ほど花を紅の花を咲かせることから、この「百日紅」と書かれるのであろう。 猿が上るほど大きな木ではないが、自坊にも5本ほどの紅白とりまぜた百日紅があり、今年もお盆...