4.スタッフ便り

京都

大徳寺の月釜

28日は千利休さんの月命日。 この季節、少しでかけるだけでも汗が吹き出るような暑さだが、今月(7月)は土曜日と重なった為、、このような暑さに釜を懸けるご亭主は、どのような工夫をなさるのだろうと、お勉強させていただく為でかけてみた。 月命日で...
4.スタッフ便り

老舗の心

先日、とある老舗に長年使っている大切な物の修理をお願いした。 それが昨日届いたのだが、無駄なゴミを出さずシンプルながらも、大切な物を絶対に濡らさない、傷つけはしない、非常に気配りされた丁寧な梱包で、中味を見るまでもなく嬉しく思った。 そして...
自坊つれづれ

お盆前の一仕事 -庭木の剪定-

今年は猛暑だと言われているが、今のところは冷夏とも言えるような涼しい毎日ではある。 それでもようやく近畿も梅雨が明けたからこれからは暑くなってくるのだろう。 そしてお盆がやってくる。 筆者の自坊では、お盆までには境内の木々をきっちり刈り込ん...
美術館・博物館

MIHO MUSEUM -いにしえのほほえみ-

大好きなミュージアムの夏季展示が始まったので足を運んだ。 「いにしえのほほえみ -地中海から東アジア・日本まで-」 7/14(土)~8/19(日) この美術館、季節ごとの素晴らしい展示と共に、信楽の四季の恵みを体感できるのも気に入っている。...
美術館・博物館

東京国立博物館 京都五山展

上野の東京国立博物館にて、-足利義満600年御忌記念「京都五山 禅の文化」展-が開催される。 *07年7月31日(火)~9月9日(日) 京都五山とゆかりの寺院から、中世の禅文化の名品が一堂に集うまたとない機会。 来館の皆様には、栞いろは歌-...

春日大社

奈良県は春日大社を訪ねた。 奈良公園の山側に位置するここは、緑に包まれて神聖な空気が流れているようだ。 参道をいくと、苔むした沢山の石灯篭がならび美しい。 境内にはいると神殿の回廊などにはたくさんの灯篭が釣り下げられている。 ちょうど我らが...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№11-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 石がゴロゴロ、乾ききったように見えるチベットの大地ですが、こんなに美しく花を咲かせています。 よく、泥から美しい花を咲かせる蓮が讃えられますが、...
4.スタッフ便り

美しい国、日本?! -アレックス・カー氏-

7月15日、TBS『情熱大陸』というTV番組に、アレックス・カー氏が出ておられた。 どのような方かはこちらで>『情熱大陸 アレックス・カー(東洋文化研究家)』 様々な仕事をこなしていらっしゃるが、その全ての根底にあるのは、-本当に美しいもの...
京都

祇園祭 宵山

台風到来、梅雨の雨も降り止まず、どうなるかと皆が心配した今年の祇園祭。 7月16日の祝日月曜日が宵山。この日も午前は晴れていたのに午後から雨、そして夕方には雨がやむという奇跡的?!な空模様。 一番人気(と思えた)、鯉山。  飛騨の名工、左甚...

この花の季節

暑くなってきたなぁ、梅雨だなぁ・・・。 と、なんとなく心が晴れない季節。 ふと気づくと咲き始めているのがこの花、木槿(むくげ)。 天を向いて、厳しい日差しも梅雨の雨も何のその。 花が少なくなってくる真夏にも、茶室で大活躍。 毎日毎日、誰に頼...

今週の花

研究所玄関の今週の花。 桧扇(ひおうぎ)水仙、河原なでしこ、九蓋草(くがいそう)。 豪華な花よりも、なんとなく心を和ませてくれるこんな花が落ち着きます。
美術館・博物館

21世紀に生きる君たちへ 司馬遼太郎記念館

引き続き、司馬遼太郎記念館。 さて、企画展である「21世紀に生きる君たちへ」。 展示用ディスプレイとして、「21世紀に生きる君たちへ」の全文、そして、司馬が好んで使っていたという色鉛筆で校正されたゲラ原稿などが展示されていた。 何度も読んだ...
美術館・博物館

司馬遼太郎記念館

東大阪市にある司馬遼太郎記念館にいってきた。 いつの頃からか歴史小説が面白くなり、著作のすべてを読んでみたいとさえ思っているくらいで、かねてから一度訪れなくてはと思っていた。 ちょうど、「21世紀に生きる君たちへ」の企画展を10月28日まで...
京都

つばめは益鳥か害鳥か?!

一般には、つばめは害虫を駆除してくれる益鳥であると子供のころ学習し、大切にしてきた。 また、初夏と共に飛来し田植えの済んだ田園を低空飛行しているつばめは、美しい初夏の風物詩である。 その反面、今年の夏はここ天龍寺では燕害に悩んでいる。 玄関...

未草-ひつじぐさ-

未草(睡蓮)の季節ですね。 朝開いて、夕方には閉じる事から、エジプトでの花言葉は、「復活」です。国花でもあります。 太陽信仰があり、水を大切に思う人々にとってはまさに、慈しむべき花であったのでしょう。 ツタンカーメン王の墓の中にも、ブルーの...