4.スタッフ便り

自坊つれづれ

お仏壇の購入

つい先日、自坊の檀家の独居老人のAさんの家に、年忌にあわせて購入された新しいお仏壇の開眼に出かけた。 今まではご縁のある方から譲ってもらっておられた古いお仏壇で、宗派様式が禅宗とは違うものだったので、それを処分して、新しいお仏壇にされたのだ...

半夏生(はんげしょう)の季節

「夏至から数えて11日目(現在は、天球上の黄経100度の地点を太陽が通過する日となっているそうだ)、だいたい7月2日~七夕頃までの間の日を、半夏生と言ってね、この花は、その頃にちょうど花を咲かせて、花のすぐ下の葉が白くなるから、半化粧とも言...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№10-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 今回の花は、皆さんも日本でよくご覧になられる花かと思います。 アガパンサス・...

韓国 -ソウルの宗廟(チョンミョ)-

朝鮮王朝(李氏朝鮮)歴代の国王とその妃を祀るための祖廟。朱塗りの柱が林立する長大な正殿の南に石敷きの前庭が広がる。厳格な儒教様式で建てられており、質朴そのものの空間だ。余計な装飾は一切ない。おまけに正殿の背面は磚(レンガ)積みであった。 細...
京都

三室戸寺の紫陽花

西国観音霊場第10番札所、三室戸寺を訪れた。 どなたでも、あじさいの寺としてこの寺の名前はご存知であろうと思う。 ただ、その寺の縁起となると私も全く知らなかった。 実は本山修験宗の別格本山だそうな。約1200年前に、三室戸寺の奥、岩淵より出...
禅の寺

北鎌倉 東慶寺

臨済宗円覚寺派、松岡山東慶寺を訪れてきました。 研究所発刊の季刊誌『禅文化』に、今年の10月秋号より4回に亘って、東慶寺の寺庭婦人さんのエッセイが連載される予定です。 そんなご縁もあって、寺庭婦人さんによるブログ「まつがおか日記」がある事を...
自坊つれづれ

燕の巣立つころ

各地が梅雨入りしたという。 今年の梅雨は入りが遅いが、その期間も短いらしい。じめじめした季節は心地よくないので、それはうれしいことではある。 毎年5月、自坊の玄関に燕が巣作りにやってくる。去年巣だった子燕達が戻ってきて巣作りをするのだとか言...
京都

京都の「石舞台」蛇塚古墳

修学旅行で奈良県明日香村にある石舞台古墳を訪れた人も多いだろう。古墳の盛り土が失われ、巨大な横穴式石室の石材が露出していることで有名だ。蘇我馬子の墓との説もある。その不思議な光景は、被葬者の権勢を現わすとともに、古代の土木技術水準の高さをも...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№9-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...
京都

今宮神社

大徳寺のお隣にある、「あぶり餅」で有名になった感のあるこの今宮神社。 修学旅行生やその他観光で来ている方の中には、あぶり餅だけを食べて神社にはお参りもせずに帰る人がいるほど・・・。確かに、あぶり餅にも疫病祓いの御利益があると言いますが、お参...
京都

緑濃い賀茂川

新緑の時期には、まだ柔らかい若葉を思わせる淡い緑色のこの景色が、この時期になると力強い濃い緑の世界になります。 いつ見ても「あぁ、いいなぁ・・・」と思う京都の風景です。

伊勢神宮の朝

朝のお伊勢さんの空気は格別だ・・・とのお誘いを受けて、久々にお伊勢参りへとでかけた。 参道に立ち並ぶ店の軒には、燕の巣だらけ。まだ観光客も訪れていない朝、親燕達がせわしなく餌を求め飛び交う。 天照大神をお祀りする内宮への道は、朝8時半頃とい...
チベットの草花

Flowers and Plants in Tibet -№10-

禅文化研究所客員研究員・李建華さんのご子息、叡(えい)さん による、チベットの草花の写真です。 チベットの厳しい自然の中でも、草は根を張り、美しい花を咲かせます。 専門家さえその品種を特定するのが難しい植物もあるとの事で、植物の詳しい説明は...
京都

下鴨神社

ここ、下鴨神社の参道は、御手洗川と泉川の間にあり、その周りには平安時代以前からの原生林、糺の森に囲まれています。 数多くの大木の間から柔らかい日差しが差しこみ、小川の流れがキラキラと・・・京都に住む人達の憩いの場となっています。 世界遺産に...
滋賀

信長忌

425年前の天正10年(1582)6月2日、明智光秀の謀叛により、京都の本能寺で織田信長は自刃した。その直後、安土城は謎の出火により消失したという。築城してまだ3年が経ったばかりであった。 今はその城址を残すばかりで、天下の名城と呼ばれたそ...