4.スタッフ便り

美術館・博物館

香雪美術館 「悉有仏性」展

時々、本ブログで書かせていただいている弊所のデジタルアーカイブズ事業での調査。この調査に、時折お手伝いいただいている外部の美術館の学芸員の方が数名おられるのですが、その中のお一人が担当されている展覧会をご紹介します。 神戸市灘区御影にある香...
滋賀

安土城摠見寺 信長公毎歳忌

去る6月2日は、かの織田信長公の忌日。今年も、安土城址にある信長公の菩提寺・摠見寺にて毎歳忌が営まれました。 私は近隣寺院でもあり、普段から摠見寺の和尚さんには、自坊の法務に御加担いただいていることもあり、毎年、何らかの役配に割り当てられて...

今週の花 2017/5-2

昨日は、弊所の役員会(決算理事会)でした。会場は研究所ではなかったのですが、事前に九州から理事長が見えるので、弱っていた花を入れ替えました。例によって「お花係」の仕事です。 紫の菖蒲に続いて、最近は白い菖蒲が元気に花を咲かせ始めました。まだ...

今週の花 2017/5

京都では5月なのに真夏日!  つい最近まで冬だったのに、あっという間に春が終わり、もう初夏。旧暦で言うと5月はまさに夏なのですが、新暦でも5月は夏と言ってもおかしくないですね。 さて、研究所の今週の花をご紹介します。毎週月曜の朝に花を持って...
滋賀

藤の寺(正法寺)

滋賀県日野町鎌掛にある正法寺(臨済宗妙心寺派)は、知る人ぞ知る藤の寺として有名です。訪れたのはゴールデンウイーク最終日の夕方。まさに閉門近き頃でした。檀家らしき方々が保存維持費用として200円を徴収されていましたが、おそらく、私が最後の訪問...
京都

妙心寺にて白隠禅師250年慶讃法要!

昨日、5月11日、臨済宗妙心寺派の大本山である妙心寺にて、白隠禅師250年慶讃法要が勤められました。 これは臨黄合議所の遠諱法要とは別に、大本山妙心寺が勤修されたものです。ブログタイトルになぜ「!」を敢えて打ったか。じつはこれが歴史的なでき...
自坊つれづれ

甘茶(あまちゃ)

自坊では旧暦で今日、花祭りを行ないます。花祭りに誕生仏に「甘茶」をそそぐのは、釈尊がお生まれになった時、天上の神々が甘露をそそがれたことに由来するそうです。でも今回は、小難しい典拠などはやめておきましょう。 実はいまどき、「甘茶」は、薬局で...
豆知識

南極老人星はカノープス?

わたしが現在読んでいる書物は、仙台藩4代藩主、伊達綱村公の『如幻三昧集』という語録です。その中に、元禄2年(1689)、江戸で作られた「老人星見(あら)わる」という題の七言絶句があります。 「老人星」は、詳しくは「南極老人星」と言い、この星...
豆知識

還暦

小生、めでたく、還暦を迎えました。60歳です。 還暦とは、干支(えと)を一周することです。 「生まれは、酉(とり)です」と簡単に言って来ましたが、干支は、十干と十二支との組み合わせですので、「酉」だけでは、本当は、不十分なのです。還暦を迎え...

研究所の花 2017/4-2

4月半ばになり、少し、自坊の庭の花も咲き代わってきました。チューリップなんかも色々咲いてきていますね。 普通のチューリップは研究所にある花器には合わないのですが、この八重のチューリップなら、玄関の埀撥の掛け花入れにどうでしょう。ちょっと大き...

日本三大なんとか

現在読んでいる江戸中期の語録に、宮城県の松島を歌って、「扶桑第一の境」という言葉が出て来ました。「日本一の景色」という意味です。 松島と言えば、京都の天橋立、広島の安芸の宮島とならんで、「日本三景」の一つに数えられ、それはそれは美しいところ...
豆知識

いろは歌

先日、奈良にあります喜光寺で、「いろは歌」に意味があるというお話を伺いました。このお寺は薬師寺の別格本山になるのだそうです。 小学生の頃に通っていた習字教室の先生に、通い始めてすぐ教えてもらい「いろはにほへとー、ちりぬるをわかー」と大きな声...
豆知識

三日の桜

世の中は 三日見ぬ間に 桜かな世の中は 三日見ぬ間の 桜かな ことわざにもなっている、有名な歌で、江戸時代の俳人、大島蓼太の歌と伝わっています。どちらが正しいのかは、もちろん分かりません。 普通の辞書は、どちらの歌も、世の中は、三日も見ない...
4.スタッフ便り

特別展「雪村-奇想の誕生」

東京芸術大学大学美術館において特別展「雪村-奇想の誕生」が開催されています。 戦国時代の画僧、雪村周継(せっそんしゅうけい)の主要作品約100件と関連作品約30件で構成される大回顧展で、弊所所蔵の「蕪図」(下の写真参照)も出品されています。...
4.スタッフ便り

4月だというのに手帳がない

新年度が始まりましたが、今年はここに至るまで手帳を買いそびれたままです。気に入ったものを探しつつ、間に合わせのつもりで某百貨店のノベルティを使っていましたが、「もうこれでいいか」という気になってきました。「これでいいか」というと語弊がありそ...